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2024-04-23 22:19:59

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年4月28日

週間マーケット展望  2014年4月28日

先週の振返り

先週は、イースター休暇で欧州市場が休場となるなど、週序盤は新規材料に乏しく、米ドル/円・クロス円はやや小動きの展開となった。しかし、中国の経済指標が悪化したことから、中国が最大の貿易相手となる豪州や新興国、資源国通貨は軟調な動きとなった。そして、週後半には、ウクライナ情勢の緊張感が高まったことなどから、欧米の株価が軟調な動きとなり、投資家のリスク回避の動きが強まり、円が主要通貨に対して上昇する動きとなった。

今週の展望

今週は、米国ではFOMCや雇用統計の発表が予定されており、欧州の主要国でも重要な経済指標の発表が予定されていることから、指標の結果を受けて動く可能性が考えられる。米FOMCでは、QE3(緩和策第3弾)の100億ドルの追加の縮小が予想されており、米雇用関連の経済指標も改善が予想されていることから、予想通りの結果となるなら、米ドルは堅調な動きとなる可能性が考えられる。しかし、予想に反する結果となるなら、米ドル/円・クロス円は上値の重い展開が続く可能性が考えられる。また、緩和策が縮小される場合には、株価下落、それに伴う円買い戻しの動きから、クロス円はやや上値の重い動きとなる可能性も考えられる。米経済指標は、ここまで寒波の影響が確認されていたものの、その影響も薄れていることから、本格的な回復を期待する向きもあり、指標結果次第で方向性が出る可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

101.33 〜 103.37

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。今週は、米国の重要な経済指標の発表が予定されており、結果に注目が集まっている。特に、4月30日のFOMCでは100億ドルの緩和策縮小が予想されていることや、米雇用関連の経済指標の改善が予想されていることから、予想通りの結果が出るようなら、米ドル/円は一段の上昇の可能性も考えられる。しかし、予想外の結果となる場合や、ウクライナ情勢の緊張が高まる場合には、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられるため、そちらの動向にも注意しておきたい。
テクニカル的には、4月4日高値から4月11日安値までの下げに対する半値戻しのポイント(102.73円)で失速して反落となっている。そして、オシレーターのMACDでは、両線がデッド・クロスとなっていることから、目先軟調な展開も想定しておきたい。目先の重要な下値ポイントは101.33円、ここを下抜ける場合には一段の下げが考えられ、その場合の下値目標の計算値は99.93円と計算できることから注目したい。そして、上値のポイントは、一目均衡表の雲下限ラインの102.40〜102.22円、ここを上抜ければ102.73円が次の上値ポイントとなり、102.73円を完全に上抜ける場合には、103.37円が上値目標の計算値となる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

139.96 〜 142.62

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。最近のユーロ圏の経済指標は、ユーロ圏経済が緩やかに回復していることを裏付ける結果が続いているものの、一方で企業が2年1ヵ月連続で価格を引き下げたことも示されており、インフレ見通しは悪化傾向が続いている。そのため、ECB当局者からの牽制発言も出ており、ユーロの上昇により資産買い入れなどの行動が促される可能性も指摘されている。このことから、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。また、ウクライナ情勢の緊張が高まっていることも圧迫要因となる可能性もあり、動向に注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲上限ライン近辺で底固い展開が続いており、先週後半には雲の中に入り込む展開となっている。目先の上値ポイントは、@雲上限ラインの141.65〜141.24円 A142.00円 B142.62円 近辺となり、Bを上抜ける場合には143円台後半を目指す展開が考えられる。下値のポイントは、雲下限の140.01円、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

170.33 〜 172.80

 

