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2019-06-17 05:53:57

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “落ち着きも、余震続く?”

“落ち着きも、余震続く?”

2018/10/16
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“落ち着きも、余震続く?”

  • 落ち着きを取り戻したかに見える株式市場であるが、暫く振れ幅の大きい展開もあり得る。急伸した10年国債利回りがトリガーとなり、株式相場は10/10、11に急落。10/12現在、NYダウは過去5営業日で10/9の直近高値26,539.94ドルから10/11には一時24,899.77ドルまで急落。値幅は1,640ドルに達した。10/3以降上昇し、3%台定着の10年国債利回りは10/9に3.26%近辺まで急伸。投資家マインドが急激に悪化し、リスク資産である株式が大きく売られる展開となった。
    ウォール街では、多くの市場参加者がリスク資産に比べ安全資産の魅力が高まる水準を3.5%と見ているようだ。投資家の先行き不透明感や恐怖心を示すVIXは、通常の範囲である10-20の上限を上抜け、10/11に一時28.84まで上昇。10/12にも26.80に達した。今年2月の株価急落局面ではVIXは37.32まで達しその後急低下したが、4月半ばまでほぼ20を超える展開となった。株式相場は値幅を伴うダウントレンドとなった。ただ、200日移動平均線が下値サポートとなり、4月初旬以降再び上昇トレンドを描いた。
  • NYダウは今回、一気に200日移動平均まで下落。予想PERはNYダウで約16倍(株式益回りは6.3%)、S&P500で約17倍(同5.9%)に低下(益回りは上昇)。ヒストリカルに見て割安であり、決算発表本格化で業績期待が高まり、ボラティリテが高い中でも底堅い展開になるものとみている。
    2018/7-9月期決算で、10/11発表のデルタ航空(DAL)はファーストクラスやビジネスクラスの販売が好調で収益が大幅に拡大。10-12月期の会社計画も市場予想を上回る見通しで株価が上昇。WSJによれば、景気拡大、労働市場逼迫で雇用確保のため、企業が出張の多い従業員などにビジネスクラスやファーストクラスの利用を認めるケースが増加している模様。航空業界の勝ち組は恩恵を受ける状況が想定される。10/12にはJPモルガン・チェース(JPM)シティグループ(C)ウェルズ・ファーゴ(WFC)などが決算を発表し、トレーディング収益拡大、コスト削減奏功などから軒並み好決算となった。金利上昇、株高などから引き続き銀行、投資銀行などにも注目したい。ただ、金利動向次第で当面、マーケットは振れ幅の大きい展開も想定される。業績動向とPERやPEGレシオ(利益成長を加味したPER)などをチェックし、銘柄選択を心掛けたい。(庵原)
  • 10/16号ではアボットラボラトリーズ(ABT)シティグループ(C)CFインダストリーズ・ホールディングス(CF)デルタ航空(DAL)ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)ウォルマート(WMT)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(10/12現在)

主要企業の決算発表予定

16日(火)IBM、ブラックロック、J&JモルガンSゴールドマンネットフリックス
17日(水)アルコア、ASMLホールディング
18日(木)TSMC、SAP、ノバルティス、ブラックストーン、アメックスペイパル
19日(金)ボルボ、P&G

主要イベントの予定

10月16日(火)
  • 10月のNAHB住宅市場指数、9月の鉱工業生産、8月の求人件数
  • 中国9月のCPI・PPI
10月17日(水)
  • FOMC9月25、26日開催分の議事録
  • ブレイナードFRB理事講演
  • カナダが大麻合法化
  • EU首脳会議・夕食会(ブリュッセル)
  • 香港休場
  • 9月の住宅着工件数 、9月の建設許可件数
10月18日(木)
  • クオールズFRB副議長(銀行監督担当)、セントルイス連銀総裁講演
  • EU首脳会議(ブリュッセル)
  • 9月の景気先行指標総合指数 、13日終了週の新規失業保険申請件数
10月19日(金)
  • ダラス連銀総裁講演、アトランタ連銀総裁講演
  • 9月の中古住宅販売件数
  • 中国7-9月のGDP、中国9月の小売売上高・工業生産・都市部固定資産投資
10月20日(土)
  • アトランタ連銀総裁講演
  • 中国9月の新築住宅価格    
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

アボットラボラトリーズ(ABT)市場:NYSE ・・・2018/10/17に2018/12期3Q(7-9月)の決算発表を予定

  • 1900年に設立したヘルスケアカンパニー。栄養剤製品、医療機器、診断薬・機器、医薬品などを提供する。医薬品はジェネリック医薬品が中心。栄養剤では「シミラック」、「エンシュア」、「グルセルナ」、「ペディアシュア」、「EAS」、「ゾーンパーフェクト」などのブランドを展開する。
  • 2018/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比17.0%増の77.67億USD、純利益が同2.6倍の7.33億USD。Alereの買収により感染症検査薬の販売が伸びた。企業買収や事業売却の影響を除くベースでは8%増収。調整後EPSは0.73USDと市場予想の0.70USDを上回った。
  • 2018/12期3Q(7-9月)の会社計画は、調整後EPSが0.73-0.75USD。2019/2通期会社計画は、オーガニックEPSが1.34-1.40USD、調整後EPSが2.85-2.91USDである。通期市場予想は、売上高が前期比12.3%増の307.53億USD、当期利益が同6.6倍の31.70億USD。(増渕)

