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2019-10-20 02:30:11

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “好業績銘柄の押し目買いチャンス?”

“好業績銘柄の押し目買いチャンス?”

2018/9/19
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“好業績銘柄の押し目買いチャンス?”

  • トルコ中央銀行の市場予想を大幅に上回る利上げ(9/13、週間物レポ金利を6.25%引き上げ24%)、米中貿易戦争の緩和観測などから、金融市場はリスクオンムードに包まれていた。そうしたなか、トランプ大統領は9/17、中国に対して第3弾となる約2,000億ドル(約22.4兆円)相当の追加関税を課すことを発表。想定通りとはいえ、大規模な輸入制限の市場への影響は小さくはないだろう。
    9/24から10%の追加関税を発動し年末に25%に引き上げる計画で、カバンから魚介類まで数千品目が対象。ただ、強硬な通商政策が多くの米国の消費者にも影響を及ぼすことが懸念され始めている。9/17にはアップル(AAPL)が2.7%安、ボーイング(BA)が下げるなど中国関連株が軒並み下落。一方、9/17に2016/1のチャイナショック時の水準を下回った上海総合指数は、9/18には引けにかけて上昇しほぼ高値引け(1.8%高)。当初25%と想定された追加関税が年内10%に留まったこと、米中通商交渉再開の可能性などが背景と見られる。
  • 9/12、ムニューシン財務長官を中心に中国の劉鶴副首相が率いる交渉担当に書簡が送られ、二国間協議再開を提案したとWSJが報道。中国商務省の報道官は9/13、米国から閣僚級協議再開の提案があったとし、「歓迎する」と表明。ただ、中国は報復準備を進めている模様で、貿易戦争長期化を想定する必要もある。株価下落など中国への影響はほぼ織り込み済みの一方、米国の大手企業や消費者への影響が懸念され始めている。トランプ大統領の支持基盤でもある農家は収入が大幅減となっており、追加関税反対を表明し始めた。
    民間企業など公聴会終了後、直ちに中国への追加関税第3弾を発動するとしていたトランプ大統領だったが9/24に先延ばしし、関税の税率も大幅に引き下げた。「リーマン・ショック」から10年を迎えたことが影響した可能性もあるかもしれない。2008/9/15のリーマン・ブラザーズ経営破たんから10年を迎えたとの報道が相次ぎ、歴史的な好景気や株高、賃金上昇などトランプ政権の成果が関税発動で水泡に帰すシナリオが頭をよぎったのかもしれない。アップルやボーイング、機密情報流出問題からアマゾン・ドット・コム(AMZN)などが下げたが、利益確定売りの面もあろう。何れの株価も年初から大幅に上昇している。もう一段の下げとなれば、好業績銘柄の押し目買いのチャンスとなろう。(庵原)

  • 9/19号ではアドビシステムズ(ADBE)アマゾン・ドット・コム(AMZN)フェデックス(FDX)ホーム・デポ(HD)コカ・コーラ(KO)モザイク(MOS)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(9/17現在)

主要企業の決算発表予定

8月20日(木)マイクロン

主要イベントの予定

9月18日(月)
  • 第73回国連総会開会(ニューヨーク)
  • 韓国大統領が北朝鮮を訪問、平壌で南北首脳会談(20日まで)
  • 夏季ダボス会議(中国・天津、20日まで)
  • 7月の対米証券投資
  • 9月のNAHB住宅市場指数
9月19日(水)
  • ドラギECB総裁、講演(ベルリン)
  • EU非公式首脳会議(オーストリア・ザルツブルク、20日まで)
  • ハノーバーモーターショーのプレスデー(一般公開は20−27日)
  • 4-6月の経常収支
  • 8月の住宅着工件数
9月20日(木)
  • 15日終了週の新規失業保険申請件数
  • 8月の景気先行指標総合指数
  • 8月の中古住宅販売件数、
  • 4-6月の家計純資産
9月21日(金)
  • ユーロ圏9月の製造業・サービス業・総合PMI(速報値)
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

アドビシステムズ(ADBE)市場:NASDAQ ・・・2018/12/13に2018/11期4Q(9-11月)の決算発表を予定

  • 1982年設立。同社が開発した文書フォーマット「PDF」は国際標準。Creative Cloud、Marketing Cloud、Document Cloudの3つのクラウドから定期課金のソフトウェアを提供する。
  • 2018/11期3Q(6-8月)は、売上高が前年同期比24.4%増の22.91億USD、純利益が同58.8%増の6.66億USD。調整後EPSは1.73USDと市場予想の1.69USDを上回った。Creative Cloudが好調に推移し、デジタル・メディア部門の売上高が同26.6%増の16.08億USDとなった。
  • 2018/11期4Q(9-11月)会社計画は、売上高が24.20億USD、調整後EPSが1.87USD。通期市場予想は、売上高が前期比23.2%増の89.93億USD、当期利益が同55.1%増の26.28億USD。報道によると、同社はマーケティングオートメーションのマルケトの買収に向け交渉中。(増渕)

