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2019-08-24 17:51:09

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “報復合戦の様相から上値の重い展開か?”

“報復合戦の様相から上値の重い展開か?”

2018/6/26
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“報復合戦の様相から上値の重い展開か?”

  • 6/22、NYダウは9営業日ぶりに反発となったが、6/11の25,322.31ドルから6/21の24,461.70ドルまで8営業日続落。この間860.61ドル(3.40%)下落し、貿易摩擦の懸念からキャタピラー(CAT)ボーイング(BA)の株価は大きく下落した。
    欧州委員会は6/20、米国による鉄鋼・アルミニウムへの25%の追加関税(6/1発動)への対抗措置を決定し、6/22に発動。対象は鉄鋼製品の他、ハーレーダビッドソン(HOG)のオートバイやリーバイ・ストラウスのジーンズ、バーボンウイスキーなど28億ユーロ(約3,600億円)。共和党有力議員の選挙区の有力産品を狙い撃ちし、トランプ政権に揺さぶりをかけている。トランプ大統領は同日、「貿易障壁を取り除かなければ、米国への輸入車すべてに20%の関税をかける。」とツイッターに投稿。欧州委員会のカタイネン副委員長は自動車関税に対し、「またもや、対抗する以外に選択肢はないだろう」と発言している。
  • 中国は7/6からの米国による制裁関税発動(818品目・340億ドル相当に25%)への対応策として6/24、人民銀行が預金準備率16%を7/5から0.5ポイント引き下げることを発表。資金使途は限定されるが、銀行の貸し出し余力を高め企業の資金繰りをサポートする。6/30に発表予定の6月の中国製造業及び非製造業のPMIの市場予想はそれぞれ51.7(5月は51.9)、54.8(同54.9)と節目の50を上回る堅調な見通し。7月月初に発表される米国の6月のISM製造業及び非製造業景況指数の市場予想は、それぞれ58.2(5月は58.7)、58.1(同58.6)。貿易摩擦の影響を見極めるうえで、両国の企業マインドの動向に注目したい。
    また、米財務省は緊急法制の下で中国による米重要産業分野への投資の精査の強化を計画している模様。同計画が実施されれば米中貿易摩擦は解消不能になる可能性があると一部で報道されている。ホワイトハウスは国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき、新エネルギー車やロボット工学、航空宇宙などの分野において、米企業に対する中国の投資が米国の経済・国家安全保障への脅威であると宣言する模様。米国が追加措置をとれば、中国が同国で事業展開する米国企業に圧力を掛ける可能性もある。米欧、米中とも貿易摩擦が報復合戦の様相を呈し、相場は上値の重い展開となろう。短期的に、ハイテクや石油関連など個別に評価余地があると見られる企業をピックアップしたい。(庵原)
  • 6/26号ではCFインダストリーズ・ホールディングス(CF)フェデックス(FDX)マイクロン・テクノロジー(MU)オラクル(ORCL)エクソンモービル(XOM)ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(6/22現在)

主要企業の決算発表予定

6月28日(木) ナイキ、ウォルグリーン

主要イベントの予定

26日(火)
  • アトランタ連銀総裁、ダラス連銀総裁が講演
  • 4月の主要20都市住宅価格指数
  • 6月の消費者信頼感指数
27日(水)
  • ボストン連銀総裁が講演
  • 5月の耐久財受注
  • 5月の中古住宅販売成約指数
  • 中国5月の工業利益
28日(木)
  • セントルイス連銀総裁が講演
  • アトランタ連銀総裁、アトランタで会議に出席
  • 1-3月のGDP(確定値)
  • 23日終了週の新規失業保険申請件数
  • FRBが包括的資本分析(CCAR)の結果を公表
  • EU首脳会議(ブリュッセル、29日まで)
  • ECB経済報告
29日(金)
  • 5月の個人支出・所得
  • 6月のミシガン大学消費者マインド指数 (確定値)
30日(土)
  • 中国6月の製造業PMI、非製造業PMI
7月1日(日)
  • メキシコ大統領選挙・議会選挙
  • 独首相、移民政策についてCDU幹部と会合
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

CFインダストリーズ・ホールディングス(CF) ・・・2018/8/1に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1946年に地方農協のグループによる肥料仲介事業として設立。窒素肥料のグローバルリーダーで、世界規模の窒素コンビナートを所有・運営するほか、農業サービスを提供している。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比7.7%減の9.57億USD、純利益が6,300万USDと前年同期の▲2,300万USDから黒字転換。EPSは0.27USDと市場予想の0.26USDを上回った。東欧や中国で肥料生産が減少。需給引き締まりによる販売価格の上昇が寄与した。
  • 2018/12通期市場予想は、売上高が前期比3.3%増の42.67億USD、当期利益が同33.2%減の2.39億USD。カウエンのネイバート氏は、大豆価格低下によりコーンの栽植が進むことで、肥料需要が増大すると予想。肥料関連株を「青いバナナのようで今が買い時」とした。(増渕)

