SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2024-04-19 08:54:09

マーケット > レポート > 投資環境ウィークリー > 年末に向け市場を支配するとみられる米税制改革とドット・チャート

年末に向け市場を支配するとみられる米税制改革とドット・チャート

2017/11/21
提供:三菱UFJ国際投信

荒武 秀至の今週の注目ポイント!

  • 先週はドル安、株安、金利低下、資源安とこれまでと様相の異なる相場展開
  • 米税制改革法案の進捗は順調。しかし、年内成立を阻む5つのハードルも
  • 市場は米税制改革、12月FOMCに視線、米長短金利差の急縮小には警戒を

「投資環境ウィークリー」11月20日号より抜粋

PDFです。新しいウィンドウで開きます。 「投資環境ウィークリー」全文はこちら(PDF)

■先週はドル安、株安、金利低下、資源安とこれまでと様相の異なる相場展開
先週の金融市場では、日経平均の週間騰落率が▲1.25%と日米欧株価の調整色が強まる中、ドルがトランプ米大統領のアジア歴訪を境に下落、ドル円も一時$1=112円割れするなどドル安、株安、金利低下、資源安と前週までと様相の異なる展開、一方新興国通貨が買い進まれたことは市場に安心感をもたらしました。
■米税制改革法案の進捗は順調。しかし、年内成立を阻む5つのハードルも
米議会共和党が成立を目指す税制改革法案の進捗は目下順調です。先週までに下院共和党提出の同案は本会議で可決、上院共和党の同別案も財政委員会で可決し今週の休会を経て来月17日までの本会議通過を目指します。しかし、同案の年内成立は依然難しく、来年1-3月期にずれ込むとみています。①債務上限適用停止期限(12月8日)への対応は政府閉鎖回避のため優先する上、②上院税制改革法案に新たに盛り込まれた医療保険制度(オバマケア)の一部(保険加入義務)廃止の是非、③アラバマ州上院補選(12月12日)での共和党の苦戦(民主党勝利なら上院共和党の同法案への造反許容議席が2から1へ)、④上下院の各税制改革の一本化、⑤10年で$1.7兆と試算する議会予算局の財政赤字($1.5兆に収める必要)見通しへの対処など、問題山積のためです。更に所謂ロシア・ゲート(昨年の大統領選へのロシア関与疑惑)捜査の手も、いよいよ政権内へと及んでいます。
■市場は米税制改革、12月FOMCに視線、米長短金利差の急縮小には警戒を
23日の米感謝祭を控えた今週はクリスマスシーズンの起点、例年金融市場の動意は薄いものの今年は異なりそうです。米税制改革法案や、12月12-13日の米FOMC(連邦公開市場委員会)の行方が市場のテーマになるとみているためです。中でもFOMC参加者の政策金利見通し、ドット・チャートに注目しています。
法人税率引き下げ(35→20%)や設備投資の加速度償却等を盛り込む米税制改革が実現すれば、足元前期比年率3.0%(7-9月期)へ上昇した労働生産性を更に高め賃金上昇に波及すると想定するのは容易です。FOMC参加者がこうした見通しをドット・チャートに反映させ9月には年3回とした2018年の利上げ見通しを上方修正すれば、利上げ見通しの甘い短期市場金利の上昇速度は長期金利のそれを上回り米長短金利差は急縮小、米主要株価指標は大型金融株を中心に下落し、現在株価上昇を牽引する半導体などのセクターや個別株の選別がパフォーマンスの優劣を一層強める相場展開になるとみています。米株のスタイル変化に日本株も追随、一方新興国債券など信用リスク商品には利回り追求の触手が伸びそうです。
今週は米感謝祭(23日)も控え世界的に材料難なものの、21日のイエレンFRB(連邦準備理事会)議長講演やロシア・ゲートを巡るモラー特別捜査官らによる捜査の進展等がやや株式市場の調整色を強める展開を予想しています。(徳岡)

今週・来週の主要経済指標と政治スケジュール

11/20(月)

(日)10月 貿易収支(通関ベース、季調値)
9月:+2,666億円
10月:+3,229億円
(米)10月 景気先行指数(前月比)
9月:▲0.2%
10月:(予)+0.7%
(米)議会休会(上院:〜24日、下院:〜27日)

11/21(火)

(米)イエレンFRB議長 講演
(米)10月 中古住宅販売件数(年率)
9月:539万件
10月:(予)540万件

11/22(水)

(米)FOMC議事録(10月30日〜11月1日開催分)
(米)10月 耐久財受注
(航空除く非国防資本財、前月比)
9月:+1.7%
10月:(予)+0.6%
(米)11月 ミシガン大学消費者信頼感指数(確報)
10月:95.1
11月:(予)98.0(速報値:97.8)
(英)メイ首相 下院党首討論

11/23(木)

(米)感謝祭(祝日、金融市場休場)
(欧)ECB議事要旨(10月26日開催分)
(独)7-9月期 実質GDP(改定値、前期比)
4-6月期:+0.6%
7-9月期:(予)+0.8%(速報値:+0.8%)
(英)7-9月期 実質GDP(改定値、前期比)
4-6月期:+0.3%
7-9月期:(予)+0.4%(速報値:+0.4%)

11/24(金)

(米)ブラックフライデー(株・債券市場 短縮取引)
(独)11月 ifo景況感指数
10月:116.7
11月:(予)116.6

注)上記の日程及び内容は変更される可能性があります。

当資料に関してご留意頂きたい事項

  • 当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願いいたします。
  • 当資料に示す意見等は、特に断りのない限り当資料作成日現在の三菱UFJ国際投信経済調査部の見解です。また、三菱UFJ国際投信が設定・運用するファンドにおける投資判断がこれらの見解に基づくものとは限りません。
  • 当資料に示されたコメント等は、当資料作成日現在の見解であり、事前の連絡なしに変更されることがあります。
  • 本資料は当社が信頼できると判断したデータにより作成しましたが、その正確性、完全性等について保証・約束するものではありません。

三菱UFJ国際投信 注目ファンド!

ご注意事項

  • 投資信託は、主に国内外の株式や債券等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた株式や債券等の値動き、為替相場の変動等により上下しますので、これにより投資元本を割り込むおそれがあります。
  • 投資信託は、個別の投資信託毎にご負担いただく手数料等の費用やリスクの内容や性質が異なります。ファンド・オブ・ファンズの場合は、他のファンドを投資対象としており、投資対象ファンドにおける所定の信託報酬を含めてお客さまが実質的に負担する信託報酬を算出しております(投資対象ファンドの変更等により、変動することがあります)。
  • ご投資にあたっては、目論見書や契約締結前交付書面をよくお読みください。
ユーザーネーム
パスワード

セキュリティキーボード

ログインにお困りの方

国内信用デビュー&おかえりキャンペーン

ご案内
・【よりスムーズな解決を実現!】お問い合わせ内容の事前入力サービス
・口座開設の流れ

よくあるお問合せ
・NISA関連のお問い合わせ
・パスワード関連のお問い合わせ

HYPER SBI 2 ダウンロード
  • オンラインセミナー
  • 【当選確率最大+5倍!?】最大10万円が当たる!SBIセレクト買付応援キャンペーン

SBI証券はお客様の声を大切にしています


ページトップへ

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法等に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、一般社団法人 日本STO協会、日本商品先物取引協会
SBI証券(オンライン総合証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.