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2019-09-21 20:16:40

マーケット > レポート > 投資環境ウィークリー > 今週は夏の金融政策祭り:焦点は日銀による長期金利上昇容認の有無

今週は夏の金融政策祭り:焦点は日銀による長期金利上昇容認の有無

2018/7/31
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 先週は、中国の財政刺激策導入や米EU首脳会談を受けた自動車関税懸念の後退等からリスク選好相場に
  • 今週は日米英等の金融政策に注目。特に日銀の長期金利目標修正の有無が焦点
  • 米景気指標は堅調な景気拡大を示唆し、相場を下支えか

「投資環境ウィークリー」7月30日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

政策変更の思惑から日本の長期金利が上昇

■ 先週の市場は米欧貿易戦争の休戦を歓迎
先週25日の米・EU首脳会談は関税等の撤廃に向けて取組むことで合意。米欧貿易戦争の休戦を歓迎し株価は上昇。中国への追加制裁関税の可能性は残るものの、米貿易政策への関心はひとまず低下しました。先週23日には中国の国務院が財政刺激策を導入すると公表し、中国景気の底割れ懸念も後退。26日のECB理事会は、政策と見通しを据置き、資産買入プログラム(APP)の再投資についても議論しないなど、無風のイベントでした。

■ 日銀は指値オペ金利引上げで金利上昇容認か
今週は、主要国の金融政策会合が目白押し(日・米・英・印・伯・墨)。市場は英国とインドの利上げを織込んでおり、今後の追加利上げの時期と規模を探るでしょう。米FOMCは政策変更なし、声明も材料なしと無風で通過の見込み。先週は、日銀の政策変更を巡る観測報道から長期金利が上昇(図)。長期金利目標は変更せず、指値オペ金利を引上げ金利上昇を容認するか等に注目です。

■ ブラジルは政党の連立交渉に注目
今週の米景気指標(ISM景気指数、雇用統計等)は底堅い景気拡大を示唆するでしょう。先週24日の金利据置きで市場を失望させたトルコ中銀によるインフレ・レポートでは物価見通しの上方修正に注目。ブラジルでは10月の大統領選挙の立候補申請期限(8月15日)が迫る中、中道左派政党の連立交渉の行方に注目が集まります。(入村)

今週の主要経済指標と政治スケジュール

7/30(月)
  • (日)日銀金融政策決定会合(〜31日)
    政策金利残高適用金利:▲0.1⇒(予)▲0.1%
    10年国債金利:0⇒(予)0%
7/31(火)
  • (日) 黒田日銀総裁 記者会見
  • (日) 6月 鉱工業生産(速報、前月比)
    5月:▲0.2%、6月:(予)▲0.3%
  • (米) FOMC(連邦公開市場委員会、〜8月1日)
    FF目標金利:1.75-2.0⇒(予)1.75-2.0%
  • (米) 6月 PCE(個人消費支出)デフレータ(前年比)
    除く食品・エネルギー
    5月:+2.0%、6月:(予)+2.0%
  • (米) 7月 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
    6月:126.4、7月:(予)126.5
  • (中) 7月 製造業PMI(政府)
    6月:51.5、7月:(予)51.3
  • (伯) 金融政策委員会(COPOM、〜8月1日)
    SELICレート:6.5⇒(予)6.5%
  • (他) トルコ 中銀インフレ・レポート
8/1(水)
  • (米) 6月 建設支出(前月比)
    5月:+0.4%、6月:(予)+0.3%
  • (米) 7月 ADP雇用統計
    (民間部門雇用者数、前月差)
    6月:+17.7万人、7月:(予)+18.5万人
  • (米) 7月 ISM製造業景気指数
    6月:60.2、7月:(予)59.3
  • (中) 7月 製造業PMI(財新)
    6月:51.0、7月:(予)50.9
  • (印) 金融政策決定
    レポレート:6.25⇒(予)6.5%
8/2(木)
  • (英) 金融政策委員会(MPC)結果・議事録発表
    バンクレート:0.5⇒(予)0.75%
  • (墨) メキシコ 金融政策決定会合
    オーバーナイト・レート:7.75⇒(予)7.75%
8/3(金)
  • (米) 7月 雇用統計
    非農業部門雇用者数(前月差)
    6月:+21.3万人、7月:(予)+19.3万人
    平均時給(前年比)
    6月:+2.7%、7月:(予)+2.7%
    失業率 6月:4.0%、7月:(予)3.9%
  • (他) 7月 トルコ 消費者物価(前年比)
    6月:+15.39%、7月:(予)+16.31%

注)★は特に注目度の高いイベント
(日)日本、(米)米国、(欧)ユーロ圏、(独)ドイツ、(英)英国、(仏)フランス、(伊)イタリア、(加)カナダ、(豪)オーストラリア、(中)中国、(伯)ブラジル、(印)インド、(墨)メキシコ、を指します。
NAはデータなし。日程および内容は変更される可能性があります。
出所) 各種情報、Bloombergより当社経済調査室作成

注)) MSCI WORLD、MSCI EMは現地通貨ベース。
騰落幅、騰落率ともに2018年7月20日対比。
出所) MSCI、Bloombergより当社経済調査室作成

注) 上記3図の直近値は2018年7月27日時点。
出所) Bloombergより当社経済調査室作成

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