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2024-04-20 01:21:31

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年12月15日

週間マーケット展望  2014年12月15日

先週の振返り

先週は、前週末の米雇用統計の結果を好感して、週明けから堅調な動きも見られた。ただ、世界的に株価が下落する動きが続いたことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。また、急速な円売りに対する調整の動きも加わり、円は大半の主要通貨に対して上昇する動きとなった。ドル円・クロス円は週後半に値を戻す動きとなったものの、上値の重い展開が続いた。

今週の展望

今週は、日本の衆院選の結果や、日米での金融政策発表・会見が予定されており、それぞれの結果には注目したい。ただ、事前に報道されていることで、すでに思惑が交錯していることから、織り込み済みとの意見もある。そのため、大きなサプライズにはなり難いものの、一時的な動きには注意したい。そして、急速な円売りが続いたことによる調整の動きも予想されることから、やや値動きの荒い動きとなる可能性も考えられる。また、来年2月に実施予定だったギリシャ大統領選挙だが、政局不安を払拭する目的で今週17日に前倒しして投票が実施されることから、こちらの動向にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

115.46 〜 121.85

 

今週の予想

先週は、引き続き前週末の米雇用統計の結果を好感して、週明けから一段の上昇となった。ドル/円は一時121.85まで上昇し、2007年7月以来の高値を付ける動きとなった。しかし、急速な円売りに対する調整の動きや、株価下落を背景に、投資家のリスク回避の動きが強まり、ドル売り・円買いが優勢となった。ドル/円は、一時117.45まで上昇し、11月27日以来の安値を付ける動きとなった。その後は、119.50台まで値を戻す場面もあった。今週は、底固い展開が予想される。週明けは、日本の衆院選の結果を受けて動きが出る可能性が予想されていることから注意したい。ただ、年末が近づき、急速な円売りに対する調整の動きも出やすいことから、やや値動きの荒い動きが予想される。そして、17日には米FOMCの結果発表、イエレンFRB議長の会見が予想されている。特に、低金利政策に関する声明文での『相当な期間(considerabletime)』という文言の扱いが注目されている。これは、QE政策終了後の利上げまで時間に関する文言であり、結果によって利上げ時期に対する思惑が交錯することから注目したい。また、これ以外でも主要な経済指標の発表が予定されていることから、主要指標の結果にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

147.04 〜 150.59

 

今週の予想

先週は、前週末の流れを引き継ぎ、週明けから堅調な動きとなり、序盤に149.78まで上昇し、2008年10月以来の高値を付ける動きとなった。しかし、世界的な株価下落が続いたことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円を買う動きが強まった。また、急速な円売りに対する調整の動きも加わり、ユーロ/円は146.42まで下落し、11月26日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。週明けは、日本の衆院総選挙の結果を受けた動きが予想され、現状では与党の勝利で円が売られるとの予想となっている。しかし、やや織り込まれているとの見方も多く、上値は限定的と考えられる。ただ、年末に近づき薄商いとなる中で、急速な円売りに対する調整の動きが進む場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。また、米FOMCの結果を受けて、欧米の金融政策の違いが再び意識される場合には、対ドルでの一段の下げとなる可能性にも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

183.98 〜 187.84

 

今週の予想

先週は、週明けから世界的に株価が下落したことや、英国の経済指標が軒並み市場予想を下回る結果となったことから、英ポンドは主要通貨に対して軟調な動きとなった。ポンド/円は、週明けの189.70から184.98まで下落する動きとなり、11月26日以来の安値を付ける動きとなった。その後、187円台まで値を戻す動きも見られたものの上値の重い展開が続いた。今週は、上値の重い展開が予想される。週明けは、日本の衆院選の結果を受けた動きが予想される。その後は、英国の主要な経済指標が続くことから、結果には注目したい。16日には物価関連、17日は雇用統計、18日は小売売上などの英国指標の発表が予定されている。失業率は改善が予想されているが、物価や小売りは前回からの低下が予想されている。引き続き、英経済に対する懸念も残っていることから、早期の利上げ期待も後退しているため、上値は限定的と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

96.48 〜 99.98

 

今週の予想

先週は、序盤から株価の下落が続いたことや、資源価格の下落が続いたことを受けて、豪ドルは主要通貨に対して軟調な動きとなった。そして、豪州の消費者関連や雇用関連の経済指標の内容が芳しくなかったことから、軟調な展開が続いた。また、スティーブンス豪中銀総裁が、対ドルで一段の下げを容認する考えを示唆したことも圧迫要因となり、豪ドルは、対米ドルで2010年6月以来の安値まで下落し、対円では97.45まで下落し、10月31日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。引き続き、株価や資源価格の動向が影響するだろう。また、先週、豪中銀総裁が対ドルで0.75米ドルと具体的な数字を出したことから、当面はここが目標となる可能性もある。米ドル/円が118.50なら、豪ドル/円では88円台という水準であるため、圧迫要因となる可能性もある。そして、今週は、豪州の主要な経済指標の発表は少ないが、米FOMCが予定されている。ここで米国の早期利上げ期待が高まる場合には、対ドルで一段の下げとなる可能性が考えられるため注目したい。また、週明けの日本の選挙結果を受けた動きにも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.88 〜 10.51

 

今週の予想

先週は、序盤から世界的に株価が下落したことや、南アフリカの第3四半期の経常赤字の対GDP比率が予想程改善しなかったことを受けて、南ア・ランドは序盤から軟調な動きとなった。また、金生産が10ヵ月連続のマイナスとなったことも影響して、南ア・ランドは対ドルで2008年10月以来の安値をつけ、対円では週明けの10.73から10.13まで下落し、10月31日以来の安値を付ける動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。南ア国内では、国営電力会社が、計画停電を続ける方針を示したことが下押し圧力となっており、改善の兆しが見られない。そのため、今後も電力問題が南ア経済を圧迫する要因となる可能性が考えられる。そして、急速な円安に対する調整の動きや、主要株価の下落が続く場合には、ランド/円の一段の下落も可能性も想定しておきたい。また、週明けは、日本の衆院選の結果を受けて動きが出る可能性あるため注意したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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