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2024-04-24 15:29:02

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年10月15日

週間マーケット展望  2013年10月15日

先週の振返り

先週は、米国の財政問題に対する先行き警戒感を背景に、世界的に株価が下落したことを受けて、投資家のリスク回避の動きが強まり、安全資産とされる円を買う動きが優勢となった。そのため、週序盤の米ドル/円・クロス円はやや軟調な動きが続いた。しかし、週後半には、共和党が債務上限を短期間引き上げる妥協案を提案するなど、与野党協議が進展するとの観測から株価が上昇となり、円が主要通貨に対して売られる動きとなり、米ドル/円・クロス円は週末まで堅調な動きが続いた。

今週の展望

今週は、10月17日が連邦債務の上限引き上げ期限であることから、ここまでに与野党協議で合意されるのか注目が集まっている。現状の注目点は、野党共和党が出した6週間の短期の債務上限の引き上げを、オバマ政権がのむかどうかである。そして、合意されれば米ドル/円・クロス円の上昇が見込めるものの、来月には再び問題となることを考えると、上昇は一時的となる可能性も考えられる。また、一部で予算的には10月後半まで余裕があるとの見方もあり、このことから、10月17日の期限までに合意できない可能性を指摘する向きもある。そのため、米与野党の要人発言などには注目したい。そして、米政府機関の一部閉鎖が続いていることから、米国の主要な経済指標の発表が延期されているが、今週は欧州などの主要な経済指標の発表が予定されており、マーケットの中心材料は米国の債務問題だが、こちらの結果にも注目しておきたい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

97.35 〜 99.18

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が考えられる。連邦債務上限の引き上げ期限である10月17日までに合意されるとの見方から、堅調な展開が続いており、週序盤はこの流れを引き継ぐ可能性が考えられる。ただ、政治的な思惑が絡んだ様相を呈していることや、予算的には10月末まで時間的余裕があるとの見方も出ており、与党側・野党側の要人発言で一喜一憂する展開が続くだろう。そのため、合意が決定されるまでは注意が必要だろう。
テクニカル的には、先週序盤に相場の方向性が転換して、一目均衡表の雲下限を上抜けており、目先雲上限の98.68円を上抜けるかどうかに注目したい。ここを上抜ける場合には、一段の上昇も考えられる。また、MACDでは両線がクロスしていることから、目先堅調な動きも予測できる。上値のポイントは99.07円から99.18円に注目したい。ここを完全に上抜ける場合には上昇継続の可能性も考えられるが、ここで失速する場合には、注意しておきたい。中期的な下げの流れによる下値の計算値は94.90円であり、現状では下げ途中の戻しとも考えられる。99.18円のポイントを抜ける場合には下向きの流れが崩れる可能性もあるが、失速する場合には注意したい。その場合には、一目均衡表の雲下限や、下値の重要なポイントである96.58円などの重要なポイント通過に注目したい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

131.61 〜 134.00

 

今週の予想

今週は、米国の財政問題の行方が焦点となるものの、議会の駆け引きが続いていることや、思惑が交錯していることから、先週同様に要人発言や噂などに左右される展開も予想される。また、ドイツ中銀が第3四半期の成長が鈍化したとの認識を示しており、その要因の一つがユーロ圏の失業率が過去最悪に近い水準であると指摘されている。今週は、ユーロ圏や欧州主要国の重要経済指標の発表が予定されており、独中銀の指摘を裏付ける結果が続くようなら、上値の重い展開が続く可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅が縮小しており、クロスが近いことから、目先堅調な展開が続く可能性も考えられる。目先の上値ポイントは、@133.60円 A134.00円 B134.95円、一方下値のポイントは@132.45円 A131.61円 B131.14円 近辺まで考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド高

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

154.73 〜 158.85

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が続く可能性が予想される。最近の経済指標の結果から、7-9月期も好調なサービス業などに支えられて、3四半期連続のプラス成長となるとの観測が広がっており、追加刺激を見送る姿勢は一段と強まると見られている。引き続き景気回復の兆しがみられる英ポンドは、底固い展開が続く可能性が考えられる。ただ、米財政問題の影響で動く可能性もあるため、注意はしておきたい。今週は、10月15日に物価関連、10月16日には失業率と重要な英国の経済指標が発表されることから注目したい。英中銀は、失業率が7%を下回るまでは、過去最低金利と量的緩和の規模を維持すると表明しており、失業率が今後の金融政策の方針を左右する指標であることから、特に注目したい。
テクニカル的には、ダブルトップのパターンの下値計算値だった154.74近辺で下げ止まり(157.73円)反転している。現状では、MACDで両線の乖離幅が縮小し、先行するラインが失速していることから、乖離幅の縮小が続けば、堅調な流れが続く可能性が考えられる。目先のポイントは157.36円、ここを完全(終値ベース)に上抜ける場合には一段の上昇も想定しておきたい。下値の重要なポイントは154.73円、ここを下抜けるようなら一段の下げとなる可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

90.73 〜 94.44

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。目先の注目は、米国の債務上限の引き上げが決定され、政府機関の一部閉鎖が終了するかどうかである。決定されれば米ドル買い・円売りの流れが一旦強まる可能性も考えられる。しかし、先週発表された豪雇用統計では、新規雇用者数が予想を下回ったほか、労働参加率が約7年ぶり低水準に落ち込んだことから、上値の重い展開も考えられる。ここまでの経済指標の結果などから、豪州の利下げ観測が後退しており、豪ドルに対する強気見通しも出ていた。しかし、今回の雇用統計の結果を受けて、強気見通しがやや後退している。このことから、一時的な上昇もあるだろうが、上値の重い展開が続く可能性も考えられる。
テクニカル的には、やや底固い動きが続き、MACDで両線の乖離幅が縮小し、クロスが近いことから、堅調な動きも考えられる。目先の上値は@93.57円 A94.10円 B94.44円 近辺、そしてBを上抜けるようなら一段の上昇が考えられ、中期的な目標値計算では98.70円と計算できるため注目したい。一方、下値のポイントは@91.79円 A91.20円 B90.73円 となり、Bを下抜ける場合には一段の下げとなる可能性も考えられ、下値の計算値は89.33円となる。また、17日(±2日)は、相場の流れが転換・加速する可能性が高まる日柄であることから、相場の方向性の変化にも注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.60 〜 10.10

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。マーケットの注目は、米債務問題の行方となっており、それ以外の材料がやや目立たなくなっている。南アフリカ国内では、大手鉱山のストライキが続いていることや、南アフリカ製造業関連の経済指標が市場予想を大きく下回り、2012年3月以来の低水準となるなど、懸念要因が残っている。10月17日が米国の債務上限の引き上げ期限となっており、もう一波乱も考えられる。そのため、南アフリカランドも一喜一憂する動きとなる可能性も考えられる。
テクニカル的には、上値の重要なポイントだった一目均衡表の雲上限の9.82円を上抜けて一段の上昇となった。MACDでは、両線の乖離幅が縮小してクロスしていることから、目先は堅調な動きも考えられる。上値のポイントは9.97円、ここを上抜ける場合には10.10円が次の上値のポイントとなる。一方、下値のポイントは雲上限の9.82円、ここを下抜ける場合には一段の下げも想定しておきたい。そして、9.60円を下抜ける動きとなる場合には、下値の目標値計算では9.19円と計算できるため注目したい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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