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2024-03-29 01:51:19

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年11月18日

週間マーケット展望  2013年11月18日

先週の振返り

先週は、米量的緩和の縮小開始が早まるとの期待感が広がったことを背景に、日米の金利差拡大が意識され、円が主要通貨に対して軟調な動きとなった。また、FRBの次期議長に指名されたイエレンFRB副議長が指名公聴会で、力強い景気回復が達成されるまで金融緩和策を継続すると発言したことから、株価が堅調な動きとなり、投資家のリスク志向が強まったことを背景に、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。特に、景気回復基調が進展している英国のポンドは、対円で2009年8月以来の高値を付ける動きとなり、米ドル/円も9月11日以来の100.40円台まで上昇する動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い展開も予想される。引き続き「円売り」の流れが続くようなら、米ドル/円・クロス円の一段の上昇も考えられるが、先週末まで堅調な展開が続いたことから、週替わりで流れが変わる可能性にはやや警戒したい。また、急速な上昇となったことで、上値に対する警戒感が出るようなら、調整のための円買い戻しの動きもあるだろう。また、米長期金利がFF金利先物と比べてやや高いとの指摘もあり、こちらの調整が出る場合にも注目したい。そして、今週は、欧米で重要な経済指標の発表が予定されており、結果には注目したい。ただ、米国の10月分の指標は政府機関の一部閉鎖の影響が出るケースも出ており、下振れなどには注意したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

99.11 〜 101.38

 

今週の予想

今週は、堅調な流れが続く可能性も考えられる。投資家のリスク志向の動きが続く場合には、円売りの流れも続く可能性があり、堅調な展開も考えられる。ただ、米経済指標結果においては、政府機関の一部閉鎖となった10月分で影響が散見されることから、やや上値の重い動きとなる可能性も想定しておきたい。米雇用統計では雇用の改善が示され、7-9月GDPでは予想以上の強い数字となったものの、10-12月期はそれほど強くはならないとの見通しがあることから、指標結果により上値が抑えられる可能性もあるだろう。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅が拡大して堅調な展開が続いていることから、拡大が続く場合には堅調な動きが続く可能性も考えられる。上値のポイントは100.62円となり、ここを上抜ける場合には上値目標の計算値の101.38円も視野に入ってくる。ただ、先週末15日(±2日)は相場の流れが転換・加速となりやすい日柄であることから、反転となる可能性にも注意が必要であろう。そのため、短期のオシレーター指標や、MACDの両線の乖離幅縮小などに注目して、その兆候を見極めたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

134.01 〜 135.73

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。円売りが続いたことに押し上げられた形となっており、対米ドルなどではやや上値の重い動きも見られている。欧州の経済情勢は、やや回復の兆しが一部では見られるものの、まだ不安要素の方が多いのが現状である。そのため、円売りが一旦収束する場面では影響を受けやすいと考えられる。そのため、楽観視はやや禁物だろう。
テクニカル的には、週明けに一目均衡表の雲を完全に上抜けて一段の上昇となっている。また、MACDでは両線がクロスしており、一段の上昇を示唆する形となっている。しかし、上昇が急角度になっている場合には、反動も大きくなりやすいため、短期のオシレーター(ストキャスティクス、RSI-9日)も見ておきたい。上値のポイントは135.50円、ここを上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。目先の下値のポイントは、@134.91円 A134.49円 B134.01円 近辺と考えられ、Bを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

160.00 〜 163.05

 

今週の予想

今週は、堅調な流れが続く可能性が考えられる。先週は、米緩和策の継続が示唆されたことから、投資家のリスク志向が高まり、円が主要通貨に対して売られた流れが続く可能性が考えられる。ただ、英経済が予想以上の速度で好転しているものの、英中銀は成長率見通しには「下振れリスク」があり、失業率には「上振れリスク」があると慎重な見解も示されていることや、急角度の上昇となっていることは気になる点である。上昇が失速した場合の調整の動きとなる場合には、やや注意も必要だろう。
テクニカル的には、先週末に中期の目標計算値まで到達しており、この上の重要なポイントは163.05円となる。MACDでは両線の乖離幅が急速に拡大しており、上昇継続と見ることもできるが、上昇速度の速い場面には短期のオシレーター指標も見ておきたい。目先の上値ポイントは、162.27〜162.83円のライン。下値のポイントは、@160.93円 A160.66円 B160.00円 近辺となり、Bを下抜ける場合には注意したい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

92.14 〜 94.36

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開も予想される。米緩和策の継続が示唆されたことを材料に、目先堅調な展開が続く可能性も考えられる。しかし、2014年後半から2015年半ばまでの豪州の経済成長率見通しが下方修正されていることなどから、積極的には買い難い面もある。やはり、豪州経済の回復が確認されるまでは、ここからの大きな上昇は期待できないだろう。特に、前回の金融政策会合時の声明で、依然として豪ドル高への懸念が示されていることから、上昇が継続しにくい環境でもある。目先は、豪州の独自材料(経済指標結果)や、貿易で関連の深い中国の動向に注目したい。そして、11月19日の豪中銀の議事録公開においては、「豪ドル高への懸念」がどのようなトーンで示されたのかにも注目したい。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅が縮小し、クロスする可能性もあり、注目しておきたい。ただ、乖離幅が広がらない展開が続いていることから、クロスしても信頼度はやや低いと考える。目先の上値のポイントは94.16円、94.36円と考えられ、ここを完全に上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。下値のポイントは、@93.15円 A92.74円 B92.20〜92.64円。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.63 〜 10.01

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。引き続き米緩和策継続観測を背景に、南アフリカランド/円は堅調な動きとなる可能性もあるが、国内問題の影響が南アフリカの経済指標にも出ており、株価上昇や円売りの勢いが失速した時には、やや注意も必要だろう。
テクニカル的には、MACDでは、両線がクロスしており、目先の上昇を示唆する形となっている。また、先週末に一目均衡表の雲を一時上抜ける動きも見られており、雲上限の9.86〜9.90円を完全に上抜ける動きとなれば一段の上昇も考えられる。その場合には、10.01円が次の上値ポイントとなる。また、上値目標の計算値が9.99円となることから10.00円近辺がポイントとなるだろう。下値のポイントは、一目均衡表の雲下限の9.78円、ここを下抜ける場合には、一段の下げも想定しておきたい。次の下値のポイントは9.63円だが、重要なポイントとなる9.48円を下抜ける場合には、下値目標値の計算値が9.26円となることから下抜けには注意したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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