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2024-03-30 01:01:34

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年5月7日

週間マーケット展望  2014年5月7日

先週の振返り

先週は、週明けから欧米の株価が上昇したことを受けて、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、米FOMCや米雇用統計を控えて様子見ムードも強く、主要通貨は狭いレンジ内の展開が続いた。その中で、米GDPが予想以上の大幅低下となったことや、独インフレ率が低下し、追加緩和策の可能性が指摘されたことから、対主要通貨で米ドルやユーロが下げる場面もあった。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが軒並み予想以上に伸びたことを好感して、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、その後の材料に乏しい中、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に、リスク回避の動きから円を買い戻す動きも見られた。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週末にウクライナ情勢の緊迫化を背景に、ややリスク回避の動きも見られたが、4者会談の合意が破られるとの懸念もあり、緊迫状態が続くようなら、株価下落、円買いの動きが続く可能性も想定しておきたい。そして、今週は欧米の主要な経済指標の発表が予定されており、特に金融政策の結果発表などには注目が集まっている。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

101.21 〜 103.40

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。先週末の雇用統計は、サプライズとなったものの、ある程度強い数字が予想されていたことから、やや値動きは限定的となった。また、米GDPがあわやマイナス成長となりかねない結果となったものの、昨年末からの寒波が影響していたことが原因である。そして、3月〜4月の経済指標の改善が目立っており、第2四半期は3.5%成長が予想されている。このことから、当面は底固い展開が続く可能性が考えられる。そして、今週の経済指標も、大半が改善予想となっている。ただ、ウクライナ情勢の緊迫化を背景に、リスク回避の動きが強まるようだと、先週末のように安全資産とされる円を買う動きが強まる可能性もあるため、動向には注意したい。
テクニカル的には、先週は一目均衡表の雲下限近辺で底固い展開が続いたものの、週末には一時雲上限を上抜ける場面もあった。しかし、上値が重く、結局雲下限近辺まで下げている。目先の下値のポイントは、@雲下限の102.24〜102.70円 A101.97円 B101.21円 近辺と考えられる。目先の上値ポイントは、@雲上限の102.84〜102.80円 A103.03円 B103.40円 近辺まで考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

139.96 〜 142.62

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。5月8日のECB理事会で、追加措置が取られるかどうか注目が集まっている。4月のユーロ圏のインフレ率が上昇したことから、追加緩和策を講じる可能性はやや後退したものの、ユーロ圏主要国のドイツのインフレ率が低下したことで再び懸念が浮上してきている。ドラギECB総裁がデフレリスク回避に必要ならば、マイナス預金金利や量的緩和などの措置を講じる意向を示唆したことが背景にある。そのため、結果やECB総裁の発言には注目したい。また、ウクライナ情勢の緊迫化が続いており、先週末も下げの要因となっていることから、引き続き動向には注目したい。
テクニカル的には、先週末のローソク足の足型が上影線となったことから、週前半は上値の重い展開が考えられる。下値は、一目均衡表の雲上限141.18〜141.50円近辺、ここを完全に下抜ける場合には、雲下限の140.01円が次のポイントとなる。そして雲下限を下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。目先の上値のポイントは、@142.47円 A142.62円 B143.47円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

171.27 〜 173.59

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。堅調な英国経済を背景に、G7の中で今年最もGDPが高くなるとの予想が出ており、年内にも政策金利を引き上げるとの期待も高まっていることから、引き続き堅調な展開が考えられる。そして、5月8日の英国の金融政策発表には注目が集まっている。政策金利などは据え置きがコンセンサスだが、スラックの規模や金利引き上げ時期に関する声明が出るのか注目したい。ただ、インフレ率が中銀目標と乖離していることから、英経済に対しては楽観的な認識を示す可能性があるものの、利上げには関しては引き続き慎重な姿勢を崩さないだろう。
テクニカル的には、もち合い上限ライン近辺で上値の重い展開が続いており、週末には上ヒゲの長いローソク足の足型となっていることから、週序盤はやや軟調な動きも考えられる。また、もみ合い時において綺麗にシグナルを出しているストキャスティクスでは、両線がデッド・クロスしており、目先の軟調な動きを示唆している。目先の下値ポイントは、@172.40円 A171.95円 B171.27円 近辺まで想定しておきたい。上値のポイントは、@もみ合い上限ラインの172.64〜172.54円 A173.47円 B173.59円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

93.56 〜 95.32

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。対米ドルでは、高値を警戒する見方も広がっている。堅調な経済指標の結果が出ているものの、依然高値圏にある豪ドルや、中国経済の懸念、ウクライナ情勢の緊迫化、米緩和策の早期終了観測など、豪ドル相場を圧迫する要因が残っている。特に今週は、豪州の貿易収支、金融政策発表、個人消費、雇用統計など、重要な経済指標の発表が予定されており、結果には注目したい。金融政策に関しては金利据え置きがコンセンサスとなっているが、前回の金融政策発表時の声明では、豪ドルの水準が高く、経済成長の効果が薄れるとしたが、ここ最近は豪ドルの水準が緩やかながら低下しているものの、前回と同水準に位置していることから、豪ドルの水準に関する声明には注目したい。また、貿易収支、雇用統計は現状では前回からの悪化が予想されている。
テクニカル的には、前週の下落に対して38.2%戻し近辺(95.18円)で上値の重い動きが続き、週後半には軟調な動きとなった。目先の下値のポイントは94.53円、ここを下抜ける場合には、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。そして、その場合の下値目標の計算値は93.56円と計算できるため注目したい。また、オシレーターのMACDでは両線の下向きが続いていることから、引き続き上値の重い展開を示唆する形が続いている。上値のポイントは95.32円、ここを上抜けるようなら、95円台後半から96円台前半までの上昇も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.57 〜 9.87

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。南アフリカの貿易・財政赤字が拡大したものの、米経済指標の発表を控えて値動きは限定的となったが、今後影響が出る可能性は考えられる。今週は、5月7日には総選挙・大統領選が予定されており、現時点では与党優勢で波乱はないと予想されているが、決定後の声明(経済政策、労働問題など)などに注目が集まっている。現行政策の維持であるなら、マーケットはネガティブな反応となる可能性もあるだろう。また、5月5日には南ア失業率の発表も予定されているが、24%台(前回24.1%)を下回るようなら、2年ぶりの低水準となることから、ポジティブな反応となる可能性もあり、結果には注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が縮小して週明けゴールデン・クロスする可能性もある。ただ、上値のポイントである9.79を完全に上抜けるのかどうかを見極めたい。上値のポイントは、@9.87円 A9.96円 B10.05円 近辺まで考えられる。一方、下値のポイントは@9.68円 A9.63円 B9.57円 まで想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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