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2019-04-18 22:02:18

マーケット > レポート > 投資環境ウィークリー > 緩和的なFOMCとユーロ圏PMIの悪化を受け、10年と3ヵ月の利回りは逆転

緩和的なFOMCとユーロ圏PMIの悪化を受け、10年と3ヵ月の利回りは逆転

2019/3/26
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • FOMCと欧州PMIを受け、米国債は逆イールドに
  • 利下げ確率が高まる中、当局者の発言に注目
  • EU離脱問題で英国に決断の時が迫る

「投資環境ウィークリー」3月25日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

利回り格差は2007年以来のマイナスへ

■ FOMCと欧州PMIを受け、米国債は逆イールドに
米国で10年債と3ヵ月債の利回りが逆転し、いわゆる逆イールドになりました(上図)。過去の経験則では、1年後に景気後退入りするということで、22日にNYダウは460.19米ドル(▲1.77%)と大きく下落しました。
米FOMCで緩和的な金融政策方針が示された(年内利上げなし、9月末に資産縮小終了)こと、ユーロ圏の製造業PMIが大幅悪化(2月49.3→3月47.6)したことなどにより、10年債利回りが低下し、逆イールドとなりました。
■ 利下げ確率が高まる中、当局者の発言に注目
2018年末に金融市場が調整したことも考慮され、米金融当局は金融引き締め姿勢を緩めているとみられます。足元では2019年12月会合での利下げ確率が59.7%と市場は再び金融政策の修正を求めている状況です。今週予定されている金融当局者の講演で、景気や今後の金融政策についてどのような認識が示されるか、注目です。
■ EU離脱問題で英国に決断の時が迫る
英国では離脱協議案が採決される可能性があります。既に3月29日の離脱期限は延期されているものの、英政府が望んだ6月30日は却下されています。2回目の国民投票を求める意見やメイ首相の辞任観測など、不透明感が高まる中で、英国の決断に注目が集まります。(永峯)

今週の主要経済指標と政治スケジュール

3/25(月)
  • (独) 3月ifo企業景況感指数
    2月:98.5
    3月:(予)98.6
3/26(火)
  • (米)3月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
    2月:131.4
    3月:(予)132.0
3/27(水)
  • (欧) ドラギECB総裁講演
3/28(木)
  • (米)10-12月期 実質GDP(前期比年率、改定値)
    7-9月期:+3.4%
    10-12月期:(予)+2.3%(速報:+2.6%)
  • (米)米中閣僚級貿易協議(〜29日)
  • (他)南アフリカ 政策金利発表
    レポ金利:6.5%→(予)6.5%
3/29(金)
  • (日) 2月鉱工業生産(前月比、速報)
    1月:▲3.4%
    2月:(予)+1.0%
  • (米)1月個人所得・消費(消費、前月比)
    12月:▲0.5%
    1月:(予)+0.3%
  • (米)1月PCE(個人消費支出)デフレータ(前年比)
    総合 12月:+1.7%、1月:(予)+1.4%
    除く食品・エネルギー
       12月:+1.9%、1月:(予)+1.9%
  • (欧) 3月消費者物価(前年比、速報)
    2月:+1.5%
    3月:(予)+1.5%
  • (他) 南アフリカ Moody's 格付けレビュー
3/31(日)
  • (中) 3月製造業PMI(政府)
    2月:49.2
    3月:(予)49.5
  • (他)ウクライナ大統領選挙
  • (他)トルコ統一地方選挙

注)★は特に注目度の高いイベント
(日)は日本、(米)は米国、(欧)はユーロ圏、(英)は英国、(独)はドイツ、(仏)はフランス、(伊)はイタリア、(豪)はオーストラリア、(中)は中国、(伯)はブラジルを指します。日程および内容は変更される可能性があります。

出所) 各種情報、Bloombergより当社経済調査室作成

注)MSCI WORLD、MSCI EMは現地通貨ベース
騰落幅、騰落率ともに2019年3月15日対比
出所) MSCI、Bloombergより当社経済調査室作成

注)上記3図の直近値は2019年3月22日時点。
出所) Bloombergより当社経済調査室作成

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