アマゾン・ドット・コム(AMZN)市場:NASDAQ ・・・2018/10/25に2018/12期3Q(7-9月)決算発表の予定

  • 1994年設立。ECサイトを運営する。Amazonプライム、フルフィルメントby Amazon、AWS、Kindle、Fireタブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexaなどの製品・サービスを提供している。
  • 2018/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比39.3%増の528.86億USD、純利益が同12.9倍の25.34億USD。調整後EPSは3.27USDと市場予想の1.83USDを上回った。為替変動による正の効果7.6億USDを除くと37%の増収。利益率の高いAWS事業や広告事業が伸びた。
  • 2018/12期3Q(7-9月)会社計画は、売上高が540-575億USD、営業利益が140-240億USD。通期市場予想は、売上高が前期比32.2%増の2,351.52億USD、当期利益が同2.7倍の80.59億USD。中国での情報流失に関する報道で株価が下落したが、押し目は狙いたい。(増渕)

フェデックス(FDX)市場:NYSE ・・・2018/12/19に2019/5期2Q(9-11月)の決算発表を予定

  • 1971年創業、1997年に持株会社として設立。総合貨物輸送会社で、子会社を通じて企業・個人向けの各種輸送業務、電子商取引、ビジネスサービスなどをグローバルに展開する。
  • 2019/5期1Q(6-8月)は、売上高が前年同期比11.5%増の170.52億USD、純利益は同40.1%増の8.35億USD。米国の強い景気を背景に、輸送量・基本運賃がともに改善。前年同期に発生した蘭TNTエクスプレスが受けたサイバー攻撃に伴う費用の反動や税制改革に伴う実効税率の低下も寄与。ただ、調整後EPSは3.46USDと市場予想の3.80USDを下回った。
  • 2019/5通期会社計画を上方修正。売上高は前期比9%増、営業利益率は7.9%で据え置いたが、調整後EPSを17.00-17.60USDから17.20-17.80USDへ引き上げた。通期の市場予想は、売上高が前期比8.4%増の709.44億USD、当期利益が同2.6%減の44.52億USD。(増渕)

ホーム・デポ(HD)市場:NYSE ・・・2018/11/13に2019/1期3Q(8-10月)の決算発表を予定

  • 1978年設立の世界最大のホームセンター。米国、カナダ、メキシコに2,200店舗以上展開。実店舗はDIYからプロの業者向けまで100万点以上の商品を揃えたeコマース事業と連携。
  • 2019/1期2Q(5-7月)は、売上高が前年同期比8.4%増の304.63億USD、純利益が同31.2%の35.06億USD。EPSは3.05USDと市場予想の2.84USDを上回った。既存店売上高は同8.0%増と市場予想の6.5%増を上回った。前四半期に振るわなかった季節用品の販売が好転。
  • 2019/1通期の会社計画を上方修正。売上高を前期比約7.0%増(従来計画同6.7%増)、既存店売上高を同5.3%増(同5.0%増)、EPSを9.42USD(同9.31USD)とした。通期市場予想は、売上高が同7.3%増の1,083.15億USD、当期利益が同27.1%増の109.68億USD。ハリケーン「フローレンス」の上陸に伴い記録的な洪水が発生しており、復興需要に期待したい。(増渕)

コカ・コーラ(KO)市場:NYSE ・・・2018/10/24に2018/12期3Q(7‐9月)決算発表の予定

  • 1886年設立の世界最大の飲料メーカー。200以上の国・地域で500以上のブランドを提供。会社名でもあるコカ・コーラのほか、綾鷹、ネクター、ファンタ、ジョージアコーヒーなどを展開。
  • 2018/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比8.0%減の89.27億USD、純利益が同68.9%増の23.16億USD。調整後EPSは0.61USDと市場予想の0.60USDを上回った。ボトリング地域のフランチャイズ化の影響で売上高が同15%下押しされた。オーガニック売上高は同5%増。
  • 2018/12通期会社計画は、オーガニック売上高が少なくとも前期比約4%増、調整後EPSが同8-10%増。通期市場予想は、売上高が同10.1%減の318.51億USD、当期利益が同6.4倍の79.68億USD。同社は麻に含まれるCBDを配合した飲料に関心を寄せていると表明。(増渕)

モザイク(MOS)市場:NYSE ・・・2018/11/6に2018/12期3Q(7-9月)の決算発表を予定

  • 2004年にカーギルの肥料部門とIMCグローバルの合併に伴い設立。リン酸肥料、カリウム肥料などを提供する。リン酸肥料の製造では世界最大。約40の国・地域で製品を展開する。
  • 2018/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比25.7%増の22.05億USD、純利益が同30.2%減の6,790万USD。Vale Fertilizantesの買収効果と販売価格の上昇により増収となったが、買収に係る特別費用により減益。調整後EPSは0.40USDと市場予想の0.37USDを上回った。
  • 2018/12通期会社計画を上方修正。調整後EPSを1.20-1.60USDから1.45-1.80USDへ引き上げた。通期市場予想は、売上高が前期比27.3%増の94.34億USD、当期利益が5.95億USDと黒字転換。BMOによると、中国の肥料バイヤーが2018-2019年のカリウム肥料の買付契約を290USD/トンで合意。インドと同水準で、中国へのディスカウントが縮小した。(増渕)
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