SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-19 23:11:19

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年9月16日

週間マーケット展望  2014年9月16日

先週の振返り

先週のマーケットは米国景気の先行き期待感や米金利上昇を背景にドル買い優勢の展開となった。米ドル円は連日直近の高値を更新し、2008年9月以来の高値水準をつけた。クロス円も米ドル円に連れて堅調な動きとなった。ただ高金利通貨は米長期金利上昇を受けて調整の動きが見られ、やや上値の重い展開となった。またスコットランドの英国からの独立是非を問う世論調査で、初めて賛成派が反対派を上回ったことを受け、英ポンドは週明け急落し、軟調な展開が続いた。

今週の展望

今週は16日、17日に米国FOMCの開催が予定されている。10月に量的緩和の終了が見込まれるなかで、早期利上げの観測が高まってきていることもあり週中にかけては堅調な展開が予想される。ただ、先週急速にドル買い・円売りが進んだことから週後半にかけては上昇一服でやや軟調になる可能性も考えておきたい。
また18日にはスコットランドで英国からの独立を問う国民投票が実施されるため、注目しておきたい。英ポンドは先週に続き、世論調査の結果に左右される展開となりそう。国民投票の結果によっては英国の先行き不透明感から英ポンド一段安となることも考えられるため注意したい。

通貨毎の展望を確認!

米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

104.20〜 108.04

 

今週の予想

先週は米国景気の先行き期待感や米金利上昇を背景にドル買い優勢となり、米ドル円が週序盤から堅調な展開となった。8日に発表された本邦第2四半期GDP(2次速報)が予想を下回り、日銀への追加金融緩和期待から円は売られやすい地合いとなった。それに加え米国長期金利が上昇したことで日米金利差拡大が意識され、米ドル円は年初来高値を更新する動きとなり、2008年9月以来の107円台乗せとなった。また黒田日銀総裁が現状の円安傾向に肯定的な発言をしたことや16-17日に米FOMCを控えていることから週後半になってもドル買い・円売りの流れは継続した。
今週は17日の米FOMCまでは堅調地合い継続が予想される。先週、米地区連銀のレポートで米利上げを後押しする内容のレポートが発表されており、FOMCまでは米国早期利上げ期待から米金利上昇を背景に米ドル円は堅調に推移すると思われる。ただその後は急速に進んだドル買い・円売りが一服する可能性もあり、やや上値が重い展開が考えられる。今週は住宅関連、物価関連の指標が予定されており、今後の金融政策の舵取りに影響を及ぼす可能性もあり注目したい。
テクニカル的に上値のポイントとなるのは、@107.40円 A108.04円 B110.68円。下値のポイントは@105.44円 A104.69円 B103.50円近辺と考える。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ高

中期

ユーロ安

長期

もみあい

週間予想レンジ

135.70 〜 140.07

 

今週の予想

先週のユーロ円は、米ドル円が年初来高値を更新する動きとなったことを背景に週明けから堅調な展開となった。136円台前半でスタートしたユーロ円は、米ドル円が2008年9月以来の高値をつけたことに連れて138円台を回復する動きとなった。今月4日のECB理事会で予想外の利下げを受けて一時135.80円まで下落していたユーロ円だが、先週の動きでその分の値幅を取り戻す動きとなった。
今週は上値の重い展開が予想される。ユーロにおいては引き続きECBが追加緩和に前向きであることからユーロの先安観は拭えない。対ドルでは2013年7月以来の安値水準にあり、1.2750ドルを割り込むとユーロ円も一段安が考えられる。またウクライナ情勢もロシアとの停戦合意はされたものの、ロシアへの追加制裁問題を巡り先行き不透明な状況となっていることもユーロ円の上値を重くすると思われる。
今週のイベントとしては16日にドイツZEW景況感調査や17日に欧州消費者物価指数などの指標が予定されており注目したい。テクニカル的には日足一目で雲を上抜けしてきているが、依然週足では雲の中での動きとなっており、今週は引き続き雲の中での推移となるか、上抜けするのか、下抜けするのかがポイントとなりそう。上値のポイントは、@139.22円 A139.70円 B140.07円、下値のポイントは、@137.00円 A135.97円 B135.80円近辺となる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

