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2024-04-19 09:34:01

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年2月17日

週間マーケット展望  2014年2月17日

先週の振返り

先週は、週明けから新興国通貨の下落を背景に、比較的安全な通貨とされる円を買う動きが優勢となり、米ドル/円・クロス円は軟調な動きとなった。その後、欧米の株価が上昇し、投資家のリスク回避の動きが和らいだことから、円売りの流れとなったものの、FRB新議長の議会証言を控えて様子見ムードも強まる展開となった。議会証言では、雇用情勢が改善すれば量的緩和の規模縮小を継続するとの姿勢を示し、米金融政策について現行政策の継続性を強調したが、労働市場の回復に対する懸念を示したことで、米ドルが主要通貨に対して下落する動きとなった。また、ECB理事が「中銀預金金利をマイナスにすることをECBが非常に真剣に検討している」と述べたと報じられたことを受けて、ユーロが大半の主要通貨に対して下落する動きとなった。その中で、英国の経済成長見通しが上方修正されたことや、年内の利上げの可能性を否定しなかったことから、英国ポンドが大半の主要通貨に対して上昇する動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。新興国通貨は、下落から一転して上昇したことや、株価が堅調な動きとなったものの、この流れが一服する可能性も考えられる。ただ、米国の経済指標の悪化を背景に、米国の緩和策の縮小ペースが鈍化するとの見方が広がる場合には、株価や新興国通貨には追い風となるが、米ドルにとなってはマイナス要因となる。そのため、米国の経済指標の結果次第で相場の方向性が変わる可能性もあるだろう。一方、英国は根強い利上げ期待を背景に、底固い展開が続き、英国の指標次第では上げ幅の拡大も期待されている。また、ユーロ圏主要国の重要な経済指標の発表が予定されていることから、各国の経済指標の結果には注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

100.02 〜 102.71

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。先週発表された米国の経済指標が悪化したことで、12月や1月の米国の天候悪化が影響していることが指摘されており、今週発表される主要な経済指標の結果も注目されている。引き続き影響が出るようだと、一段の米ドル下落の可能性も考えられる。しかし、緩和策の縮小ペースの鈍化観測が高まるようなら、株価の上昇、円売りとなり、米ドル/円は底固い動きとなる可能性もあるだろう。特に、次回FOMCの3月までは、経済指標の結果が緩和策の縮小ペースを予想する上で重要となってくる。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線がクロスしたものの、乖離幅が拡大せずに失速していることもあり、やや軟調な展開も考えられる。下値のポイントは、一目均衡表の雲下限ラインの101.46〜101.54円、ここを下抜けると100.76円がポイントとなり、ここも下抜けるようなら、下値目標の計算値の100.02円を目指す動きも想定しておきたい。上値のポイントは102.71円、ここを上抜ける場合の計算値は103.53円となる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

138.46 〜 141.27

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。ユーロ圏で3期連続のプラス成長となったことは好感できるが、その反面、依然として失業率は高水準が続いていることや、イタリアの政局不安など、マイナス要因もある。このことから、上値は限定的と考えられる。ただ、新興国通貨の下落も一服しており、株価の上昇が続く場合には対円で堅調な動きとなる可能性もあるだろう。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線がクロスとなり、上昇となった。しかし、先行するラインが失速しており下向きに転換する場合には注意したい。下値のポイントは一目均衡表の雲下限ラインの138.46円近辺となり、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは140.31円、ここを上抜ける場合には、上値目標の計算値の142.75円を目指す可能性もあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

167.21 〜 173.66

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。英中銀総裁が年内の利上げの可能性を否定しなかったことで、年後半の利上げの可能性が高まったとの見方が強まっていることから、底固い展開が続く可能性が考えられる。当分は緩和的な金融政策を続ける方針を示し、利上げの検討の条件とされる失業率7%を下回ってもすぐに利上げすることはないとも強調している。ただ、マーケットでは先取りして期待感が高まっている。今週は、2月18日に英国の物価関連、2月19日に英失業率、2月21日に英小売売上高の発表が予定されており注目が集まっている。特に、失業率の市場予想は7.1%(先週末現在)と前月から横ばい予想だが、改善するようだと期待感が更に高まる可能性も考えられる。
テクニカル的には、上値のポイントなるトレンドラインを上抜けた上、一目均衡表の転換線・基準線も上抜けて堅調な動きとなった。また、MACDで両線がクロスとなり乖離幅が拡大傾向となったことから、堅調な展開が続く可能性も考えられる。目先の上値は、一目均衡表の雲上限ラインの171.50〜170.73円、ここを上抜ける場合には一段の上昇も想定しておきたい。下値サポートは一目均衡表の基準線、転換線に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.83 〜 93.07

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。新興国通貨の下落がやや一服しているものの、豪州の雇用統計が悪化するなど主要な経済指標の悪化が目立っていることから、上値は限定的と考えられる。ただ、2月18日には豪中銀の金融政策決定会合の議事録が公開されるが、声明で「豪ドルは不快なほど高い」との文言が削除されたことが豪ドルの上昇要因となったことから、文言削除の過程が公表されれば再び材料視される可能性もあるため注目したい。
テクニカル的にはMACDで両線の乖離幅が拡大するにつれて堅調な動きとなったが、一目均衡表の雲で上値を抑えられ、2月12日から相場の方向性も反転した。MACDでは先行するラインがゼロポイント近辺で失速し、両線の乖離幅が縮小傾向にあることから乖離幅の縮小が続き、クロスするようだと一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。目先の下値ポイントは@90.92円 A90.39円 B89.83円 近辺となり、Bを下抜けるようなら一段の下げも考えられる。上値のポイントは、一目均衡表の雲上限ラインの93.07〜93.02円。ここを上抜ければ一段の上昇も期待できる。また、日柄的には、2月24日(±2日)は相場の流れが反転・加速する可能性が高まる日柄であることから、相場の方向性にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.05 〜 9.46

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。米国の経済指標の悪化が続いていることで緩和策縮小ペースの鈍化が指摘されており、新興国通貨が値を戻す動きとなっている。そのため、南アフリカランドも連れ高と見る向きも多い。しかし、鉱山ストライキなどの労使問題など、経済的、政治的な問題を多く抱えていることから、先行きの見通しは良好ではない。このことから、戻りは限定的と考えられる。南アフリカの経済指標では、2月19日の消費者物価の結果にも注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDで両線の乖離幅が拡大しており、堅調な展開が続いている。しかし、12月27日からの下げに対する38.2%戻しのポイントとなる9.39円で上値を抑えられている。また、この近辺には一目均衡表の基準線が位置しており、やや上値の重い動きとなっている。目先はここを完全に上抜けて、次のポイントとなる9.46円を上抜けるのか、またここから反落となるのか注目したい。そして、21日(±2日)は相場の流れが反転・加速する可能性が高まる日柄であることから、相場の方向性に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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