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2024-03-29 04:53:43

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2014年1月6日

週間マーケット展望  2014年1月6日

先週の振返り

先週は、年末年始で市場参加者も少なく、また取引材料に乏しい中、やや限定的な動きが続いた。その中で、黒田日銀総裁が、1月1日付のインタビューで、「2%のインフレが安定的に継続するまで緩和策を継続する」と述べたことを受けて円が売られ、米ドル/円は2008年9月以来、ポンド/円で2008年10月以来の高値をそれぞれ更新する動きとなった。その後、今月から米緩和策の縮小が開始されることが意識され、世界的に株価が下落したことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、円が大半の主要通貨に対して上昇する動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開が予想される。年が明けてから、米緩和策の縮小開始が意識され、新興国の株価や通貨が下落しており、この流れが続く可能性も考えられる。また、週末に米雇用統計の発表を控えており、雇用統計の改善が示される場合には、緩和策の追加縮小や、利上げ時期に関する議論が高まる可能性もあり、これを材料に動きが出る可能性もあるだろう。また、欧州の主要な経済指標の発表や、金融政策発表、米雇用統計前の雇用関連の指標結果などにも注目しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

102.51 〜 105.45

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米緩和策の縮小の開始が引き続き材料視される可能性があり、米ドルの上昇も期待されるものの、株価の下落を背景にリスク回避の円買い戻しの動きが続く場合には、軟調な動きも考えられる。ただ、米景気の緩やかな回復が続くとの期待感も出ていることから、米ドル/円は底固い展開となる可能性も考えられる。そして、今週末には米雇用統計の発表が控えており、更なる雇用の改善が示される場合には、緩和策の追加縮小に関する思惑から動きが出る可能性があり、結果には注目したい。
テクニカル的には、トレンドラインを先週末に下抜けたものの、底固い動きとなった。このライン(104.61〜105.29円)を完全に下抜けるかどうかに注目したい。また、オシレーターのMACDでは、両線がクロスしていることから、乖離幅が拡大する場合には下げが継続する可能性があるため注目したい。目先の下値のポイントは103.78円、ここを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは105.45円、ここを上抜ける場合には、106.55円を目指す動きも考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

140.17 〜 143.31

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。引き続き緩和策縮小が意識される場合には、利益確定の動きも加速して一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。そして、週明けからユーロ圏や主要国の経済指標の発表が予定されていることや、1月9日にはECB理事会、1月10日には米雇用統計が予定されており、結果や内容などには注目したい。
テクニカル的には、11月8日からのトレンドラインを下抜けていることや、重要な下値ポイントである142.88円を下抜けて、一段の下げとなっている。そして、オシレーターのMACDで両線がクロスし乖離幅が拡大していることから、軟調な展開が続く可能性も考えられる。目先の重要な下値ポイントは、@141.86円 A140.92円 B140.17円 となる。一方、上値のポイントは143.31円、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

169.78 〜 174.86

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。緩和策縮小開始を背景に、世界的な株価下落や、新興国通貨の下落となる場合には、安全資産とされる円を買い戻す動きが強まる可能性もあるだろう。そして、好調な英国経済を背景に、ここまで大幅上昇となった反動で利益確定の動きが強まる場合には、下げ幅が拡大する可能性も想定しておきたい。また、今週は英国の金融政策発表が予定されており、利上げ時期に関する話が出てくる(声明・要人発言)ようなら再び堅調な動きとなる可能性もあるだろう。
テクニカル的には、重要な下値ポイントである171.10円の近辺で下げ止まっており(171.06円)、目先ここを完全に下抜けるかどうかに注目したい。また、トレンドライン(171.24〜172.67円)が近いことから、ここにも注目したい。そして、MACDでは両線がクロスしていることから、軟調な流れが続く可能性もあり、乖離幅の拡大などラインの動きにも注目したい。当面は、@171.10円 A170.62円 B169.78円 が重要な下値ポイントとなる。上値の重要なポイントは174.86円、ここを上抜ける場合には176.14円が次の上値目標の計算値となる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

92.28 〜 94.22

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。今月から米緩和策の縮小が開始されることから、改めて新興国の株価や通貨が軟調な動きとなる可能性もあり、その場合には豪ドルも上値の重い展開が考えられる。また、対米ドルで値を戻す動きが続く場合には、豪ドル/円も底固い動きが続くだろう。
テクニカル的には、一目均衡表の雲下限で底固い展開が続き、雲上限を上抜ける動きとなっている。目先の上値のポイントは94.22円、ここを上抜ければ一段の上昇も考えられる。また、MACDでは両線がゼロポイントを上抜けており、上昇継続のシグナルとなっている。ただ、両線の乖離幅が縮小となる場合には注意したい。そして、1月13日(±2日)は、相場の流れが反転・加速する可能性が高まる日柄であることから、相場の方向性にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.51 〜 10.05

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。世界的な株価上昇が一服したことや、米緩和策の縮小開始が意識され、安全資産とされる円を買う動きが強まり、南アフリカランド/円は軟調な展開が続く可能性が考えられる。特に、新興国の株価動向に左右される可能性が考えられることから、株価動向には注目しておきたい。
テクニカル的には、先週後半に一目均衡表の雲を下抜けており、目先軟調な展開も考えられる。また、MACDでは両線がクロスして下向きとなっていることも下げを示唆する形となっている。目先の下値ポイントは9.74円、ここを下抜ける場合には一段の下げも想定しておきたい。上値のポイントは一目均衡表の雲下限の9.78〜9.81円、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。また、1月9日(±2日)は、相場の流れが反転・加速する可能性が高まる日柄であることから相場の方向性にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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