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2018-09-19 13:49:44

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“懸念残るも市場環境は良好!”

2018/6/5
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“懸念残るも市場環境は良好!”

  • G7で6/2、カナダのモルノー財務相は米国が発動した関税措置に6ヵ国が「全員一致の懸念や失望」を抱いたとする異例の議長声明を発表。G7内に亀裂が生じたまま閉幕となった。EU、カナダ、メキシコは米国の鉄鋼・アルミニウムの輸入関税適用猶予の打ち切り発表で、米国の輸入関税と同程度の報復関税計画を表明。EUは米国の輸入関税と中国の技術移転慣行について、WTOに提訴すると発表。中国については、中国に進出した欧州企業に知的財産の所有権や使用権を中国企業に移転するよう義務付けていることを問題視。米中交渉でも中国がこれまでの合意は無効になるとのけん制があるなど、通商問題は、同盟関係にも広がり、問題解決には相当な期間を要する状況にあるようだ。
    一方、金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長とホワイトハウスで会談後、トランプ大統領は、「これから最大限の圧力という言葉は使いたくない」と述べ、北朝鮮への歩み寄りの姿勢を示すなど、米朝首脳会談開催に向け意欲を示している。韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は、米朝との3ヵ国首脳会談を通じて、シンガポールで朝鮮戦争の終結を宣言する準備をしているとの一部報道もある。
  • 米国を中心とした外交問題への懸念は残るが、良好なマクロ指標や株式市場を取り巻く環境が市場のサポート要因となりそうだ。6/1に発表された5月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比22.3万人増と市場予想を上回り、失業率は3.8%と2000/4以来の水準に低下した一方、平均時給は前年同月比2.7%増と程よい賃金上昇率となり引き続き労働市場の堅調ぶりが確認された。また、5月のISM製造業景況指数は、市場予想及び前月4月を上回る58.7に上昇。先行指標となる新規受注が4月の61.2から63.7に上昇し、雇用指数は56.3、生産指数は61.5と3ヵ月ぶりの高水準に上昇。また、2.7%台まで低下した10年国債利回りは2.9%台と程よい水準に回復し、原油価格は上昇一服でガソリン高など家計圧迫への懸念が後退する状況にあると見られる。
    6/1にはアップル(AAPL)アマゾン・ドット・コム(AMZN)フェイスブック(FB)が揃って高値更新。インテル(INTC)マイクロソフトは(MSFT)も上昇するなど、ハイテクを中心に堅調な展開が期待できそうだ。アップルは6/4からの開発者会議でARの共有ツールを発表する模様で株価動向に注目したい。(庵原)
  • 6/5号ではアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)コストコホールセール(COST)セールスフォース・ドットコム(CRM)フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCAU)アルファベット(GOOGL)ヴイエムウェア(VMW)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(6/1現在)

主要企業の決算発表予定

7日(木)ブロードコム

主要イベントの予定

5日(火)
  • コンピュテックス台北(9日まで)
  • 4月求人件数
  • 5月のISM非製造業総合景況指数
  • 中国5月の財新サービス業PMI、財新コンポジットPMI
6日(水)
  • 1-3月の労働生産性指数(確定値)
  • 4月の貿易収支
7日(木)
  • 日米首脳会談(ワシントン)
  • 6月2日終了週の週間新規失業保険申請件数
  • 1-3月の家計純資産
  • 4月の消費者信用残高
  • ユーロ圏1-3月のGDP (確定値)
8日(金)
  • G7首脳会議(カナダ・シャルルボワで、9日まで)
  • 4月の卸売在庫
  • 中国5月の貿易収支
10日(日)
  • 中国経済全体のファイナンス規模、新規融資、マネーサプライ(5月、15日までに発表)
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD) ・・・2018/7/24に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1969年設立の世界的半導体メーカー。ゲームや没入型プラットフォーム、データセンターに用いられる、ハイパフォーマンス・コンピューティング、グラフィックスと視覚化技術を手掛ける。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は売上高が前年同期比39.8%増の16.47億USD、純利益が81百万USDと前年同期の▲33百万USDから黒字転換。調整後EPSは0.11USDと市場予想の0.09USDを上回った。デスクトップ・プロフェッサー「Ryzen」などでの新製品投入が寄与した。
  • 2018/12期2Q(4-6月)の会社計画は売上高が中央値で前年同期比50%増の17.2-17.3億USD。通期市場予想は売上高が前期比25.8%増の67.06億USD、純利益が同9.4倍の4.02億USD。ペーパーマスターCTOによると、2019年に市場投入予定の7ナノメートル技術を用いた次世代コアプロセッサー「ZEN2」は、設計がすでに完了し初期の結果も良好だという。(増渕)

