SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-19 04:54:14

マーケット > レポート > 投資環境ウィークリー > 株高、金利上昇のリスクオン相場の中で、ドル円は106円台への円高が進行

株高、金利上昇のリスクオン相場の中で、ドル円は106円台への円高が進行

2018/02/20
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 先週は、株高、金利上昇のリスクオン相場だが、106円台への円高が進行
  • ドル円は相場の変動を受け、割安な水準からの修正がみられたのか
  • FOMC、ECB議事録より、足元の相場状況を確認している中銀関係者の発言に注目

「投資環境ウィークリー」2月19日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

先週は、米国株は上昇しNYダウは前年比でプラス圏に回復、米10年債利回りは上昇し3%に迫っています(2月15日には一時2.94%)。市場の不安心理を示すVIX指数は2月5日に37.32まで上昇しましたが、14日以降は20を下回り、市場も落ち着きを取り戻しつつあります。これらは一般的に、リスクオン相場時に見られる展開ですが、為替はリスクオフ相場時に見られる円高米ドル安となっています。この為替相場の動きは、相対的に割安に推移していたドル円が円高に修正された動きであり、約2.5円の円高が進行した中でも日経平均株価は1.58%上昇していることからも、全体としてはリスクオンの相場展開であるとの指摘もみられます。
今週は、FOMC(21日)やECB(22日)の議事録が公表されますが、市場の動きに変化がみられる前のものであり、注目度は相対的に低いとみています。足元の相場状況を確認している各米連銀総裁の講演への注目度が高いとみています。

◆日本:日銀総裁、副総裁の人事案では、黒田総裁の再任、若田部・早稲田大学教授と雨宮・日銀理事の副総裁への起用が示されました。同人事により現行の金融政策が継続するとの見方から今後の政策運営にも不透明感はありませんが、衆参両院で行われる所信聴取で現状の円高に関し見方が示されるかに注目です。所信聴取は、20日にも始まるとみていますが、同人事案が事前に流出したことに議論が集中すると、所信聴取が後ずれする可能性があります。経済指標では、日本の金融政策に注目が集まる中で1月の消費者物価(23日)が注目されます。
◆米国:FOMC議事録や各連銀総裁の発言によって、3月の利上げが確実視され、年間の利上げが現状の3回から4回に引き上げられる可能性にも注意。企業決算では、小売大手ウォルマートの決算で、ネット販売とクリスマス商戦の状況に注目。
◆ユーロ圏:好調な景気動向が続いているか、20日のZEW景況感指数、22日のIfo景況感指数に注目。好調なユーロ圏景気や米ドル安などからユーロ高となっていますが、22日のECB議事録で通貨高を嫌気する動きがないかに注目。EUの各種会合では、複数年予算とリーダー統合(欧州委員長とEU大統領)の議論に注目。英国の離脱後となる2020年から7年間の予算について議論され、加盟国での負担割合などで議論が難航する懸念があります。リーダー統合は、14日にユンケル欧州委員長が示したEU構造改革案です。これら両議論は、短期的には市場の関心は低いとみられますが、長期的なユーロ圏のあり方に関する話題で注目です。
◆豪州:労働市場が改善している中で、賃金指数(21日)も改善するか注目です。また中国の春節明けとなる22日の鉄鉱石価格にも注意が必要です。(永峯)

今週・来週の主要経済指標と政治スケジュール

2/19(月)

(日)1月 貿易収支(通関ベース、季調値)
12月:+3,587億円
1月:▲9,434億円
(米)プレジデンツデー(祝日)
(欧)ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)

2/20(火)

(米)ウォルマート 2018年11月-2019年1月期決算発表
(欧)EU財務相理事会
(独)2月 ZEW景況感指数
現状 1月:+95.2、2月:(予)+94.0
期待 1月:+20.4、2月:(予)+16.0

2/21(水)

(日)布野 日銀審議委員 講演
(米)FOMC議事録(1月30・31日開催分)
(米)ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁 講演
(米)1月 中古住宅販売件数(年率)
12月:557万件
1月:(予)562万件
(豪)10-12月期 賃金指数(前年比)
7-9月期:+2.0%
10-12月期:(予)+2.0%

2/22(木)

(米)ダドリー・ニューヨーク連銀総裁 講演
(米)ボスティック・アトランタ連銀総裁 講演
(米)1月 景気先行指数(前月比)
12月:+0.6%
1月:(予)+0.7%
(欧)ECB議事録(1月25日開催分)
(独)2月 ifo景況感指数
1月:117.6
2月:(予)117.0
(英)10-12月期 実質GDP(改定値、前期比)
7-9月期:+0.6%
10-12月期:(予)+0.5%(速報値:+0.5%)

2/23(金)

(日)1月 企業向けサービス価格(前年比)
12月:+0.8% 、1月:(予)+0.8%
(日)1月 消費者物価(前年比)
総合    12月:+1.0%、1月:(予)+1.3%
除く生鮮 12月:+0.9%、1月:(予)+0.8%
除く生鮮食品・エネルギー
12月:+0.3%、1月:(予)+0.3%
(米)ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 講演
(独)10-12月期 実質GDP(改定値、前期比)
7-9月期:+0.8%
10-12月期:(予)+0.6%(速報値:+0.6%)

2/24(土)

(中)1月 新築住宅価格(70都市)
(主要70都市、前月比で上昇した都市数)
12月:57、1月:(予)NA

注)上記の日程及び内容は変更される可能性があります。

当資料に関してご留意頂きたい事項

  • 当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
  • 当資料に示す意見等は、特に断りのない限り当資料作成日現在の三菱UFJ国際投信経済調査部の見解です。また、三菱UFJ国際投信が設定・運用するファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。
  • 当資料に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
  • 本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。

三菱UFJ国際投信 注目ファンド!

ご注意事項

  • 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
  • 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
  • ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.