フェデックス(FDX) ・・・2018/9/19に2019/5期1Q(6-8月)の決算発表を予定

  • 1971年創業、1997年に持株会社として設立。総合航空貨物輸送会社で、子会社を通じて企業・個人向けの各種輸送業務、電子商取引、ビジネスサービスをグローバルに展開している。
  • 2018/5期4Q(3-5月)は、売上高が前年同期比8.8%増の173.14億USD、純利益は同10.5%増の11.27億USD。調整後EPSは5.91USDと市場予想の5.69USDを上回った。世界的な好景気で輸送需要が拡大し、輸送量・基本運賃がともに改善。各種税控除の3.88億USDも寄与し、蘭TNTエクスプレス統合費用やサプライチェーンののれん減損を乗り越え増益を確保。
  • 2019/5通期会社計画は、売上高が前期比9%増、営業利益率が7.9%(蘭TNTエクスプレス統合費用を除くと8.5%)、調整後EPSが17.00-17.60USD、設備投資が56億USD。市場予想は、売上高が前期比7.4%増の703.09億USD、当期利益が同0.1%減の45.27億USD。(増渕)

マイクロン・テクノロジー(MU) ・・・2018/9/25に2018/8期4Q(6-8月)の決算発表を予定

  • 1978年創業の半導体製造企業。DRAM、NAND、NOR型フラッシュメモリー等の高性能メモリー技術を幅広く持ち、自動車、コネクテッドホーム、産業用機械向け等サービスを提供する。
  • 2018/8期3Q(3-5月)は、売上高が前年同期比40.1%増の77.97億USD、純利益が同2.3倍の38.23億USD。調整後EPSは3.15USDと市場予想の3.13USDを上回った。クラウドサービスの普及やデータ量拡大を背景にデータセンター向けなどの半導体メモリー需要が堅調だった。
  • 2018/8期4Q(6-8月)会社計画は、売上高が80.0-84.0億USD、売上高総利益率が59-62%、営業費用が7.25‐7.75億USD、EPSは3.23-3.37USDである。2018/8通期の市場予想は、売上高が前期比48.6%増の301.99億USD、当期利益が同2.7倍の138.19億USDである。(増渕)

オラクル(ORCL) ・・・2018/9/13に2019/5期1Q(6-8月)決算発表の予定

  • 2005年設立。クラウド・アプリケーション、プラットフォーム・サービス、ストレージ、ネットワークサービス、エンジニアド・システムから成る包括的な完全統合型スタックを提供する。クラウドサービスはSaaS、PaaS、IaaSの3つの利用形態がある。145ヵ国以上で42万社超の顧客を持つ。
  • 2018/5期4Q(3-5月)は、売上高が前年同期比3.3%増の112.51億USD、純利益が同5.5%増の34.08億USD。調整後EPSは0.99USDと市場予想の0.94USDを上回った。企業資源計画向け「Fution ERP」や人事管理向け「Fusion HCN」などSaaS型クラウド・ソリューションが牽引した。
  • 2019/5期1Q(6-8月)会社計画は、為替変動を除いた売上高が前年同期比1-3%増、調整後EPSが0.67-0.69USD、為替変動の影響を除いた調整後EPSは0.68-0.70USD。通期市場予想は、売上高が前期比3.0%増の410.14億USD、当期利益が同2.9倍の110.19億USD。(増渕)

エクソンモービル(XOM) ・・・2018/7/27に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1999年にエクソンとモービルの合併により設立された世界最大の石油・ガス会社。スーパーメジャーと呼ばれる6社の内の1社で、業界トップの資源在庫を保有。世界各地で石油とガスの探査・生産を行う。発電、鉱山事業やガソリン、潤滑油、化学品の製造・販売も手掛ける。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比16.3%増の682.11億USD、純利益が同16.0%増の46.50億USD。EPSは1.09USDと市場予想の1.10USDを下回った。原油・天然ガスの価格上昇により生産などの上流部門の収益が改善。寒波による天然ガスの需要増も寄与。
  • 2018/12通期市場予想は、売上高が前期比27.0%増の3,011.52億USD、当期利益が同5.7%増の208.24億USD。OPEC総会で合意された増産規模は市場予想を下回った。(増渕)

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) ・・・2018/6/28に2018/8期3Q(3-5月)の決算発表を予定

  • 1849年創業した米国・欧州で最大のドラッグストアチェーン。11ヵ国に13,200店舗超の店舗を保有。「Walgreens」「Duane Reade」「Boots」などのブランドで店舗を展開するほか、「No7」「Soap & Glory」「Liz Earle」「Sleek MakeUP」「Botanics」などの自社製品ブランドも提供する。
  • 2018/8期2Q(12-2月)は、売上高が前年同期比12.1%増の330.21億USD、純利益は同27.3%増の13.49億USD。調整後EPSは1.73USDと市場予想の1.55USDを上回った。処方箋薬の販売数が増加。「AllianceRx Walgreens Prime」の開始や「Rite Aid store」の買収も寄与。
  • 2018/8通期会社計画は、調整後EPSが5.85-6.05USD。通期市場予想は、売上高が前期比11.6%増の1,319.17億USD、当期利益は同17.2%増の47.79億USD。同社はGEに代わりダウ工業株30種平均への採用が決定。6/26の取引終了後より組み入れが開始する。(増渕)
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