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2024-04-19 15:04:45

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年12月9日

週間マーケット展望  2013年12月9日

先週の振返り

先週は、週明けに発表された米国の主要な経済指標が予想以上の改善となったことや、日銀が追加の量的金融緩和を検討するとの報道が流れたこと、また日経平均株価が年初来の高値を更新したことを背景に、円売りが優勢となり、米ドル/円・クロス円は前半に高値を更新する動きも見られた。しかし、その後は、世界的に株価が下落したことを受けて、投資家が一時的避難のために円を買う動きが強まり、円が大半の主要通貨に対して上昇する動きとなった。そして、注目された米雇用統計では、市場の予想以上に改善したことを受けて、米ドルが主要通貨に対して上昇となり、株価も大きく上昇したことを受けて、クロス円も大きく上昇する動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開も考えられる。目先の注目は、米FOMCでの緩和策の縮小時期である。現状では、12月、1月、3月のいずれかで縮小が開始されるとの見方が有力だが、当初12月に発表される雇用統計次第との見方がマーケットでは広がっており、先週の統計結果を受けて12月縮小の期待が高まった。しかし、雇用統計は政府機関閉鎖の影響の反動で改善したとの見方もあり、12月縮小開始に慎重な意見も出ている。そのため、FOMCまでは再び思惑が絡む展開が続きそうだ。次回FOMCは12月18日だが、今週は要人発言に一喜一憂する可能性が考えられる。そして、先週は株価動向にクロス円が左右される展開が目立っていたことから、株価動向にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

米ドル高

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

100.96 〜 103.74

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米雇用統計の結果を受けて、米緩和策の早期縮小期待が高まったものの、今回の統計だけでは判断が付きにくい面もある。今回は、10月の政府機関一部閉鎖の影響の反動との見方もあり、一部の金融当局者が、「あと数ヵ月は雇用指標の動向を見極めたい」と発言するなど、思惑が交錯する可能性が考えられる。しかし、遅くとも来年早々か序盤には縮小が開始される可能性が高いことから、底固い展開が予想される。ただ、先週のように株価が下落する動きがあるならば、避難のために一時的に円を買い戻す動きが強まる可能性も考えられることから、株価の動向にも注目したい。また、緩和策に関連した当局者の発言にも注意したい。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅の縮小傾向が続いていたものの、先週末の上昇で横ばいとなっている。そして、今週前半に陰線が出る場合には、両線がクロスして下げを示唆する形となる可能性が考えられることから注目しておきたい。下値のポイントは101.63円、ここを下抜ける場合には(1)101.15円 (2)100.92円 (3)100.44円がポイントとなる。一方、上値のポイントは103.38円、ここを上抜ける場合には103.74円がポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

137.02 〜 141.71

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。ECB総裁が、会見で早期の追加緩和を示唆しなかったことが好感されたものの、楽観視は禁物である。11月に利下げを決定したばかりであることから、現状では様子見のスタンスである。今後の状況次第では再び話題にのぼる可能性もあるだろう。米英経済の改善が目立っており、両国とも出口戦略をにらんでいるが、ユーロ圏は追加緩和の話が出るなど、両国から遅れが目立っている。しかし、円売りの効果で、先週は堅調な動きが続いていたものの、やや円売り行き過ぎ感も懸念されている。そのため、一旦調整となる可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、MACDで乖離幅の縮小が続いていたものの、週末の急騰で乖離幅の拡大となった。しかし、チャート形状から、ブロードニング・フォーメーション型となっており、ここから別のフォーメーション型(ダイヤモンド型)に変化する可能性も考えられる。いずれも天井圏で見られる形状であることから、ここからの動きに注目したい。目先の下値のポイントは、(1)140.02円 (2)139.57円 (3)138.94円 となる。上値のポイントは141.71円、ここを上抜けると、長期の重要なポイントである143.96円を目指す展開も考えられる。また、先週末のローソク足の足型が大陽線となっており、週明けの足型が『はらみ』(先週末の高値・安値を更新しない)となる場合には、下げを示唆する形となることから、週明けの足方にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

ポンド高

長期

ポンド高

週間予想レンジ

163.52 〜 168.56

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。経済の改善が進んでおり、利上げ時期が早まっているとの見方も強く、引き続き堅調な展開が考えられる。ただ、一旦調整が入ったものの、まだ高値を警戒する見方もあることから、相場の方向性の変化には注意したい。今週は、12月10日に英国の主要な経済指標の発表が予定されているものの、やや独自材料に乏しい週である。そのため、株価動向などには注目したい。
テクニカル的には、MACDで先行するラインが失速して両線の乖離幅が縮小していたものの、先週末の上昇で先行するラインは上向きとなった。ここから乖離幅が再び拡大するのか、縮小するのか注目したい。そして、注目していたトレンドライン近辺で下げ止まっていることから、やや上向き支持である。目先の上値は169.15円、ここを上抜ければ一段の上昇が考えられ、その際の上値目標の計算値は171.35円となる。下値のポイントは165.89円、ここを下抜ける場合には、163.69〜164.37円近辺までの調整の可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

もみあい

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

91.78 〜 94.60

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。豪金融当局者の通貨高に対する牽制発言は目新しいものではないものの、将来の下落を示唆する発言もあり、積極的には買い難い状況である。政策金利に関しては、昨年1.75%、今年0.50%引き下げており、これ以上は難しいことから、牽制発言に徹しているのだろう。ただ、マーケットではやや折り込み済みであり、むしろ豪州の経済指標や、米緩和策の縮小観測、株価動向が主要材料となっている。今週は、12月10日に中国の経済指標、12月12日に豪州雇用統計の発表が予定されており、結果を受けて動く可能性があるため注目したい。
テクニカル的には、先週は、序盤に一時雲を上抜ける場面も見られたが、その後雲上限から乖離したものの、週末には再び雲上限まで値を戻している。11月最終週から雲上限が上値の抵抗となっており、ここを完全に上抜けられるかがポイントとなる。今週の雲上限は93.68〜93.32円となり、ここを上抜ける場合には、94.01円、94.60円が次の上値ポイントとなる。下値の重要なポイントは、(1)92.62円 (2)91.78円 (3)91.07〜91.07円となる。特に、(2)の近辺には、週足の雲下限(91.76円)もあり、下抜ける場合には中長期の下げトレンドも意識されることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.69 〜 10.14

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週末は米雇用統計が改善したことから、株高・円売りとなったが、米緩和策の年内縮小に関する思惑が強まると、南アフリカランド相場にも影響が出る可能性が考えられる。また、今週は、南アフリカの主要な経済指標の発表が予定されており、雇用関連、物価関連の指標結果には注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の雲を一時下抜ける場面があったものの、反発して雲を上抜けている。ただ、MACDでは両線がデッドクロスしたままであり、再びクロスして上向きとなるのか、乖離幅が拡大して軟調な動きとなるのか注目したい。特に、週明けの動きが注目される。また、雲上限ラインが下げていることから、雲上限に沿った動きとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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