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2024-04-25 18:58:32

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年8月26日

週間マーケット展望  2013年8月26日

先週の振返り

先週は、欧米の経済指標が改善を示す内容となったことから、米ドルや欧州通貨は堅調な動きとなった。一方、米緩和策の早期縮小観測を背景に、世界的に株価の下落が続いたことから、豪ドルや南アフリカランドなどの資源国通貨や、新興国通貨は軟調な動きとなった。しかし、週末の米住宅関連の経済指標が、市場予想を大きく下回ったことから、9月の緩和策の縮小観測が後退したとの思惑から、米ドル/円・クロス円はやや軟調な動きとなった。

今週の展望

今週は、米国の主要な経済指標の発表が予定されており、結果に左右される展開が予想される。9月のFOMCで緩和策の縮小時期が決定されるとの見方があり、今週の指標結果は重要と考えられる。そして、先週末の住宅関連の経済指標が大きく予想を下回ったことから、9月に緩和策の縮小となる可能性がやや後退したとの見方が広がっており、今週の結果も悪化するようなら、米ドルが軟調な動きとなることも想定しておきたい。また、その場合には株価やそれまで対米ドルで売られていた新興国通貨が上昇する可能性も考えられる。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

96.90 〜 100.46

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週のFOMC議事録では、緩和策の縮小時期に関して「年内縮小、来年終了」では意見が一致しているものの、縮小開始時期で意見が分かれていた。このことから、9月のFOMCが重要と見られているが、それまでの経済指標の結果が重要となる。その中で、先週末の住宅販売が大幅に落ち込んだことから、ハト派的な見方が優勢となっている。そのため、上値の重い展開が続く可能性が考えられる。そして、今週は、特に重要な経済指標の発表が予定されており、指標結果に敏感に反応する可能性が考えられる。
テクニカル的には、先週後半に一目均衡表の雲上限を上抜ける場面があったものの、終値ベースで抜けていないことから、今週も雲上限が目先の重要なポイント(98.79〜98.98円)となる。また、オシレーターのMACDでは、両線がクロスして乖離幅が拡大していることから、目先の上昇を示唆している。ただ、ゼロ近辺で失速する可能性も想定しておきたい。雲を上抜ける場合には、@99.16円 A99.95円 B100.45円 が上値のポイントとなり、下値のポイントは@98.40円 A97.60円 B96.90円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ユーロ高

週間予想レンジ

130.30 〜 133.88

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。先週発表されたドイツやユーロ圏の経済指標が軒並み堅調な結果となったことで、ユーロ圏が景気後退から脱却しつつあるとの期待感が高まっている。そして、ユーロ圏全体を見ると、高失業率問題など、まだ問題は山積である。ただ、米国の緩和策の縮小時期に絡み思惑が交錯しており、多少米ドルに不安要素があることから、指標結果が改善した欧州通貨に資金が流れやすくなっていると考えられる。そして、今週は米国の重要な経済指標の発表が続くことから、結果次第ではユーロの動きにも影響する可能性が考えられる。
テクニカル的には、MACDで両線がゼロポイントを上抜けて、乖離幅が拡大していることから、堅調な展開も考えられる。ただ、8月28日(±2日)は、相場の流れが転換・加速する可能性が高まる日柄であることから注目したい。上値のポイントは132.73円、ここを上抜ける場合には133.80円を目指す展開が考えられる。一方、下値のポイントは@131.03円 A130.30円 B129.39〜130.23円と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

151.91 〜 154.67

 

今週の予想

今週は、堅調な展開が予想される。最近の英国の好調な経済指標を受けて、英国の回復期待が高まっている。また、多少の不安が残る米国と比較しても、出口に近付いていると見られている。そのため、今週も堅調な動きが続く可能性が考えられる。今週は、英国の主要な経済指標の発表がない中で、米国の緩和策縮小の行方や、欧米の株価動向などに注目したい。
テクニカル的には、先週オシレーターのMACDで両線がゼロポイントを上抜けて上昇継続となった。まだ、継続する可能性があるものの、先週末のローソク足の足型が上影陰線となっていることから、目先軟調な動きも考えられる。特に、週明け陰線となる場合には一旦調整となる可能性も想定しておきたい。下値のポイントは@153.43円 A152.67円 B151.94〜151.9円と考えられる。ここまでの調整で止まるなら、再び上昇に転じて上抜けを目指す展開が考えられるが、Bを下抜けるようなら、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。上値のポイントは154.67円、ここを上抜ければ5月の高値156.77円を目指す展開が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

87.41 〜 90.12

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。米国の緩和策縮小観測を背景に、株価が上値の重い動きとなっていることや、新興国からの資金引き揚げ観測が強まるようなら、豪ドルの上値は限定的となる可能性が考えられる。また、投機筋の豪ドル売りのポジションはピークから減少しているものの、本格的には減少してはおらず、米緩和策の縮小や、豪州の金融政策の行方次第だろう。このことから、引き続き上値の重い展開が続く可能性が考えられる。
テクニカル的には、短期オシレーターのストキャスティクスでは、両線がクロスして目先の上昇を示唆しているものの、重要な上値ポイントである90.12円を完全に上抜けるかどうかに注目したい。ここを完全に上抜ける場合には、一段の上昇が考えられ、一目均衡表の雲下限(91.19〜91.14円)を目指す展開も考えられる。また、90.12円を抜けた場合の上値計算値も91.12円となり、雲下限近辺に一致する。下値のポイントは、@88.88円 A88.47円 B87.41円 となり、Bを下抜けるようなら、一段の下げとなる可能性も想定しておきたい。その場合の下値計算値は86.70円となる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

もみあい

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

9.37 〜 10.02

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い展開が予想される。先週から南アフリカの日米欧の自動車メーカー工場で、約3万人の労働者ストが突入しており、自動車生産に影響が出ているが、南アフリカのGDPに占める自動車産業の割合は約7%。南アフリカ自動車工業会によると、業界の損失は1日当たり最大で7億ランド(67億5100万円)になるとの報告も出ている。そして、南アフリカ全国金属労組は、年間14%の賃金引き上げ、医療給付の改善、柔軟なシフトを要求しているという。また、金鉱山労組は、雇用者側との賃金交渉が行き詰まり、スト決行の可能性があるとの指摘もあり、問題が拡大するようなら、南アフリカ経済に大きな影響が出る可能性が考えられる。また、貴金属価格の下落や、米緩和策の縮小観測を背景に、新興国からの資金引き揚げの動きが出ていることも、南アフリカランドにとってはマイナス要因となるだろう。
テクニカル的には、先週末に7月24日高値からのトレンドライン上まで上昇したものの、完全に上抜けていない。今週は、このライン(9.67〜9.54円)を完全に上抜けて流れが変わるのかどうかに注目したい。上抜ける場合には、一目均衡表の雲下限の9.87〜10.02円を目指す展開も考えられる。また、オシレーターのMACDでは、先行するラインが上向き始めており、両線の乖離幅も縮小している。両線がクロスするようなら一段の上昇のシグナルとなることから注目したい。また、ゼロポイント近辺での動き(失速or両線上抜け)にも注目したい。目先の上値のポイントは@9.72円 A9.76円 B9.91円 近辺となり、下値のポイントは@9.59円 A9.37円 B9.30円 となる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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