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2024-03-29 19:19:24

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年4月21日

週間マーケット展望  2014年4月21日

先週の振返り

先週は、週明けから株価が上昇する動きとなったことから、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、中国の経済指標が悪化したことを背景に、貴金属などの資源価格が大きく下落したことから、投資家のリスク回避の動きも強まり、やや軟調な動きとなった。特に、オセアニアなどの資源国通貨の下げが目立った。そして、中国が最大の貿易相手である「豪州」への影響が懸念され、豪ドルは米ドルや円に対して軟調な展開が続いた。その後、世界的に株価が堅調な動きとなったことや、日本政府が月例報告で景気判断を下方修正したことなどを受けて、円が主要通貨に対して軟調な動きとなった。しかし、イースター休暇を前に様子見ムードも出ており、値動きはやや限定的となった。

今週の展望

今週は、堅調な展開が予想される。中国経済の先行きやウクライナ情勢などの懸念があるものの、米国の経済指標の改善や、堅調な株価動向を背景に、米ドル/円・クロス円は堅調な展開が続く可能性が考えられる。そして、引き続き米企業決算がまずまずの結果となれば株価の上昇につながりやすく、投資家のリスク志向の動きが高まる可能性も考えられる。また、今週は米国の重要な経済指標の発表が続き、来週のFOMCと絡めた見方や当局者の発言が出る可能性もあることから、結果などには注目したい。週明けは、欧州がイースター休暇(Easter Monday)で休場となるものの、日本市場や米国市場は通常取引となる。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

99.44 〜 102.39

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が続く可能性が考えられる。懸念された米企業の決算もまずまずの結果が続いていることや、個人消費が予想以上に伸びたことによるGDPの押し上げ期待の高まりから、堅調な動きとなるだろう。そして、今週も企業決算の結果や指標結果には注目したい。特に、耐久財受注は引き続き堅調な伸びが続くと予想されており、その前に発表される住宅、製造業関連が予想以上に悪化しなければ、底固い展開が続くだろう。
テクニカル的には、先週後半に一目均衡表の雲下限近辺でやや上値が抑えられており、今週も下限ラインに沿った展開が予想される。ただ、雲下限を完全に上抜ける場合には、前回のような展開となる場合も考えられる。今週の雲下限ラインは102.49円、ここを上抜けると雲上限ラインの103.10〜103.05円が次の上値ポイントとなる。ただ、4月4日高値から4月11日安値までの下げに対する38.2%戻しのポイント(102.40円)が雲下限近辺にあることから、この近辺で上値が抑えられ下げに転換する場合には、相場の方向性に注目したい。重要な下値のポイントは101.33円、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい(その場合の下値目標の計算値は98.53円と計算できる)。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

139.96 〜 143.23

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週、インフレ率がECBの目標の2%から一段と乖離していることから、利下げの可能性を指摘する話も出ている。現状では、来月のインフレ率を見てから判断するのではないかと考えられるが、当局者の牽制発言が出る可能性もあり、要人発言などには注意したい。また、ウクライナ情勢の不透明感も圧迫材料となる可能性もあるため、上値の重い動きが考えられる。
テクニカル的には、一目均衡表の雲でサポートされており、今週も雲が下値のポイントとなるだろう。下値のポイントは@140.87〜141.67円(雲上限) A140.69〜140.01円(雲下限) B139.96円 となる。そして、Bを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは141.89円、ここを上抜けると上限ラインの143.23〜143.16円を目指す可能性が考えられる。現状では、レンジ内の展開が続いているものの、レンジを抜けると前回、前々回同様に抜けた方向に動き出す可能性が考えられることから、相場の方向性にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

170.08 〜 172.87

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。先週、英失業率が6.9%となり、英中銀の当初のフォワードガイダンスで利上げ検討開始の目安とされた7%を初めて下回った。英中銀はフォワードガイダンスを見直しており、経済の余剰生産能力が解消されるまで利上げしないとの方針を示している。そのため、影響は少ないと考えられるものの、期待感は高まっており、底固い展開が続く可能性が考えられる。ただ、4月25日の英小売売上高は、市場予想が前月比でマイナス予想となっていることから、結果には注目したい。
テクニカル的には、2月初旬に付けたボトムからの上昇途中の持ち合いパターン(シンメトリカル・トライアングル)継続中と考えられ、現状では5波動目の上昇局面と考えられる。このパターンは、上限ラインを5波動目か7波動目で上抜けることが多いため注目したい。目先の上値ポイントは、パターン上限ラインの172.87〜172.77円、ここを上抜ける場合には一段の上昇が考えられ、上値目標の計算値は179.35〜179.34円(今週上抜けの場合)となる。一方、下値のポイントはパターン下限ラインの170.08〜170.47円となる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

94.56 〜 96.51

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。今週も中国経済に対する懸念や、ウクライナ情勢が引き続き材料となり、株価や資源価格の動きに左右される展開が考えられる。特に、4月23日には中国の製造業関連の経済指標の発表が予定されており、中国経済に対する懸念が高まっていることから、結果に敏感に反応する可能性が考えられるため注目したい。また、豪中銀の議事録では目新しい内容がなく、引き続き金利据え置きで景気回復を待つスタンスと考えられるが、これ以上の豪ドル高となる場合には、当局が警戒感を強める可能性も考えられる。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線の緩やかな下向きが続いており、やや上値の重い展開が考えられる。4月4日、4月10日のローソク足の足型が上影線となったことで、その時の高値が強い上値抵抗線となっている。当面は、ここの高値96.51円、96.22円が上値ポイントとなる。一方、下値のポイントは94.84円、ここを下抜けると一段の下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.59 〜 9.87

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。ウクライナ情勢の不透明感や中国経済の先行き懸念が払拭出来ない中、資源価格が大きく下落した影響が今週も残りそうである。また、南アフリカ国内では、依然として有力鉱山会社などの労使問題や、国内の電力不足といった問題を抱えており、景気浮上の機運が明確に見えていない。ただ、5月初旬には南アフリカの地方・大統領選を控えており、経済政策などが示されるようなら、内容次第では楽観的な見方が出る可能性も想定しておきたい。また、堅調な株価動向(内外)が続くようなら、南アフリカランド/円にとっても好材料となる。
テクニカル的には、一時9.59円まで下げたものの、終値ベースで38.2%押しのポイントである9.66円で下げ止まったことから、上抜けの可能性も残している。目先の重要な上値のポイントは9.87円、ここを上抜ける場合には、一段の上昇も考えられる。その場合の上値目標の計算値は10.13円となるため、注目したい。下値のポイントは9.66円、ここを終値ベースで下抜ける場合には、9.87円を上抜ける確率が低下すると考えられる。そして、9.59円を下抜ける場合には下向きの流れが継続する可能性が考えられる。また、4月23日(±2日)は相場の流れが反転・加速する可能性が高まる日柄であることから、相場の方向性にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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