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2024-04-19 09:51:47

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年5月26日

週間マーケット展望  2014年5月26日

先週の振返り

先週は、日米金利差が縮小した流れを受けて、円買いの動きが先行したことや、欧米の株価が軟調な動きとなったことを受けて、投資家のリスク回避の動きが優勢となり、週序盤の米ドル/円・クロス円は軟調な動きとなった。また、ユーロは次回ECB理事会での追加緩和観測、豪ドルは豪州経済の成長率鈍化の可能性が示されたことを背景に、それぞれ軟調な動きとなった。そして、日銀の金融政策決定会合後の会見で、黒田日銀総裁が一段の緩和に踏み込むことを示唆する発言をしなかったことから、円を買う動きが優勢となった。豪ドル/円は3月24日、ユーロ/円は2月6日、米ドル/円は2月5日以来の安値をそれぞれつける動きとなった。

今週の展望

今週の米ドル/円・クロス円は、やや上値の重い展開が予想される。先週後半は円売りが優勢となったものの、ウクライナの大統領選の結果や、欧州議会選の結果、また一部で悪化予想が出ている欧米の主要な経済指標の結果など、懸念材料があることから、それぞれの結果次第では、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられることから注目したい。また、来週にECB理事会を控えて当局者の発言や、5月26日の岩田日銀副総裁、5月28日の黒田日銀総裁の発言にも注目したい。特に、ECB当局者の追加緩和を示唆する発言や、日銀当局者の物価関連の発言は、ここまで相場を動かす要因となっていることから注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

100.76 〜 102.47

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。週明けの米国市場は、メモリアルデーのため休場となるが、休場明けから主要な米国の経済指標の発表が予定されている。5月27日の耐久財受注は、3ヵ月ぶりのマイナスが予想されており、5月30日の米GDPは、前回(+0.1%)発表後に関連指標が予想を下回る結果となったことから、マイナス成長となる可能性も考えられる。指標結果が悪化するようなら、一時的に下落する可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線がクロスしているものの、ゼロラインを上抜けない展開が続いているため、短期のストキャスティクスで見るのが有効だろう。ストキャスティクスでは、先行するラインが70%を超えてきていることから、上値はやや限定的と考えられる。目先の上値のポイントは、@102.15〜101.93円(4月高値からのトレンドライン) A102.47〜102.37円(一目均衡表の雲下限) B102.51〜102.67円(雲上限)近辺と考えられる。下値のポイントは、@101.60円 A101.20円台に位置する200日移動平均ライン B100.76円 近辺まで考えられる。Bを下抜ける場合には、100円台割れとなる可能性も想定しておきたい。そして、5月27日(±2日)は相場の流れが反転・加速する可能性が高まる日柄であることから、相場の方向性の変化にも注目したい(5/14は下げ転換、3/13は下げ加速となった)。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

137.54 〜 139.86

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。来週のECB理事会で追加緩和策が講じられるかどうかが注目されているが、懸念されていたユーロ高が解消されていることから、ECB理事会までは当局者による牽制的な発言が続く可能性も考えられる。ただ、ある程度追加策を見越した動きも出ていることから、ECB理事会を控えて様子見ムードが強まる(手が出し難い)可能性もあるだろう。そして、欧州の主要な経済指標の発表も少ないことから、先週までの下げに対する調整の動きが出る可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、先週の週央のローソク足の足型が下影線となっていることや、オシレーターのMACDで先行するラインの下げが失速していることから、上向きとなりクロスする場合には、値を戻す動きが続く可能性も考えられる。目先の上値のポイントは、@139.12円 A139.44円 B139.89〜139.96円 近辺まで想定しておきたい。下値のポイントは138.14円、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

169.82 〜 172.75

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。堅調な個人消費や企業投資を背景に、英国経済の回復が順調に進んでいることが印象付けられた。このことから、引き続き堅調な展開が続く可能性が考えられる。また、短期的には利上げに対して慎重な見方もあるが、英経済の成長が進めば、利上げを迫られる時期が近づく可能性もあることから、現状のペースでの回復が続くようなら、中長期的にも堅調な相場展開が続く可能性が考えられる。
テクニカル的には、週前半は一目均衡表の雲の中でやや方向感に欠ける動きが続いたものの、週後半は上抜けて一段の上昇となっている。そして、MACDでは、先行するラインが上抜きとなっており、両線のクロスも近いことから、堅調な動きが考えられる。上値のポイントは、@171.87円 A172.37円 B172.75円 近辺まで考えられる。また、下値のポイントは、雲上限ラインの170.64〜171.41円、ここを下抜ける場合には雲下限ラインの168.77〜169.70円までの下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

93.04 〜 95.16

 

今週の予想

今週は、もみ合いの展開が予想される。豪州経済の回復基調が鮮明になっておらず、消費者マインド指数が1年ぶりの低水準となっている。これに、最大の貿易相手国である中国経済に対する懸念も根強いことから、やや上値の重い展開が考えられる。しかし、豪中銀の低金利政策で借り入れコストが低下していることから、不動産価格を押し上げる結果に結びついており、経済対策のための追加利下げにも消極的となっている。そのため利下げ観測が後退しており、底固い動きも出ている。そして対円では、日本の当局者の発言で動く可能性もあるため、注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲の中の展開となっており、上値のポイントは雲上限の94.71〜94.92円と考えられる。また、下値のポイントは、雲下限の93.17〜93.28円となる。そして、雲を抜けた方向に一段の動きが出る可能性があることから、相場の方向性にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.64 〜 10.00

 

今週の予想

今週は、やや軟調な展開が予想される。南アフリカで発生している鉱山ストライキは、これまでで最も長期にわたっており、生産に大きな影響が出ている。南アフリカは、プラチナが世界最大、パラジウムは第2位の生産国であるが、鉱山労働者約7万人以上が1月からストライキに入っている。今回のストライキはやや複雑化しており、単純に労使問題だけではなく、業務に復帰しようとする労働者と、それを阻止するスト参加者の対立も大きくなっている。大手プラチナ鉱山のCEOは、「ストは17週目に突入し、年間生産量の3分の1が失われている」と発言しており、南アフリカ経済に影響も出始めている。今週は、5月27日に南アフリカの第1四半期GDP、5月30日に4月の貿易収支の発表が予定されている。前月の貿易収支は、マイナスに落ち込んでおり、今回の結果にも注目したい。
テクニカル的には、週央に一目均衡表の雲上限近辺まで下落したものの、この近辺でサポートされる動きとなった。目先のポイントは9.94円と考えられる。また、週足一目均衡表の雲下限が9.85円にあるため、この近辺での動きに注目したい。9.94円を下抜けるようなら、10円台を試す展開が予想される。また、下値のポイントは雲上限ラインの9.66〜9.64円近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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