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2024-04-24 13:26:10

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年10月21日

週間マーケット展望  2013年10月21日

先週の振返り

先週は、米国の連邦債務の上限引き上げ期限が迫る中、議会の与野党協議を見極めたいとの思惑もあり、序盤の米ドル/円・クロス円はもみ合いの展開が続いた。その中で、自国の経済指標などの結果を受けて、豪ドルや英ポンドが堅調な動きとなった。そして、米与野党協議が合意に達したことを受けて、米ドル/円・クロス円は上昇する動きとなったものの、すでに織り込み済みであり、米ドルの上昇は一時的となった。また、米緩和縮小の見送り観測が強まったとの見方が圧迫材料となり、その後米ドルは主要通貨に対して下落する動きとなった。

今週の展望

今週は、延期されていた米雇用統計が10月22日に発表されることから、注目が集まっている。既にマーケットの注目は、緩和策の縮小時期に移っている。ただ、米連邦債務の上限引き上げや、政府機関の一部閉鎖が米景気を圧迫したとの見方も出ており、当初年内の縮小開始から年明け縮小との見方も出ており、思惑が絡む展開が予想される。そのため、当事国通貨の米ドルと、影響を受けるエマージング通貨は、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。しかし、その一方で経済の改善が進んでいる国の通貨に資金がシフトする可能性もあり、各国の経済指標の結果などにも注目しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

96.58 〜 99.01

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。今週は、延期されていた米雇用統計が10月22日に組み込まれており、結果に注目が集まっている。緩和策縮小時期を左右することから、注目度は高いものの、今回の債務上限の引き上げや、政府機関の一部閉鎖が景気に影響を及ぼしたとの見方もあり、10月の指標結果を見極めてから判断される可能性もある。そのため、一部では年明けの縮小開始との見方が出るなど、米ドルを圧迫する要因となっている。そのため、個々の結果などで動きが出るものの、やや方向性が付きにくい展開が考えられる。
テクニカル的には、先週一時一目均衡表の雲を上抜ける場面もあったが、やや上値を抑えられている。また、MACDでは両線の乖離幅が縮小していることから、目先軟調な動きも考えられる。下値のポイントは、@97.35円 A96.83円 B96.58円 まで想定しておきたい。Bを下抜ける場合には、下値計算値の94.90円を目指す動きもあるだろう。上値のポイントは、雲下限の98.68〜98.56円近辺、ここを上抜ければ雲上限の98.83〜98.98円がポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

132.45 〜 135.00

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。最近のユーロ圏は、経済指標の改善など徐々に回復の兆しが見られている。ただ、高水準にある失業率などの問題もあり、当局も慎重な姿勢を崩していない。特に、ECBが利下げの可能性を排除していないと示唆していることから、ネガティブな結果が出ると、ハト派的な見方が広がる傾向がある。しかし、米国が財政や緩和策縮小などの問題を抱えていることから、対米ドルでの上昇が進んでおり、これが対円で底固い展開が続く一因となっている。そして、10月22日には、米雇用統計の発表が予定されており、緩和策縮小の時期を左右する指標の一つであることから注目したい。
テクニカル的には、MACDで両線がクロスして乖離幅が拡大していることから、目先堅調な動きが予測される。また、一目均衡表の基準線近辺でサポートされており、引き続き基準線の上側で推移するなら、この流れが続く可能性が考えられる。しかし、下抜ける場合には流れが変わる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは@134.43円 A134.73円 B134.95円、下値のポイントは@133.33円 A132.74円 B132.45円 となる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

156.45 〜 160.00

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が続く可能性が予想される。米国の債務問題や政府機関の閉鎖問題が一段落となり、緩和策の縮小に注目が移っている。ただ、米議会のゴタゴタが米景気にも影響しているとの見方も出ている。そして、延期されていた米雇用統計が10月22日に発表されるなど、米経済指標の結果には注目したい。米国経済に影響が確認されるようなら、経済の改善が進んでいることを材料に、英ポンドが堅調な動きとなる可能性が考えられる。中長期的には、先週発表された英国の雇用統計では、失業率は7.7%で横ばいだったものの、失業者数の大幅減少はインパクトが大きかった。英中銀総裁は、失業率が7%に低下するまで利上げに踏み切らないと表明しているが、失業者数の大幅減少は、英中銀の想定より速いペースで利上げにつながる水準まで低下するとの期待感を強めている。このことから、大きな悪化がなければ、底固い展開が続く可能性が考えられる。
テクニカル的には、重要な上値のポイントであった157.36円を完全に上抜けたことから一段の上昇となっている。そして、一目均衡表の基準線・転換線を上抜けていることや、MACDで週明けにも両線がクロスすることから、堅調な展開が続く可能性が考えられる。上値のポイントは158.82円、ここを上抜ければ、160円台乗せを再びトライするだろう。一方、下値のポイントは157.08円、ここを下抜ける場合には156.45円近辺までの下げも想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.73 〜 94.44

 

今週の予想

今週は、10月23日に発表される豪州の消費者物価に注目が集まっている。ここでネガティブな結果となるようなら、再び利下げの可能性が浮上することも考えられるため注目したい。そして、米国の緩和策縮小に注目が再び集まる場合には、新興国通貨下落との連想から、中期的には豪ドルも上値の重い展開となる可能性も考えられる。
テクニカル的には、重要な上値のポイントである94.44円を上抜けており、引き続き堅調な展開が予測できる。94.44円を上抜けたことによる中期的な目標値計算では98.70円と計算できるため注目したい。ただ、再び94.44円を下抜ける動きとなるようなら、一旦軟調な動きとなる可能性も想定しておきたい。下値の重要なポイントは93.25円、ここを下抜ける場合には流れが変わるケースもあるだろう。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.84 〜 10.10

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米国の財政問題が与野党合意したものの、緩和策の縮小問題がクローズアックされることから、新興国通貨の南アフリカランドは影響を受ける可能性が考えられる。また、南アフリカ国内の諸問題も進展が見られないことも、南アフリカランドの上値を抑える要因となるだろう。そして、10月22日には延期されていた米雇用統計が発表される予定であり、この結果を受けて月末のFOMCでの緩和策縮小の議論につながることから、結果やその後の要人発言には注目しておきたい。
テクニカル的には、ローソク足の足型でコマ足が続いており、上下どちらに抜けるのかに注目したい。上値は10.03円、下値は9.91円がそれぞれのポイントであり、抜けた方向に一段の動きが出る可能性が考えられることから注目したい。上抜けた場合には、10.10円が次のポイントとなり、下抜ける場合には9.84円が重要なポイントとなる。特に、一目均衡表では雲上限が9.82〜9.86円にあるため注目したい。また、10月25日(±2日)は相場の方向性の転換・加速が高まる日柄であることから、週後半から週明けの方向性にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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