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2024-04-19 10:49:32

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年12月8日

週間マーケット展望  2014年12月8日

先週の振返り

先週は、序盤に日本の政府債務の格下げが報道されたことを受けて、一時リスク回避の円買いに反応したものの、反応は限定的となり、その後は堅調な株価動向などを背景に、ドル円・クロス円は底固い動きとなった。米雇用統計で雇用者数の予想を大幅に上回る伸びとなったことを受けて、米国の早期利上げ期待が再び浮上したことから、ドルは主要通貨に対して上昇する動きとなった。一方、ユーロは、追加緩和、国債購入に関しては来年1-3月に判断するとECB総裁が発言したことを好感して、ユーロ買い戻しの動きも見られた。ただ、豪ドルや南ア・ランドなどの資源国通貨は、資源価格の下落を背景に、上値の重い展開が続いた。

今週の展望

今週は、比較的堅調な動きも予想される。米経済に対する先行き期待が高まったことや、日米の株価上昇を背景に、投資家のリスク志向の動きも強まっており、引き続き株価上昇などが継続する場合には、円売りの流れが続き、ドル円・クロス円は堅調な動きが続く可能性が考えられる。しかし、注目されるFOMC(16日〜17日)まで時間があることから、一旦調整となる可能性も想定しておきたい。また、急速な円安に対する要人発言にも注意が必要だろう。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

119.14 〜 122.43

 

今週の予想

先週は、週明けに円買い戻しの動きが先行し、やや軟調な動きとなった。その後は、米経済指標が市場予想を下回る結果となり、上値の重い動きが見られたものの、堅調な株価動向や米雇用統計に対する期待感からジリ高の展開が続いた。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を大きく上回る結果となったことから、ドル/円は121.69まで上昇し、2007年7月以来の高値を付ける動きとなった。今週は、底固い展開が予想される。先週の米雇用統計を受けて、利上げ開始時期の前倒し期待が高まっている。そのため、週明けから堅調な動きとなる可能性も考えられる。ただ、注目される来週のFOMCまで時間があることから、一旦ポジション調整の動きとなる可能性も想定しておきたい。そして、先週は、衆院選の公示があるなど、やや慌しさもあり、目立った要人発言もなかったが、121円台まで上昇したことを受けて、足元の円安加速に対する牽制発言にも注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

147.04 〜 150.59

 

今週の予想

先週は、日本の政府債格付が引き下げられたことや、ユーロ圏経済指標が悪化したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、ユーロ/円は序盤から軟調な動きとなった。その後も、ユーロ圏や、主要国の経済指標が悪化したことから、上値の重い展開が続いた。そして、ECB総裁の会見で、追加緩和が先送りされたことや、米雇用統計が予想外の好結果となったことを受けて、ユーロ/円は149.51まで上昇し、2008年10月以来の高値を付ける動きとなった。今週は、上値の重い展開が予想される。先週、ドラギECB総裁が、追加緩和の事実上の先送りを表明したことから、やや懸念も先送りされた感じである。ただ、エネルギー価格の下落を背景にデフレ懸念も広がっており、エネルギー価格の下落が続くようなら、一段と懸念が高まるだろう。そして、円売りの流れが続いているが、来週のFOMCを控えて調整の動きとなる可能性も考えられる。その場合、対ドルで2012年7月以来の安値圏で推移していることから、ユーロ/円の下げ幅が拡大する可能性には注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

186.29 〜 189.93

 

今週の予想

先週は、序盤から英国の経済指標が比較的堅調な結果が続いたことや、株価上昇などを受けて円売りが優勢となっていたこともあり、ポンド/円は堅調な動きとなった。そして、週末には、米雇用統計が予想を大きく上回る結果となったことを受けて、投資家のリスク選好の動きが強まり、円が売られる動きとなった。そして、ポンド/円は189.73まで上昇し、2008年10月以来の高値を付ける動きとなった。今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週英経済指標が一部で改善したものの、英中銀の四半期調査結果では、インフレ期待は約5年ぶり低水準となり、1年以内の利上げ予想は、2013年11月以来の低水準とるなど、利上げに関しては引き続き懸念が残っている。ポンド/円は、円売りの流れに押し上げられているものの、対ドルでは2013年9月以来の安値水準となっている。急速な円売りが続いたことから、やや一服となる場合には注意が必要だろう。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

99.92 〜 102.00

 

今週の予想

先週は、日本の政府債務格付けが引き下げられたことなどから、リスク回避の動きも見られ、序盤はやや軟調な動きとなった。しかし、米ダウ平均株価が連日最高値を更新する動きとなったことや、資源価格が値を戻す動きとなったことから、底固い動きが続いた。ただ、豪州中銀の金融政策発表では、低金利政策の継続が示唆されたことや、引き続き豪ドルの割高感に言及されたことを受けて、上値の重い動きとなり、レンジ内の展開が続いた。そして、週末の米雇用統計が予想以上の改善となったことから、ドル買い・円売りが優勢となり、豪ドル/円も堅調な動きとなった。今週は、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。豪州経済に懸念が残る中で、豪ドルは、対米ドルで約4年半ぶりの安値を付けるなど、主要通貨に対してはやや上値の重い展開が続いている。ただ、豪ドル/円は、円売りの勢いに押し上げられているものの、先週にはその動きが一服となっている。そして、先週資源価格が一時値を戻す動きが見られたが、週後半には再び下落となっている。特に、鉄鉱石価格は前年比50%まで下落しており、最大の貿易相手国である中国向けの鉄鉱石輸出が7ヵ月ぶりの低水準となるなど、影響が顕著に出ている。引き続き資源価格の下落が続くようなら、豪ドル相場にも影響するだろう。そして、円売りの流れが続いているが、この流れが一服する場合にも、やや注意が必要だろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

10.48 〜 10.81

 

今週の予想

先週は、日本の政府債務格付けが引き下げられたことを受けて、リスク回避の動きが強まり、序盤のランド/円はやや上値の重い展開となった。しかし、南アの経済指標が堅調な結果となったことを受けて、ランド/円は一時10.64まで上昇し、11月19日以来の安値を付ける動きとなった。その後は、堅調な株価動向を背景に上昇する場面もあったが、南アフリカの経済指標が低下したことを嫌気して、上値の重い展開が続いた。今週は、上値の重い展開が予想される。円売りの流れでランド/円は押し上げられているものの、その他の主要通貨に対しては安値圏での推移が続いている。そして、資源価格の下落が続いていることや、先週生産と新規受注が低調であることが明らかとなったことから、目先は上値の重い動きが考えられる。また、円売りの流れが一服する場合には、ランド/円は下げが加速する可能性も想定しておきたい。特に、下値のポイントである10.64割れには注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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