今週の予想

今週は、底固い展開が続く可能性が考えられる。先週公表されたMPC(金融政策委員会)の議事録でも、国内経済の勢いは増しつつあり、投資への緩やかなシフトの兆候も見られ、英経済の回復が勢いを増しつつあるとの見解が示された。このことから、積極的に売り難い状況であり、調整の動きはあるものの下げに転換する可能性は低いと考えられる。ただ、英経済の好調もすでに織り込まれていることから、一段の上昇には新規の材料が必要だろう。利上げを期待する向きもあるが、インフレ率が中銀の目標からやや乖離していることから早期の利上げは期待できないだろう。そのため、中期的にも現状のレンジ内の展開が続く可能性が考えられる。
テクニカル的には、先週前半に持ち合い(シンメトリカル・トライアングル)上限ライン近辺で反転し、5波動目の上抜けとはならなかった。オシレーターのMACDで見ると、週前半にも両線がデッド・クロスとなる可能性があり、やや軟調な展開を示唆する形となっている。このことから、6波動目の調整局面は続く可能性も考えられる。目先は、持ち合い下限まで調整となるのか、半値戻し近辺で反転するのか注目したい。持ち合い下限ラインは170.33〜170.68円、そして、持ち合い上限ラインは172.75〜172.66円となる。今週上限ラインを上抜ける場合、当該パターン上の中期的な上値目標の計算値は179.18〜179.09円近辺となる。ただ、下限ラインを完全に下抜ける場合には、パターン崩壊の条件となることから注意したい。今週の下値ポイントは、持ち合い下限ラインの170.33〜170.68円と一目均衡表の雲下限ラインの170.50〜169.72円近辺と考えられ、この近辺での動きには注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

93.32 〜 95.32

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。オーストラリアの第1四半期の消費者物価指数の伸びが予想を大きく下回ったことで、豪中銀が利上げに踏み切るとの観測が後退していることもあり、上値の重い展開が考えられる。そして、豪州経済は先行き不透明であるとの見方が出ていることや、ニュージーランド中銀が利上げを決定したことでニュージーランドとの金利差が拡大しており、豪ドルがNZドルに対して下落していることも圧迫材料となるだろう。そして、今週も中国の製造業関連の経済指標が発表されることから、結果には注目したい。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅が拡大傾向にあることから、引き続き軟調な展開が続く可能性が考えられる。そして、下値の重要なポイントの94.84円を下抜けたことで、トップ形成パターンから下値目標の計算値は93.32円と計算できるため、注目したい。目先の上値ポイントは94.84円、ここを上抜けるようなら95.32円が次のポイントとなり、ここをクリアするようなら95円台後半から96円台前半までの上昇も想定できる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.50 〜 9.79

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が続く可能性が考えられる。依然として大手鉱山の労使問題が続いており、先月の貿易収支では影響が確認できなかったものの、南アフリカの鉱物生産は今年に入って低迷が続いており、2012年10月以来の低水準に落ち込むなど、明らかに影響が出始めている。そして、今週4月30日には貿易収支の発表が予定されており、その影響が出るとの懸念がある。また、電力問題も南アフリカの深刻な国内問題であるが、同じく4月30日に電力関連の指標(発電、消費)発表が予定されていることから、結果には注目したい。また、中国の経済指標の結果やウクライナ情勢の動向にも注意したい。そして、米FOMCや雇用統計の結果も影響する可能性があるため注目したい。
テクニカル的には、相場の流れが変化する可能性が高まる日柄において下方向に流れが転換し、下値の重要ポイントである9.59円を一時下抜ける場面もあった。今週は、ここを完全に下抜けるかどうかに注目したい。また、オシレーターのMACDでは、両線が下向き継続で、乖離幅がやや拡大していることから、下げ継続の可能性が考えられる。そして、下値のポイントである9.59円を完全に下抜ける場合の下値目標の計算値は9.51円となるため注目したい。また、その下には一目均衡表の雲上限ライン(9.47〜9.45円)があり、この近辺までの下げも想定しておきたい。上値のポイントは、@9.66円 A9.71円 B9.79円 近辺と考えられる。そして、現状のもみ合いは、上昇途中の小休止の持ち合いと見ることもできることから、Bを上抜けるようなら、5波動目の上抜けとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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