170.44 〜 172.46

 

今週の予想

先週の英ポンド円は、スコットランドの英国からの独立の是非を問う世論調査で、初めて賛成派が反対派を上回る結果となったことを受けて、週明け大きく下落して始まり3月27日以来の安値となる169.35円つけた。その後は米ドル円の上昇やイングランド銀行(BOE)のカーニー総裁が議会証言で、「利上げが必要になる時期は接近している」と発言し、利上げを示唆したことを受けて買い戻される動きとなった。週後半に実施されたスコットランドの独立是非を問う世論調査で、反対派が賛成派を上回る結果となったことも英ポンドが買い戻される要因となった。
今週は18日に注目のスコットランドの国民投票が実施される予定となっている。最新の世論調査では反対派が賛成派を上回る結果となったが、依然として反対派・賛成派が拮抗していて国民投票の結果は蓋を開けてみるまでは判らない状況であることに変わりはない。仮にスコットランドの独立が決定した場合には、英国の先行き不透明懸念から英ポンドの一段安も考えておきたい。またイベントでは16日に消費者物価など物価関連の指標をはじめ、17日に失業率などの指標発表が予定されており注目される。テクニカル的に下値のポイントとなるのが@169.35 A167.78 B166.76、上値のポイントは175.36円近辺となり、ここを上抜けると180円を目指す展開が予想される。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

96.30 〜 98.68

 

今週の予想

先週の豪ドル円は、豪州最大の輸出相手国である中国の貿易統計で、輸入額の伸びが減速したこともあり上値の重い展開となった。また米長期金利が上昇したことから高金利通貨に調整の動きが強まったことも上値を重くした。その中で豪ドル円は9月5日につけた98.68円高値から一時1.4%下落する動きとなった。ただ10日に発表された8月の雇用統計は、新規雇用者数が予想を上回り、失業率も予想以上に改善したことから豪ドル円はいったん買い戻される動きとなった。
今週は引き続き軟調な展開が予想される。利下げ観測が後退したことや目先の経済指標の改善などから9月第1週目は高値を追う展開となったものの、米長期金利の上昇傾向は継続すると思われ、高金利通貨の豪ドル円からの資金逃避の動きが出やすいと考えられる。対ドルでも3月24日以来の安値水準となっており、先週同様豪ドルは軟調推移となりそう。
今週は豪州では特に目立ったイベントはないが、13日(土)の中国の小売売上高、鉱工業生産などの結果には注意したい。テクニカルでは、下値のポイントは@97.26円 A96.86円 B96.30円、上値のポイントは98.68円がポイントとなりそう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

9.69 〜 9.89

 

今週の予想

先週のランド円は、米長期金利上昇に伴った高金利通貨及びエマージング通貨の調整を受け、対ドルで売り優勢となったことや、9日の第2四半期経常収支で赤字額が予想を上回って拡大したことを受けて、週前半のランド円は軟調な推移となった。週後半にかけては、米ドル円が2008年9月以来の円安水準となったことに連れ、やや値を戻したものの、11日の7月製造業生産が予想を下回ったことで上値の重い展開となった。
今週は16-17日に米FOMCが予定されており、引き続き米長期金利の上昇傾向が継続されることが見込まれる。よって今週のランド円は先週同様、米長期金利上昇に伴った高金利通貨及びエマージング通貨の調整によって上値の重い展開となりそう。ただし、日米金利差拡大による米ドル円の高値更新の動きには注意しておきたい。
今週のイベントとしては、17日の8月消費者物価指数、7月小売売上高、18日に政策金利発表が予定されており注目したい。テクニカルでは、上値のポイントは@9.82円 A9.89円 B9.93円近辺となりそう。下値のポイントは@9.69円 A9.65 B9.43円がポイントと考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

ご注意事項

  • お客様は、本レポートに表示されている情報をお客様自身のためにのみご利用するものとし、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、 複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 また、これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社および本情報提供者は一切の責任を負いません。
  • 本レポートに表示されている事項は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。投資にあたっての最終判断はお客様ご自身でお願いします。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.