コストコホールセール(COST) ・・・2018/10/5に2018/8期4Q(6-8月)の決算発表を予定

  • 1976年創業のウェアハウス・クラブ(会員制倉庫型卸売小売)。生鮮三品、加工食品など衣食住、家電や自動車関連などを卸売価格で購入できる。米国を中心に北米、日・韓・台・豪のアジア・環太平洋、欧州など750店舗を展開(2018/5現在)。Eコマースサイトの運営も行う。
  • 2018/8期3Q(3-5月)は、売上高が前年同期比12.1%増の323.61億USD、純利益が同7.1%増の7.50億USD。EPSは1.70USDと市場予想の1.68USDを上回った。全体の既存店売上高は、燃料と為替変動の影響を除いたベースで同7.0%増と市場予想の同5.4%増を上回った。
  • 2018/8通期市場予想は、売上高が前期比8.6%増の1,401.63億USD、当期利益が同15.6%増の30.98億USD。同社は、従業員の賃上げを発表。最低時給を1USD引き上げる。(増渕)

セールスフォース・ドットコム(CRM) ・・・2018/8/21に2019/1期2Q(5-7月)の決算発表を予定

  • 1999年創業。クラウドアプリケーションおよびクラウドプラットフォームを提供する。顧客関係管理(CRM)のグローバルリーダーで、企業が顧客と様々な手段でつながることを支援する。
  • 2019/1期1Q(2-4月)は、売上高が前年同期比25.4%増の30.06億USD、純利益は3.44億USDと前年同期の100万USDから拡大。調整後EPSは0.74USDと市場予想の0.45USDを上回った。
  • 2019/1期2Q(5-7月)会社計画は、売上高が前年同期比25%増の32.2-32.3億USD、調整後EPSが0.46-0.47。通期会社計画を、売上高が前期比24-25%増の130.75億-131.25億USD(従来計画126‐126.5億USD)、調整後EPSが2.29-2.31USD(同2.02‐2.04USD)と上方修正。通期市場予想は、売上高が同24.9%増の130.86億USD、純利益が同3.4倍の4.26億USD。(増渕)

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCAU)・・・2018/7/25に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定 

  • 2014年に伊フィアットグループによるクライスラーグループの買収に伴い設立した自動車メーカー。「アルファロメオ」、「フィアット」、「ジープ」、「アバルト」などのブランドを展開する。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比2.5%減の270.27億EUR、純利益は同59.3%増の10.21億EUR。期中出荷台数は同5.2%増の120.4万台であった。南米市場が黒字転換したほか、法人減税も寄与した。調整後EPSは0.66EURと市場予想の0.67EURを下回った。
  • 2018/12通期の会社計画は、売上高が1,250億EUR、調整後EBITが87億EUR、調整後当期利益が50億EURである。通期市場予想は、売上高が前期比33.3%増の1,145.67億EUR、当期利益が同44.7%増の50.53億EUR。調査会社オートデータによると、同社の5月の新車販売台数は、前年同月比11%増。ブランド別では特に「ジープ」が同29%増と好調だった。(増渕)

アルファベット(GOOGL) ・・・2018/7/26に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1998年創業のインターネット検索最大手グーグルなどを傘下として2015/10に設立された持ち株会社。ウェブベースの検索、表示広告、デスクトップとハードウェア製品などを提供する。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比25.8%増の311.46億USD、純利益が同73.3%増の94.01億USD。広告事業が好調だったほか、会計基準変更に伴い保有株式の評価益を計上した。投資収益を除く調整後EPSは9.93USDと市場予想の9.29USDを上回った。
  • 2018/12通期市場予想は、売上高が前期比2.1%減の1,084.76億USD、当期利益が同2.4倍の308.88億USD。同社傘下ウェイモは、フィアット・クライスラー・オートモービルズからミニバン「クライスラー・パシフィカ」を6.2万台購入すると発表。自動運転事業の強化に期待。(増渕)

ヴイエムウェア(VMW) ・・・2018/8/23に2019/1期2Q(5-7月)の決算発表を予定

  • 1998年に創業した仮想化技術のパイオニア。サーバーやデスクトップ、ネットワークなどの仮想化製品のほか、パブリッククラウドなど仮想化技術をベースにしたソリューションも提供する。
  • 2019/1期1Q(2-4月)は、売上高が前年同期比13.8%増の20.08億USD、純利益が同3.8倍増の9.42億USD。幅広い製品・サービスが伸長したほか、Pivotal Softwareの上場に伴う株式評価益の7.81億USDが寄与した。調整後EPSは1.26USDと市場予想の1.14USDを上回った。
  • 2019/1期2Q(5-7月)会社計画は、売上高が前年同期比11.0%増の21.45億USD、調整後EPSが1.49USDである。通期会社計画を上方修正し、売上高を同11.7%増の87.80億USD(従来計画87.25億USD)、調整後EPSを6.14USD(同6.02USD)とした。通期の市場予想は、売上高が前期比10.8%増の87.78億USD、当期利益が同3.9倍の22.40億USDである。(増渕)
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