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2024-04-19 16:25:35

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年11月5日

週間マーケット展望  2013年11月5日

先週の振返り

先週は、米国のFOMCを控えてやや様子見気分も強く、序盤は小動きの展開となった。そして、FOMCでは、量的金融緩和策の継続が発表されたものの、米国の経済活動が緩やかなペースで拡大していることや、雇用市場の指標が一段の改善を示していると指摘されたことを好感して、米ドル買い・円売りが優勢となり、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。しかし、週後半は、欧米の経済指標が予想を下回る結果が続いたことや、株価が軟調な動きとなったことから、円を買い戻す動きが強まった。ただ、米ドルは年内の緩和策縮小開始に対する期待感も根強く、堅調な動きとなった。

今週の展望

今週は、主要な経済指標の発表が続くことから、結果には注目したい。特に、ECBの金融政策発表や、米国雇用統計には注目したい。ユーロ圏のインフレ率が低下したことを背景に、再び利下げ観測が高まっており、今回のECB金融政策発表では、金利が引き下げられるとの見方も出ている。金利据え置きの場合でも、ECB総裁の会見での発言に注意したい。また、米国雇用統計では、10月の政府機関閉鎖の影響が経済指標にも表れており、政府系の雇用の低迷も加わり、弱い数字になるとの見方も出ており、結果には注目したい。そして、投資家のリスク回避の動きが強まる場合には、円が再び買われる可能性もあることから、主要な経済指標の結果や株価動向などに注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

97.12 〜 99.68

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週のFOMCでは、量的緩和策の規模縮小開始が見送られたものの、声明では12月の縮小に可能性を残す内容となったことが好感されたが、このところの米経済指標は明らかに低迷している。そして、政府機関の一部閉鎖の影響で10月の指標結果の悪化が目立っている。このことから、経済指標の結果次第では、やや軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。特に、今週は11月8日に米国雇用統計を控えているが、前回から伸び幅が縮小するとの予想が出ており、注目したい。
テクニカル的には、先週後半に一目均衡表の雲下限を上抜けて上限近辺まで上昇している。雲上限を完全に上抜ける場合には一段の上昇も考えられる。そして、MACDでは両線がクロスして乖離幅が拡大しており、両線がゼロポイントを抜ける場合には、上昇継続のシグナルとなることから注目したい。目先の上値ポイントは99.01円、ここを上抜ける場合の目標計算値は99.38円となる。現状では、下げ途中の小休止持ち合い(フラッグ型)形成中と見ることもできるため、想定される上値ラインの99.37〜99.49円近辺に注目したい。そして、5波動目の下げとなる場合には、下限ライン(97.12〜97.23円)の下抜けには注意したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

131.46 〜 134.26

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。一部経済指標の改善から、域内経済はリセッションから脱却しつつあるとの見方から堅調な動きが続いていたものの、失業率が相変わらず過去最悪であることや、ユーロ圏のインフレ率が低下したことを受けて、やや後退していた利下げ観測が再び高まっている。このことから、ユーロは軟調な展開が続く可能性が考えられる。特に、11月7日にECBの金融政策発表が控えており、注目が集まっている。先週のインフレ率低下を受けて、大手金融数社が、ECBの金利予想を据え置きから0.25%の引き下げに予想を変更するなど、ユーロ圏経済に対する見方を変化させている。また、米国雇用統計など米国の主要な経済指標の発表が予定されていることから、投資家のリスク回避の動きが強まるようなら、ユーロ/円の下げ幅が拡大する可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、先週末に一目均衡表の雲上限近辺まで下げたものの、サポートされて値を戻す動きとなった。そして、ローソク足の足型が下影陰線となったことから、やや値を戻す動きも考えられる。しかし、MACDで両線がクロスして乖離幅が拡大傾向にあることから、週央までに上値のポイントとなる133.67円を抜けない場合には、再び雲上限の132.76〜132.60円を目指す展開も考えられる。そして、雲上限も完全に下抜ける場合には、雲下限の131.46円が次のポイントとなるだろう。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

156.84 〜 159.54

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。米国やユーロ圏の経済指標が予想を下回る結果が目立つ一方、英国の経済指標はまずまずの結果が続いている。先週の住宅関連の改善で、利上げ時期が早まるとの見方も強まっていることから、堅調な展開が続く可能性も考えられる。ただ、欧米の指標悪化や株価下落を受けて、投資家のリスク回避の動きが強まるようなら、ポンド/円にも影響が出る可能性も考えられるため注目したい。
テクニカル的には、先週前半と後半に下抜けを試す動きが見られたものの、一目均衡表の雲上限近辺で下げ止まり、いずれも反発している。このことから、今週の下値も雲上限(156.95円)が意識されるだろう。上値の重要なポイントは158.31円、ここを上抜ける場合には、次のポイントとなる159.54円を目指す展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

91.43 〜 94.36

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。豪州の経済指標が比較的堅調であることなどから、当面の利下げ観測が後退していることは下支え要因だが、欧米の経済指標の内容が芳しくないことや、株価の高値警戒感が出てやや上値の重い動きとなっていることは圧迫要因となるだろう。ただ、先週は、豪州の独自材料に乏しかったが、今週は11月4日に小売売上高、11月5日に政策金利発表、11月6日に貿易収支、11月7日に雇用統計など、豪州の指標発表が目白押しとなっている。特に、雇用統計の低迷が続いていることから、結果には注目したい。
テクニカル的には、一目均衡表の基準線・転換線を下抜けていることや、MACDで両線が下向きで乖離幅が拡大していることから、目先やや軟調な動きが考えられる。ただ、現状ではレンジ内の展開が続いていることから、レンジの上下どちら方向に抜けるか注目したい。レンジ上限は93.61円、下限は92.66円となり、抜けた方向に動き出すことも想定しておきたい。下値目標は、重要なポイントとなる一目均衡表の雲上限の91.81〜91.43円、上値目標は94.36円と見ている。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.60 〜 10.01

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。南アフリカ国内の労使問題が再び問題化してきている上、欧米の経済指標の悪化が続くようなら、投資家のリスク回避の動きが強まる可能性も考えられる。特に、米国では、政府機関の一部閉鎖の影響が経済指標にも表れており、今週発表される米国の経済指標の結果には注目しておきたい。また、南アフリカの労使問題では、昨年7月後半から8月に問題が悪化して、南アフリカランド相場の下落の一因となっていることから、解決するまで楽観視はできないだろう。
テクニカル的には、先週末に一目均衡表の雲下限を下抜けていることや、MACDで両線がクロスして乖離幅が拡大傾向にあることから、目先軟調な動きも考えられる。目先の下値ポイントは9.60円、ここを下抜けるようなら一段の下げも想定しておきたい。そして、その場合の下値目標の計算値は9.37円と計算できる。一方、上値のポイントは、一目均衡表雲下限の9.82円、ここを上抜けると雲上限の9.93〜9.86円が次のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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