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2024-03-29 10:24:55

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年9月30日

週間マーケット展望  2013年9月30日

先週の振返り

先週は、米国の量的緩和縮小に関する先行き不透明感や、連邦債務上限引き上げ問題への警戒感が強いことから、米ドルが主要通貨に対して売られやすく上値が重い展開となった。日本の法人税率引き下げに関して「早急に検討」する方向で調整との報道を受けて、一時、円が売られる動きとなったが、麻生財務相が否定的なコメントをするなど、日本政府の足並みが揃っていないことを露呈し、再び米ドル/円は軟調な動きとなった。また、欧米株価が下落したことから投資家のリスク回避の動きが強まり、クロス円もやや上値の重い動きとなった。

今週の展望

今週は、10月1日に日銀短観が発表される。今回の日銀短観の発表後に、安倍首相が消費税増税に関する判断を行う予定であるだけに注目が集まっている。3%の引き上げを実施することは、ほぼ既定路線となっていることから、同時に示されると見られている5兆円規模の経済対策や税制措置が焦点となってくる。欧州では金融政策決定会合が予定されており、ドラギECB総裁が、さらなる金融緩和政策について発言するかどうか注目しておきたい。そして、週末には米雇用統計がある。先日のFOMCで、バーナンキFRB議長が緩和縮小を見送った理由として、失業率が高止まりしていることなどをあげていることから失業率、また、前回・前々回と雇用者数の結果が予想を下回っていることから、結果に注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

96.76 〜 100.00

 

今週の予想

今週は、先週に引き続き、上値の重い展開が予想される。10月1日に安倍首相が消費税増税に関する判断を下すとともに、5兆円規模の経済対策が示されると見られている。経済対策の中身に焦点があてられるが、材料出尽くし感からの売りにも注意したい。米国要因としては、引き続き、連邦債務上限引き上げ問題や経済指標の結果が注目されるだろう。雇用関連の結果、特に週末の米雇用統計も緩和策の時期を計る上でのファクターになることから注目しておきたい。
テクニカル的には、先週下落したものの、重要なラインが複合するポイント近辺で下げ止まり反発している。一目均衡表の雲上限近辺の98.06〜98.10円、ここを下回るようであれば、雲の下限近辺97.76〜80円が意識されてくるだろう。上値のポイントは99.03〜99.13円と考えられ、ここを上抜けてくる場合には、上値のポイントは、@99.36円 A99.66円 B100.00円 まで段階的に見ておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

130.14 〜 135.73

 

今週の予想

今週のECB政策金利発表は据え置き予想となっているものの、ドラギECB総裁が追加LTROの実施についての発言が出るかどうかに注目が集まっている。
テクニカルでは、フィボナッチの23.6%戻しに位置する132.59円を割ることなく戻していることから一段の上昇が見込まれるが、LTROに関する発言次第ではもう一段の下落は十分考えられる。また、前回高値が133.93円となるので、ここを超えれば直近9月19日の高値の134.95円、そして135円後半が次のポイントとなる。下値のポイントは直近の安値132.70円、ここを下回ると、131.74円、131.20円がポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

154.66 〜 161.00

 

今週の予想

今週は、週末に米雇用統計を控えているが、日銀短観やECB金融政策決定会合もあり、日本の追加経済対策の中身などにも注目しておきたい。しかし、米国の下院で、連邦債務上限引き上げ法案が可決されない場合、米ドル売り方向へ大きく動く可能性もあるので注意したい。
テクニカル的には先週の高値である160円がレジスタンスとして存在しているが、そのラインを明確に抜けてくると163円を目指す動きが考えられる。下値は先週の安値である157.35円が意識され、そこを下抜けると8月からの上昇トレンドである155円近辺が次のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.74 〜 93.54

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米連邦債務上限の引き上げ問題が引き続き重石になっていることもあるが、今週は10月1日 小売売上高、RBA政策金利発表、10月2日 貿易収支と重要な指標が多い。特に政策金利については市場のコンセンサスは2.50%据え置きだが、声明文において、追加利下げに関する言及があるかが注目されている。RBAが追加利下げに前向きな発言や、通貨高をけん制するような発言を出すと、豪ドルの下落要因になり得る。また、日本の日銀短観、米雇用統計など重要指標が目白押しなので、それらの結果に豪ドルも影響を受ける可能性が高い。
テクニカル的には、週足の一目均衡表の雲の中に再び入ってしまっているが、8月末からの上昇の38.2%戻しとなる91.39円近辺で下げ止まっている為、ここを下抜けするとまだまだ下値の余地は大きいと考える。下値のポイントは、@91.38円 A90.45円 B89.74円 となる。上値のポイントは93.01円、ここを上抜けるようなら、再び94.44円を目指す可能性も考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.23 〜 10.10

 

今週の予想

今週は、軟調な展開が予想される。週明け月曜日に南アフリカ貿易収支の発表が予定されているが、翌日から、日銀短観、RBA政策金利発表、米雇用統計と重要な指標が目白押しとなっており、結果に注目したい。
南アフリカランド/円は再び9.70円を下抜ければ、次の下値9.57円、そして2013年8月28日に付けた安値となる9.23円を目指す展開となるだろう。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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