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2024-04-24 07:59:20

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年4月14日

週間マーケット展望  2014年4月14日

先週の振返り

先週は、週明けから世界的に株価が下落したことから、米ドル/円・クロス円はやや軟調な動きとなった。そして、日銀による追加の緩和策に対する期待感もある中、黒田日銀総裁が「現時点で追加緩和を考えていない」と発言したことを受けて、円を買い戻す動きが優勢となった。一方、米国では、金利引き上げ時期に関する議論がFOMCでされていなかったことが議事録で明らかとなったことから、米ドルが主要通貨に対して下落する動きとなった。米ドルは、ユーロと円に対して3月19日以来の安値を付け、対豪ドルでは2013年11月8日以来の安値を付ける動きとなった。そして、世界的に株価が下落したこともあり、円が主要通貨に対して堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。今週も株価動向に左右される展開が続く可能性が考えられ、株価の動向に注目したい。特に米国では、企業の第1四半期の決算発表が本格化する。天候悪化の影響を懸念する見方もあり、現状の株価に対する高値警戒感が広がったことが、前週の株価下落の一因にもなっている。そのため、主要企業の決算内容にも注目したい。また、ウクライナ情勢の緊迫感が再び高まっており、情勢が悪化するようなら、リスク回避の動きが強まる可能性も考えられることから、こちらの動向にも注意しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル安

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

99.44 〜 102.39

 

今週の予想

今週は、やや軟調な展開が予想される。米国の第1四半期の決算発表が本格的となるが、ここでも天候の影響が出る可能性が懸念されており、決算の結果を受けて引き続き株価が下落するようなら、米ドルの下げも続く可能性が考えられる。しかし、いずれも一時的な影響であり、最新の指標結果では天候悪化の影響が改善されていることから、今週発表される経済指標の結果が改善すれば、懸念も払拭出来るだろう。
テクニカル的には、週明けから一目均衡表の雲上限ラインを下抜けて、週後半には雲を完全に下抜ける動きとなっている。そのため、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。また、オシレーターのMACDでは、両線がデッド・クロスとなり、先行するラインがゼロポイントを下抜けている。両線が完全にゼロポイントを下抜ける場合には、下げ継続のシグナルとなることから注目したい。目先の下値ポイントは101.21円、ここを下抜ける場合には100.76円が次の重要な下値ポイントとなる。そして、100.76円を下抜ける場合の下値目標の計算値は99.44円と計算できることから注目したい。上値のポイントは、一目均衡表の雲下限ラインの102.07〜102.39円となる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

139.15 〜 142.62

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。ウクライナ情勢の緊張再燃や、世界的な株価下落が続くようなら、投資家のリスク回避の動きが継続し、ユーロ/円は上値の重い展開となる可能性が考えられる。米国の早期利上げ観測が後退したことから、米ドルが主要通貨に対して下落しており、ユーロは対米ドルで1.39ドル台まで上昇し、3月19日以来の高値を付けている。ユーロ圏経済にとって懸念される水準であり、追加緩和策の可能性を示唆するなど、要人発言でユーロ高が牽制される可能性も考えられる。そのため、やや上値の重い展開が続くだろう。
テクニカル的には、週前半に一目均衡表の雲上限ラインを下抜ける場面もあった。しかし、その後は雲上限ライン近辺でもみ合いの展開が続いている。今週の雲上限ラインは140.96〜140.81円となり、下値のポイントとなる。ここを下抜ける場合には雲下限ラインの140.21〜140.70円が次のポイントとなる。そして、雲を下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは141.12円、ここを上抜ける場合には143円台を再び目指す可能性もあるだろう。そして、4月18日(±2日)は、相場の流れが反転・加速する可能性が高まる日柄であることから、相場の方向性にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

168.51 〜 173.15

 

今週の予想

今週は、やや底固い展開が予想される。引き続き堅調な英国の経済指標結果が続いていることから、大きな下げになり難い状況が続いている。そして、今週は4月15日に英物価関連、4月16日に英失業率の発表が予定されており、注目が集まっている。特に失業率だが、予想を上回る速いペースの改善が続いたことから、中銀の金融政策の目安からは外れたものの、依然として注視されている。そして、ここ3ヵ月ほど停滞しているが、今回は前回(7.2%)から改善が予想(7.1%)されており、一部では7.0%程度を予想する向きもある。予想通りの結果となるようなら、ポンドの押し上げ材料となるだろう。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線がデッド・クロスしていることから、目先軟調な展開が考えられる。しかし、一目均衡表の雲下限が169.38円にあり、ここを完全に下抜けるかどうかに注目したい。ここを下抜ける場合には、@168.51円 A168.39円 B167.78円 が下値のポイントとなる。上値のポイント171.61円、ここを上抜ける場合には、173.15円が次の重要な上値ポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

93.90 〜 96.51

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。先週発表された豪州雇用統計や、経済指標の改善が見られたことから、経済見通しの改善を裏付ける結果となっている。まだ景気好転と判断するのは早計だが、改善に対する期待感は高まっている。そして、中銀総裁が一定期間の金利安定を示唆していることから、懸念されていた利下げに対する警戒感も払拭されている。そのため、堅調な動きが続く可能性も考えられる。しかし、中国の経済指標の鈍化を受けて、中国経済に対する懸念が高まっていることや、対米ドルで年初来高値を更新していることから、やや警戒も必要だろう。中国に関しては、4月16日に主要な経済指標の発表が予定されており、結果には注目したい。また、豪州の国内経済の改善には、豪ドルの上昇が懸念事項であり、4月15日の豪中銀の議事録で、豪ドル高に対する議論や懸念が示されている場合には、一時的に下げる場面も想定しておきたい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線がクロスしていることから、目先軟調な展開も考えられる。また、中期の周期では、もみ合いから軟調を示唆する周期となっていることから、中期的にはやや上値の重い展開が続く可能性も考えられる(想定レンジは92.50円台から96円台)。下値のポイントは@95.03円 A94.56円 B93.90円 近辺と考えられる。そして、@を下抜けた場合の下値目標の計算値は94.74円と計算できるため注目しておきたい。上値のポイントは、@95.69円 A96.22円 B96.51円 近辺となる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.54 〜 9.89

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。ウクライナ情勢の緊張が再び高まっており、投資家のリスク回避の動きも散見されている。この流れが続くようなら、南アフリカランド/円も上値の重い展開が続くだろう。また、今週発表予定の南アフリカ小売売上高が前回から低下予想となっていることから、結果には注目したい。また、資源国に影響が出る中国の経済指標の結果にも注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線が先週末にデッド・クロスとなっており、目先の軟調な展開が考えられる。下値のポイントは、一目均衡表の雲上限ラインの9.54〜9.51円となる。しかし、一目均衡表で相場の方向性を示すとされる基準線は、直近高値(9.87円)を更新しなければ2週間は横ばいが続くことから、目先の方向性は横ばいと考えられる。ただ、基準線である9.60円を下抜けるようなら、下げに転換する可能性も想定しておきたい。上値のポイントは9.86円、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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