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2024-04-23 23:52:41

マーケット > レポート > 週間マーケット展望  2013年5月27日

週間マーケット展望  2013年5月27日

先週の振返り

先週は、日銀の金融政策決定会合の結果発表と、バーナンキFRB議長の議会証言を控えて様子見気分も強く序盤は小動きの展開が続いた。しかし、週後半には、中国の経済指標の悪化をきっかけとして世界的に株価が大幅下落となったことから、投資家のリスク回避の動きが強まり、比較的安全通貨とされる円を買う動きが強まった。そして、米ドル/円・クロス/円が大きく下落となり、円はすべての主要通貨に対して上昇する動きとなった。

今週の展望

今週は、やや上値の重い動きが考えられる。株価の調整が投資家のリスク志向を後退させており、これが米ドル/円・クロス/円の下落につながっている。このことから、株式市場での落ち着きが出るまでは、やや荒っぽい動きとなる可能性も考えられる。また、バーナンキFRB議長が議会証言で、緩和策縮小に関してやや慎重な見方を示したことも影響しており、今後発表される経済指標の結果に注目したい。ここで、改善が示されるようなら緩和策縮小の期待が高まるが、結果が悪化するようなら縮小期待の後退となり、これに為替動向が影響を受ける可能性が考えられる。そして、株式市場、為替市場での急激な下げとなったことで、押し目買いの動きがある一方で、やや慎重な動きも見られる。そのため、どちらかに一方的な動きとなる可能性は小さいだろう。

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米ドル/円

見通し

短期

もみあい

中期

米ドル高

長期

米ドル高

週間予想レンジ

98.59 〜 104.47

 

今週の予想

今週は、やや上値の重い動きが予想される。緩和策縮小の可能性が示唆されたものの、足元の経済指標の悪化が続いていることから、バーナンキFRB議長発言は慎重な姿勢を崩していないように感じられる。そのため、米ドルの上値は限定的と考えられる。そして、今後発表される(次回FOMCまでの)経済指標のデータがかなり意識され、今週発表される経済指標の結果を受けて動く可能性が考えられる。特に、このところ悪化が目立っている製造業関連の指標が改善を示すかどうかに注目したい。
テクニカル的には、オシレーターのMACDでは両線がデッド・クロスとなっていることから、やや軟調な展開が考えられる。そして、下値のポイントはトレンドラインの100.88〜101.67円、ここを下抜ける場合には99.95円が重要な下値ポイントとなる。一方、上値のポイントは@102.08円 A102.59円 B103.31円 が段階的なポイントとなり、直近高値の103.74円を上抜けるようなら、2008年10月に明けた窓埋めのポイントとなる104.47円がターゲットとなる。

FX総合分析チャート 日足

ユーロ/円

見通し

短期

ユーロ安

中期

もみあい

長期

もみあい

週間予想レンジ

127.70 〜 132.87

 

今週の予想

今週は、先週の世界的な株価下落を背景とした投資家のリスク回避の動きが続くのかが注目される。その中で、ECBによる追加利下げの可能性が一部で指摘されるなど、ユーロに対する懸念材料もあることから、上値の重い展開が考えられる。ただ、株価動向が落ち着けば、米国の緩和策の縮小期待や、独経済指標の改善などが再びクローズアップされる可能性も考えられる。
テクニカル的には、重要な下値ポイントとなる131.12円を下抜けたことから一段の下げとなった。そして、MACDで両線が下向きとなり、かつ乖離幅が拡大していることから、やや軟調な展開が考えられる。下値のポイントは@129.97円 A129.00円 B127.70円 近辺まで想定しておきたい。上値のポイントは、131.12円。ここを上抜ければ、再び先週までのレンジ内の動きに戻る可能性が考えられる。中長期的には、週足で上ヒゲの長い足型となっていることから、今週の足型が注目される。

FX総合分析チャート 日足

ポンド/円

見通し

短期

ポンド安

中期

もみあい

長期

ポンド高

週間予想レンジ

148.66 〜 155.60

 

今週の予想

今週は、上値の重い展開が予想される。ここまで英国経済の回復を後押ししていた小売売上高が予想外の悪化となったことや、財政赤字が拡大となったことが懸念材料となり、ポンドは軟調な展開が考えられる。現状では、インフレが家計を圧迫していることから個人消費の回復は鈍い、そのためインフレなどの対策が今後のポイントとなるだろう。
テクニカル的には、重要な下値のポイントであった153.88円を下抜けて一段の下げとなった。そして、MACDでは、両線が下向きとなり、乖離幅が拡大していることから、目先軟調な動きが考えられる。下値のポイントは150.79円、ここを下抜ける場合には、一目均衡表の雲上限148.66〜148.58円のラインを目指す可能性も想定しておきたい。一方、上値のポイントは153.88円、ここを上抜けるようなら底固い展開が続く可能性が考えられる。

FX総合分析チャート 日足

豪ドル/円

見通し

短期

豪ドル安

中期

豪ドル高

長期

豪ドル高

週間予想レンジ

95.43 〜 99.19

 

今週の予想

今週は、上値の重い動きが予想される。「豪ドルは依然として高い水準にある」「成長を維持するために利下げは適切」との声明が明らかになったことで、追加利下げの可能性を予想する見方も出ている。ただ、金利先物市場では、8月までの利下げ確率が40%の水準で推移していることや、過去最低水準まで金利を下げていることから、当面は利下げ効果を見極めながらとの姿勢が妥当だろう。ただ、投機筋の豪ドルのポジションが売り越しになっており、この流れが続くようであれば、軟調な展開が続く可能性が考えられる。
テクニカル的には、週末に一目均衡表の雲下限も完全に下抜けたことから、三役逆転のシグナルとなった。また、オシレーターのMACDでは、両線がゼロポイントを下抜けたことから、目先軟調な展開が続く可能性が考えられる。目先の下値ポイントは、@96.91円 A96.28円 B95.43円 近辺まで考えられる。上値のポイントは@98.76円 A99.19円 B100.09円 近辺と考えられる。

FX総合分析チャート 日足

南アランド/円

見通し

短期

南アランド安

中期

もみあい

長期

南アランド高

週間予想レンジ

10.37 〜 10.82

 

今週の予想

今週は、上値の重い動きが予想される。懸念されていた鉱山の労使問題が合意に達したとの報道があったものの、世界的に株価が調整となっていることや、米国の緩和策縮小観測から、投資家のリスク志向の動きが鈍化しており、南アフリカランドは上値の重い展開が続く可能性も考えられる。特に、世界的に株価の上昇が続いていたことや、円売りの流れにもかかわらず、5月中旬から南アフリカランド/円が下落していることを考えれば、南アフリカ国内の要因が問題であると推察できる。そして、同じ資源国通貨である豪ドルも軟調な動きが続いていることも一因と考えられる。また、金価格が最近の安値圏で横ばいとなっていることも積極的に買いにくい要因だろう。
テクニカル的には、一目均衡表の雲を下抜けており、軟調な動きが考えられる。目先の下値ポイントは10.41円、ここを下抜ける場合には10.05円を目指す展開も想定しておきたい。一方、上値のポイントは、雲下限の10.65円、ここを上抜ければ雲上限の10.74円が次のポイントとなる。

FX総合分析チャート 日足

提供:SBIリクイディティ・マーケット社

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