シティグループ(C)市場:NYSE ・・・2019/1/14に2018/12期4Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 1812年設立の総合金融大手。銀行、カードビジネス、投資銀行、証券、資産管理などの分野において幅広い金融商品やサービスを提供し、世界160以上の国・地域で展開している。
  • 2018/12期3Q(7-9月)は、総収益が前年同期比0.2%減の183.39億USD、純利益が同11.8%増の46.22億USD。EPSは1.73USDと市場予想の1.65USDを上回った。メキシコの資産運用事業や債券分析事業の売却などの影響を除くと同4%の増収。税費用減少も増益に寄与した。
  • 2018年1-9月累計の有形自己資本利益率(RoTCE)は11.2%と2018/12通期の会社計画の10.5%を上回った。経費率も57.3%と前年同期の58.1%から改善しており、コスト削減政策の進捗が伺える。2018/12通期の市場予想は、当期利益が164.41億USDと黒字転換。(増渕)

CFインダストリーズ・ホールディングス(CF)市場:NYSE ・・・2018/10/31に2018/12期3Q(7-9月)の決算発表を予定

  • 1946年に地方農協のグループによる肥料仲介事業として設立。窒素肥料のグローバルリーダーで、世界規模の窒素コンビナートを所有・運営するほか、農業サービスを提供している。
  • 2018/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比15.7%増の13.00億USD、純利益が同49.3倍の1.48億USD。EPSは0.63USDと市場予想の0.45USDを上回った。春先の気温上昇が遅れたことによる需要の持越しが生じたほか、中国の環境規制などによる販売価格の上昇が寄与。
  • 同社は年内に窒素肥料容量430万メートルトン分の生産能力の増強を計画しているが、中国、ブラジル、クウェートなどでのプラント停止により相殺されるという。2018/12通期の市場予想は、売上高が前期比8.7%増の44.88億USD、当期利益が同2.0%減の3.51億USD。(増渕)

デルタ航空(DAL)市場:NYSE ・・・2019/1/10に2018/12期4Q(10-12月)決算発表の予定

  • 1924年創業の航空会社。自己所有で656機、リースで191機の合計847機の航空機を保有。62ヵ国に334航空路線を展開し年間乗客数は1.8億人超。アライアンスはスカイチームである。
  • 2018/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比8.1%増の119.53億USD、純利益が同13.2%増の13.12億USD。調整後EPSは1.80USDと市場予想の1.74USDを上回った。プレミアムチケットの販売が好調に推移。貨物輸送やメンテナンス、オーバーホール等のサービスも伸びた。
  • 2018/12期4Q(10-12月)の会社計画は、売上高が前年同期比8%増、税引前利益率が9-11%、EPSが1.10-1.30USDである。燃料価格は同30%上昇を想定しているが、コストコントロールとトップラインの伸びにより相殺できるものと見ている。2018/12通期市場予想は、売上高が前期比7.9%増の445.07億USD、当期利益が同5.8%増の37.86億USD。である。(増渕)

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)市場:NASDAQ ・・・2019/1/3に2019/8期1Q(9-11月)の決算発表を予定

  • 1849年創業した米国・欧州最大のドラッグストアチェーン。11ヵ国で「Walgreens」「Duane Reade」「Boots」などのブランドのもと13,200超の店舗を展開。「No7」「Soap & Glory」「Liz Earle」などの自社製品ブランドも提供する。2018/6/26よりダウ工業株30種平均へ組み入れられた。
  • 2018/8期4Q(6-8月)は、売上高が前年同期比10.9%増の334.42億USD、純利益は同88.5%増の15.12億USD。調整後EPSは1.48USDと市場予想の1.45USDを上回った。買収した「Rite Aid store」の店舗が軌道に乗り始め、ドラックストア市場での市場シェアが上昇した。
  • 2019/8通期会社計画は、調整後EPSが為替変動を除くベースで前期比7-12%増の6.40-6.70USD。30億USDの自社株買いを含む100億USDの株主還元も計画。通期の市場予想は、売上高が前期比5.0%増の1,381.35億USD、当期利益は同9.4%増の54.94億USD。(増渕)

ウォルマート(WMT)市場:NYSE ・・・2018/11/15に2019/1期3Q(8-10月)の決算発表を予定

  • 1969年設立の小売スーパー・チェーン。「Everyday Low Price」を企業理念に量販店を展開し、衣料、日用品、家電、食品などを販売する。28ヵ国に進出しており、店舗数は1.1万店超。
  • 2019/1期2Q(5-7月)は、売上高が前年同期比3.8%増の1,280.28億USD、純利益が▲8.61億USDと前年同期の28.99億USDから赤字転落。季節商品の販売が好調だったが、ブラジル事業売却の影響等で赤字に。調整後EPSは1.29USDと市場予想の1.22USDを上回った。
  • 2019/1通期会社計画を上方修正。売上高の伸び率を従来計画の1.5-2.0%から2.0%へ、調整後EPSを4.75-5.00USDから4.90-5.05USDへそれぞれ引き上げた。2019/1通期市場予想は、売上高が前期比3.0%増の5,151.77億USD、当期利益が同8.1%増の106.60億USD。(増渕)
フィリップ証券株式会社

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