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2024-03-29 17:31:26

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年6月2日

週間マーケット展望  2014年6月2日

先週の振返り

先週は、週明け米英市場が休場となり、取引材料に乏しい中、序盤の米ドル/円・クロス円は小動きの展開となった。しかし、その後は各国の経済指標の結果が影響してまちまちの動きとなった。米ドルは、米GDPが3年ぶりのマイナス成長となったことが影響し、軟調な動きとなった。一方、ユーロは主要国であるドイツの雇用統計の悪化や、追加緩和期待を背景に、主要通貨に対して上値の重い展開が続いた。

今週の展望

今週は、主要国の重要な経済指標、金融政策発表を控えて、神経質な相場展開が予想される。特に、6月5日のECB理事会、6月6日の米雇用統計に注目が集まっている。前回の理事会後の会見で、ECB総裁が追加緩和策の可能性を示唆したことや、その後複数の当局者の発言から、追加緩和を講じるとの見方が強まっている。また、米雇用統計では、就業者数の伸び、失業率が前回から悪化するとの予想が出ている。このほか、豪州、カナダ、英国などの金融政策発表も予定されている。金融政策には思惑も見え隠れすることから、発表されるまでは神経質な展開が続く可能性が考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

100.76 〜 102.67

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。1-3月期のGDPは天候の影響で3年ぶりのマイナス成長となったが、4-6月期には3%以上の成長が予想されていることから、中長期的には底固い展開が続く可能性が考えられる。ただ、目先的には、まちまちの経済指標結果から、指標結果に左右される可能性が考えられる。特に注目度の高い米雇用統計は、前回予想以上の大幅な伸びとなった反動が出るとの指摘や、失業率が悪化するとの予想が出ていることから、結果には注目したい。そして、5月のISM製造業、非製造業指数、5月のADP雇用報告の結果は、米雇用統計を占う上で注目されており、こちらの結果を受けて動く可能性もあるだろう。
テクニカル的には、再び200日移動平均線に近づいており、この近辺でサポートされるのか、完全に下抜けるのか注目したい。今週の200日線は、101.38〜101.46円近辺を推移することが予想される。200日線を下抜ける場合には、100.67円が次の重要なポイントとなる。上値のポイントは、@102.15円 A102.40〜102.55円(雲下限) B102.67円(雲上限)。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

136.75 〜 140.27

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。マーケットの最大の注目は、6月5日のECB理事会でECBが追加緩和策を講じるかどうかである。先週までの当局者の発言などもあり、「追加緩和を講じる」との見方が強まっている。しかし、失業率やインフレ率などユーロ圏の懸念材料が残っている中で、数少ないカードを切るのか?という疑問もある。ユーロ高に関しては、牽制発言の効果もあり高値から3%の下落となっている。そして、ここまで当局者の発言が続いたこともあり、追加緩和に対する期待も高まっている。その中で、追加緩和を決定しない場合には反発する可能性も想定しておきたい。ただ、その場合には追加緩和の可能性を示唆するなど、ハト派的な発言でユーロ高を牽制する可能性もあるだろう。金融政策の発表は6月5日であり、それまでは神経質な相場展開が続くことが予想される。
テクニカル的には、週後半に200日移動平均線を下抜ける場面もあったが、この近辺でサポートされている。今週もこのラインが意識されそうである。オシレーターのMACDは、両線の乖離幅が縮小しており、両線のクロスも近い。クロスするようなら、堅調な動きが続く可能性もあるため注目したい。上値のポイントは139.36円、ここを上抜ける場合には、一段の上昇も考えられる。その場合の上値目標の計算値は140.69円と計算できる。一方、200日移動平均を完全(終値ベースで)に下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

169.55 〜 171.98

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。景気回復に対する期待感が高まっていたものの、目先の指標悪化を受けてやや調整の動きも出ている。特に、前回の中銀の議事録において、住宅市場に不均衡リスクがあると指摘されており、先週の住宅関連の経済指標の悪化は、英経済の回復期待に対して不安を抱かせる要因となっている。今週は、週前半に英国の住宅関連の経済指標が続くことから、結果には注目したい。また、英金融政策発表や、英貿易収支、そして米雇用統計の結果にも注目したい。
テクニカル的には、先週後半に一目均衡表の雲下限を下抜けたものの、週末には雲下限ラインを上抜けている。今週の雲下限ラインは170.68円、ここを完全に上抜けるのかどうかに注目したい。ここを上抜ける場合には、雲上限の170.90〜171.49円が次のポイントとなる。また、トレンドラインが171.62〜171.27円に位置していることから、この近辺の動きには注目したい。一方、雲上限ラインを下抜ける場合には、軟調な流れが続く可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル高

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

93.28 〜 95.80

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。豪州の経済指標の結果にはややバラつきがあるものの、比較的堅調な結果が続いていることから、底固い展開が考えられる。ただ、豪経済の先行きに対する弱気な見方が一部であることや、当局者が海外からの投資減少などを背景に豪ドル相場は下落する可能性が高いと指摘していたことが引き続き圧迫材料となることから、上値も限定的だろう。そして、今週は、前半に中国の経済指標が予定されていることや、週後半は米雇用統計を控えており、結果に影響を受ける可能性があるため注目したい。
テクニカル的には、先週後半は一目均衡表の雲上限が意識され、やや上値の重い動きも見られた。今週の雲上限ラインは94.86〜95.23円、ここを完全に上抜ける場合には、一段の上昇も期待できるだろう。そして、オシレーターのMACDでは、両線の乖離幅が縮小しており、ゴールデン・クロスとなるようなら、堅調な展開が続く可能性も考えられる。また、雲上限ラインに沿って動く可能性も考えられるが、雲上限ラインと乖離する場合には、93.68円が目先の下値ポイントとなり、ここを下抜ける場合には、雲下限ラインの93.28円を目指す展開も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.51 〜 9.78

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。重要な経済指標であるGDPや貿易収支が悪化したことから、ストライキなどの国内の問題が経済を圧迫していることが明らかとなっている。このことから、軟調な展開が続く可能性が考えられる。南アフリカの経済指標では、製造業関連、電力発電・消費が発表される予定であり、結果には注目したい。そして、欧州金融政策発表や米雇用統計、中国の経済指標の発表も予定されていることから、こちらの結果にも注目したい。
テクニカル的には、先週末に一目均衡表の雲上限近辺まで下げており、雲上限を下抜ける動きとなっている。今週の雲上限ラインは9.64〜9.67円、ここを再び上抜ける動きとなるのか、軟調な展開が続くのか注目したい。軟調な展開が続く場合には、雲下限の9.51〜9.52円を目指す展開が考えられる。また、オシレーターのMACDでは、両線が下向きとなり、乖離幅が拡大傾向にあることから、両線がゼロポイントを下抜けるようなら下げ継続のシグナルとなることから注目したい。上値のポイントは9.78円、ここを上抜ける場合には、上値ラインの9.87〜9.85円を目指す可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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