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2019-06-19 01:05:12

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“それでも続く?ゴルディロックス相場!”

2018/9/4
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“それでも続く?ゴルディロックス相場!”

  • アップル(AAPL)の時価総額は1兆ドルを超え、アマゾン・ドット・コム(AMZN)の株価は節目の2,000ドル台に乗せ、同様に時価総額1兆ドル突破は時間の問題となる勢いだ。一方で、相場を取り巻くネガティブ材料は、枚挙に暇がない。
    カナダとの貿易交渉は期限内に合意に至らず、トランプ大統領はNAFTAからの脱退も辞さない構え。中国からの輸入品2,000億ドルに対して、米国は追加関税を発動する可能性が高まっている。トルコへの強硬姿勢や混乱するアルゼンチン経済、米国の利上げなどに伴い新興国通貨への不安が強まっている。それでも、ナスダックやS&P500は最高値更新が続き、NYダウも高値に迫る展開。熱すぎず、冷たくもない適温状態のいわゆるゴルディロックス相場の状況にあると言えよう。景気指標、企業業績は高水準にある一方、長期金利は依然、3%を下回る歴史的な低位で推移。失業率は4%を切るほぼ完全雇用の一方、物価上昇率はFRBが目標とする2%をほぼ達成し、加熱する状況にもない。
  • トランプ大統領は減税というセーフティーネットを施し、企業業績や景気を上向かせたうえで、景気を冷やす恐れのある強硬な輸入規制へと舵を切った。むしろ、追加関税の発動がなければ、米国経済は過熱しFRBが利上げを急ぐ状況となった可能性もあるのではないだろうか。GDP成長率は、個人消費や企業の設備投資が牽引し4-6月で前期比年率4.2%、7-9月の市場予想は同3.0%である(Bloomberg集計)。アトランタ連銀によるGDPNowでは同4.1%増(8/30現在)が見込まれ、先進国・地域で突出している。当面、適温相場が続きそうだ。
    S&P500構成企業の増益率は、2018/12期2Q(4-6月)の前年同期比24.4%増に対し3Q(7-9月)が同19.9%増、通期で前期比23.7%増の予想。パウエルFRB議長は利上げを急がない姿勢を示しており、株価決定ファクターが企業業績と金利であるならば、セーフティーネットが機能している米国の株価が最高値を更新しても不思議ではない状況にあると言えよう。年末商戦への期待が高まり、年末ラリーの展開も十分想定される。ただ、力づくの政策による押し上げの剥落や反動が将来、顕在化するリスクを頭の片隅に入れておく必要もある。チェックポイントは世界の貿易統計や米国を中心とする金利動向と見る。リスクシナリオも考慮に入れ、分散・長期の投資スタンスで銘柄選択を心掛けたい。(庵原)
  • 9/4号ではセールスフォース・ドットコム(CRM)ジェットブルー・エアウェイズ(JBLU)ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)コカ・コーラ(KO)マイクロン・テクノロジー(MU)ティファニー・アンド・カンパニー(TIF)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(8/31現在)

主要企業の決算発表予定

9月5日(水) バイエル
6日(木)ブロードコム

主要イベントの予定

9月4日(火)
  • シカゴ連銀総裁の講演(ブエノスアイレス)
  • 豪中銀、政策金利発表
  • 7月の建設支出
  • 8月のISM製造業景況指数
  • 8月の自動車販売
  • 7月のユーロ圏PPI
  • 4-6月の南アGDP
5日( 水)
  • ミネアポリス連銀総裁の講演
  • 7月の貿易収支
  • 8月のユーロ圏サービス業・総合PMI (改定値)
  • 7月のユーロ圏 小売売上高
  • 8月の中国財新サービス業・コンポジットPMI
6日( 木)
  • ウーバー、フジタクシーとの配車サービス提供で共同会見(名古屋市)
  • ニューヨーク連銀総裁の講演
  • 8月のADP雇用統計
  • 新規失業保険申請件数(9月1日終了週)
  • 7月の製造業受注、8月のISM非製造業総合景況指数
7日( 金)
  • ボストン連銀総裁、クリーブランド連銀総裁、ダラス連銀総裁の講演、
  • 8月の米雇用統計
  • 4-6月のユーロ圏GDP(確定値)
  • 8月の中国外貨準備高
8日( 土)
  • 8月の中国貿易収支
9日( 日)
  • 北朝鮮、建国70周年 
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

セールスフォース・ドットコム(CRM)市場:NYSE ・・・2018/11/20に2019/1期3Q(8-10月)の決算発表を予定

  • 1999年創業。クラウドアプリケーションおよびクラウドプラットフォームを提供する。顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーで、企業が顧客と様々な手段でつながることを支援する。
  • 2019/1期2Q(5-7月)は、売上高が前年同期比27.3%増の32.81億USD、純利益は同6.5倍の2.99億USD。調整後EPSは0.71USDと市場予想の0.47USDを上回った。為替変動を除くベースでも同27%の増収。幅広い産業・地域で需要が伸び、4つのクラウドが全て売上を伸ばした。
  • 2019/1期3Q(8-10月)会社計画は、売上高が前年同期比24-25%増の33.55-33.65億USD、調整後EPSが0.49-0.50。通期計画は、売上高を前期比25%増の131.25-131.75億USD(従来計画130.75-131.25億USD)、調整後EPSを2.50-2.52USD(同2.29-2.31USD)と上方修正。通期市場予想は売上高が同25.7%増の131.69億USD、当期利益が同5.8倍の7.37億USD。(増渕)

