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2024-03-29 23:17:17

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年9月9日

週間マーケット展望  2013年9月9日

先週の振返り

先週は、オバマ米大統領がシリア攻撃の承認を議会に求める方針を表明したことで、早期のシリア攻撃への懸念が後退し、リスク回避の動きが和らいだことから、安全資産として買われていた円が主要通貨に対して下落する動きとなった。また、米経済指標の内容が改善したことや、株価が上昇したことも材料視され、米ドル/円・クロス円は堅調な動きとなった。ただ、ユーロはECB総裁の発言を受けて、主要通貨に対して軟調な動きとなる場面もあった。そして、週末の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を下回る結果となったことから、米ドル/円・クロス円が大きく下落する場面もあった。

今週の展望

今週は、米議会による対シリア軍事介入の承認の是非が注目される。承認された場合には、リスク回避の動きが再び強まる可能性も考えられる。そして、承認された場合でも、軍事介入は短期間に限定されることから、リスク回避の動きも限定的だろう。ただ、国際的には反対する国もあり、最終的な判断には時間を要する可能性が考えられる。また、米雇用統計の結果を受けて、緩和策の縮小時期に関する当局者の発言にも注目したい。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

97.89 〜 100.88

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米議会では、今週からシリアに対する軍事介入の承認の是非が問われることになっており、結果に注目が集まっている。議会で承認された場合にはリスク回避の動きが強まる可能性が考えられる。しかし、国際的には反対の声もあることから、調整に時間を要する可能性も考えられる。そして、雇用統計の結果を受けて、早期緩和策縮小観測が後退したことも圧迫材料となるだろう。しかし、緩和策縮小時期に関しては、FOMCまでは思惑が交錯する可能性が考えられるため、当局者の発言などに敏感に反応する可能性も考えられる。
テクニカル的には、先週末に一目均衡表の雲下限を下抜ける場面もあったが、引けにかけて雲上限近辺まで値を戻している。このことから、今週も雲近辺の動きには注目したい。今週の雲下限ラインは98.77〜98.16円、ここを下抜けるようなら、トレンドラインの96.93〜97.13円が次の下値の重要ポイントとなる。そして、MACDにおいては、両線の乖離幅が縮小し、先行するラインが失速していることから、このラインが下向きとなる場合には軟調な流れが継続する可能性も想定しておきたい。上値のポイントは@100.23円 A100.88円 B101.54円 まで考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

128.85 〜 132.73

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。特に、米議会において、シリアに対する軍事介入の承認の是非が問われることから注目したい。また、ユーロ圏の経済が緩やかながら回復していることが明らかとなったものの、ドラギECB総裁が利下げを示唆したことから、再びユーロに対するマーケットの慎重姿勢が高まる可能性もある。もともと、高債務国の問題や、失業率の高止まりなど、懸念される問題が残っていることも、足枷の材料としてクローズアップされそうである。ただ、会見から総裁の慎重姿勢が伺えることから、過度なユーロ上昇を警戒して利下げバイアスをかけた可能性も考えられる。そのため、下値はやや限定的か。
テクニカル的には、一目均衡表の雲近辺で下値がサポートされており、今週もポイントとなるだろう。目先の下値のポイントは、@雲上限の130.45〜130.29円 A目先のトレンドライン129.87〜130.25円 B雲下限の129.39〜128.85円 近辺と考えられる。目先の上値のポイントは、@132.14円 A132.42円 B132.73円 まで想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

154.15 〜 156.44

 

今週の予想

今週は、底固い展開が予想される。引き続き英国の経済指標が堅調であることや、カーニー英中銀総裁が、失業率が7%に下がるまで政策金利を過去最低水準から引き上げない方針を示したことから、堅調な動きが継続する可能性が考えられる。ただ、シリア情勢の緊張が高まり、リスク回避の動きが強まるようなら、ポンド/円が下落する可能性も想定しておきたい。
テクニカル的には、MACDで両線の乖離幅が縮小しており、先行するラインが失速している。このことから週明けの動きに注目したい。陰線となる場合には、先行するラインが下向きとなる可能性があり、一旦調整となる可能性も考えられる。目先の下値のポイントは、@154.77円 A154.39円 B154.15円 近辺、Bを下抜けるようなら、トレンドラインの152.00〜152.76円までの下げも想定しておきたい。上値のポイントは156.44円、ここを上抜けるようなら156.77円が重要なポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

89.12 〜 93.07

 

今週の予想

先週、住宅市場改善の兆候が見られた上に、豪ドル安で豪州経済への圧力が緩和したことから、引き続き堅調な展開が続く可能性が考えられる。ただ、シリア問題に関して米議会で承認されるようだと、再びリスク回避の動きが強まる可能性も考えられるため注意したい。また、9月7日に豪総選挙が実施されるが、世論調査では、6年ぶりに政権交代となる可能性も出ており、野党党首は「経済の活性化を図る」と述べており、豪経済に対する期待も出ている。
テクニカル的には、上値のポイントであった90.12円を上抜けて一段の上昇となった。そして、一目均衡表の雲の中の展開となっている。次の上値のポイントは93.07円、この近辺に雲上限もあり、重要なポイントとなる。MACDでは両線の乖離幅が拡大しており、先行するラインがゼロポイントを上抜けている。両線が完全に上抜けるようなら、上昇継続のシグナルとなることから注目したい。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.57 〜 10.08

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週末の米雇用統計が予想を下回ったことで、米国の緩和策の早期縮小観測が後退しており、南アフリカランドにはフォローとなった。しかし、シリア問題に対する不透明感が残っていることから、やや上値の重い展開が予想される。そして、南アフリカの労使問題も一部で進展しているものの、やや懸念が残っていることも圧迫材料となるだろう。
テクニカル的には、上値のポイントとなる9.91円まで上昇しており、ここを完全に上抜けるかどうかがポイントとなる。上抜けとなれば、一目均衡表の雲下限の10.08〜9.95円が次のポイントとなる。特に、週明けは重要なラインが複合することから、注目したい。そして、MACDでは、両線が週明けにクロスして乖離幅が拡大していることから、堅調な展開が継続する可能性も考えられる。ただ、日柄的に9月10日(±2日)は、相場の方向性が転換・加速する可能性が高まる日柄であることから、相場の失速する可能性も想定しておきたい。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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