ジェットブルー・エアウェイズ(JBLU)市場:NASDAQ ・・・2018/10/23に2018/12期3Q(7-9月)の決算発表を予定

  • 1998年設立の格安航空会社。NY市を本拠地として、米国内、カリブ海地域、南米などに101の就航都市を展開している。2017年の国内線旅客数が座席マイルベースで米国第6位。
  • 2018/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比5.0%増の19.28億USD、純利益が▲1.20億USDと前年同期の2.07億USDから赤字に転落。航空機の「エンブラエル190」に係る減損損失3.19億USDの計上が響いた。調整後EPSは0.38USDと市場予想の0.36USDを上回った。
  • 2018/12通期の市場予想は、売上高が前期比9.2%増の76.58億USD、当期利益は同53.0%減の5.39億USDである。同社は米大手航空会社で初めて1つ目の受託手荷物手数料の値上げを発表。25USDから30USDに引き上げた。8/27予約分の航空券から適用開始。(増渕)

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)市場:NYSE ・・・2018/11/20に2018/10期4Q(8-10月)の決算発表を予定

  • 1939年創業のテクノロジー・カンパニー。2015/11にヒューレット・パッカードがHPと同社に分割され設立。クラウドやデータセンターなど、幅広いインテリジェントソリューションを提供する。
  • 2018/10期3Q(5-7月)は、売上高が前年同期比4.0%増の77.64億USD、純利益が同42.0%減の4.51億USD。継続事業利益は伸びたが、事業改革費用や税制改革に伴う一時費用など特別項目2.18億USDが響いた。調整後EPSは0.44USDと市場予想の0.37USDを上回った。
  • 2018/10期4Q(8‐10月)の会社計画は、調整後EPSが0.39-0.44USD。通期計画を上方修正し、調整後EPSを従来計画の1.35-1.45USDから1.50-1.55USDへ引き上げた。通期市場予想は、売上高が前期比6.5%増の307.52億USD、当期利益は同8.8倍の30.34億USD。(増渕)

コカ・コーラ(KO)市場:NYSE ・・・2018/10/24に2018/12期3Q(7-9月)の決算発表を予定

  • 1886年設立の世界最大の飲料メーカー。200以上の国・地域で500以上のブランドを提供。会社名でもあるコカ・コーラのほか、綾鷹、ネクター、ファンタ、ジョージアコーヒーなどを展開。
  • 2018/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比8.0%減の89.27億USD、純利益が同68.9%増の23.16億USD。ボトリング企業のフランチャイズ化の影響により売上高が同15%減少した。オーガニック売上高は同5%増。調整後EPSは0.61USDと市場予想の0.60USDを上回った。
  • 2018/12通期の会社計画は、オーガニック売上高が前期比4%程度の増加、調整後EPSが同8-10%増。通期市場予想は、売上高が同10.1%減の318.51億USD、当期利益が同6.4倍の79.68億USD。同社は、コーヒー店チェーンの英コスタを39億GBPで買収すると発表。(増渕)

マイクロン・テクノロジー(MU)市場:NASDAQ ・・・2018/9/20に2018/8期4Q(6-8月)の決算発表を予定

  • 1978年創業の半導体製造企業。DRAM、NAND、NOR型フラッシュメモリー等の高性能メモリー技術を幅広く持ち、自動車、コネクテッドホーム、産業用機械向け等サービスを提供する。
  • 2018/8期3Q(3-5月)は、売上高が前年同期比40.1%増の77.97億USD、純利益が同2.3倍の38.23億USD。調整後EPSは3.15USDと市場予想の3.13USDを上回った。クラウドサービスの普及やデータ量拡大を背景にデータセンター向けなどの半導体メモリー需要が堅調だった。
  • 2018/8期4Q(6-8月)会社計画は、売上高が80.0-84.0億USD、売上高総利益率が59-62%、営業費用が7.25‐7.75億USD、EPSは3.23-3.37USD。通期市場予想は、売上高が前期比48.9%増の302.65億USD、当期利益が同2.7倍の138.33億USD。同社は2030年までに、バージニア州の工場拡張に30億USD投じる計画。まずは無塵室を増設し2020年に増産開始。(増渕)

ティファニー・アンド・カンパニー(TIF)市場:NYSE ・・・2018/11/28に2019/1期3Q(8-10月)の決算発表を予定

  • 1837年にNYで創業。宝飾品などを販売する世界的企業。「Tiffany&Co」ブランドのもと宝飾品を製造するほか、販売店舗「TIFFANY &CO」を運営する。ネット販売やカタログ販売も行う。
  • 2019/1期2Q(5-7月)は、売上高が前年同期比12.1%増の10.75億USD、純利益が同25.8%増の1.44億USD。EPSは1.17USDと市場予想の0.83USDを上回った。幅広い地域・製品カテゴリーで販売が伸びた。既存店売上高は同8%増、為替の影響を除くベースでも同7%増。
  • 2019/1期3Q(8-10月)のEPSは前年同期を下回るとの見通しを示した一方、通期の会社計画を上方修正。EPSを4.50-4.70USDから4.65-4.80USDへ引き上げた。通期市場予想は、売上高が前期比9.6%増の45.68億USD、当期利益が同5.3%増の8.00億USDである。(増渕)
フィリップ証券株式会社

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