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2019-06-20 16:31:49

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “強弱材料交錯でもみ合いの展開へ”

“強弱材料交錯でもみ合いの展開へ”

2018/5/22
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“強弱材料交錯でもみ合いの展開へ”

  • 5/2から5/14にかけてNYダウが8連騰となった米国株式市場だが、その後は狭いレンジでの膠着相場となっている。中東情勢の緊張の高まり、10年国債利回り上昇、ドル高進展などが相場の重しとなった。在イスラエル米大使館のエルサレム移転を巡ってはパレスチナのガザ地区で数万人規模のデモ参加者がイスラエル軍と衝突し、実弾攻撃によりパレスチナ人50人以上の犠牲者が出た。米国のイラン核合意からの離脱など中東情勢の混乱が続く可能性はある。
    トランプ大統領は中間選挙を控え、引き続き国内支持層に向けた行動を取ることが想定されよう。ただ、現状は混乱が中東全般には広がっておらず、株式市場への影響は限定的と思われる。一方、6月のFOMCで追加利上げがほぼ確実視され、金利は一段と上昇しドル高も進展しており、引き続き相場抑制要因となる可能性がある。10年国債利回りは3%台と2011/7以来の水準で推移し、ドルインデックスは足元で年初来高値を更新しており、動向を注視したい。
  • 5/17の取引終了後に2018/10期2Q(2-4月)の決算を発表した半導体製造装置最大手のアプライド・マテリアルズ(AMAT)の売上高見通しが市場予想を下回り、翌5/18の同社株価は前日比8.25%安と大幅に下落した。SOX指数は同1.44%安、S&P500の24業種別で半導体・同製造装置が同1.64%の下落となるなど、影響が広がっている。同社3Q(5-7月)の売上高計画(レンジの中央値)が前年同期比約18%増と2Qの前年同期比29%増から鈍化し市場予想を下回った。ただ、3Qも大幅増収の見通しで、EPSの会社見通しは市場予想を上回っており、決算を受けたアナリストの株価判断は「買い推奨継続」が大半であり、半導体業界全体への懸念とはならないと見る。むしろ、半導体を中心としたハイテク株の下落は、同社を含め好業績・優良銘柄の買いの好機と見ている。
    5/17-18にワシントンで開催された第2回目の米中貿易交渉は、一日遅れの5/19に「米国の対中貿易赤字を減らすため、中国が米国のモノとサービスの輸入を大幅に増やすことで合意した」との共同声明が発表された。5/20にはムニューシン財務長官が「貿易戦争を当面保留する」とコメント。協議は継続されるが、中国への追加関税がひとまず保留されることとなった。米国株式市場は、強弱材料が交錯する狭いレンジでのもみ合いの展開を予想する。(庵原)
  • 5/22号ではボーイング(BA)メーシーズ(M)マイクロン・テクノロジー(MU)クアルコム(QCOM)コンステレーション・ブランズ(STZ)タイソン・フーズ(TSN)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(5/18現在)

主要企業の決算発表予定

5月22日(火)HPエンタープライズ
23日(水)ティファニー
24日(木)ベスト・バイ、ギャップ

主要イベントの予定

22日(火)
  • 米韓首脳会談(ワシントン)
  • 香港株式市場は休場
23日(水)
  • 4月の新築住宅販売件数
  • FOMC議事録
  • 北朝鮮、豊渓里核実験場の廃棄式典(25日までに)
24日(木)
  • 19日終了週の新規失業保険申請件数
  • 3月のFHFA住宅価格指数
  • 4月の中古住宅販売件数
  • フィラデルフィア連銀総裁、NY連銀総裁、講演
  • 独1-3月のGDP(改定値)
  • ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)
  • EU財務相理事会
  • サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(26日まで)
25日(金)
  • 4月の耐久財受注
  • 5月のミシガン大学消費者マインド指数(確定値)
  • ダラス連銀総裁、アトランタ連銀総裁、シカゴ連銀総裁がパネル討論会に出席
  • パウエルFRB議長がスウェーデン中銀の会議に出席(ストックホルム)
27日(日)
  • コロンビア大統領選挙(第1回投票)、決選投票の場合は6月17日実施
  • 中国4月の工業利益
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

ボーイング(BA) ・・・2018/7/25に2018/12期2Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1916年に創業。航空宇宙機器製造会社。民間航空機、防衛・軍用機、電子・防衛システム、衛星、衛星打ち上げ機、高度情報通信システムなどの製品を、150カ国以上で展開する。
  • 2018/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比6.5%増の233.82億USD、純利益が同56.9%増の24.77億USD。調整後EPSは3.64USDと市場予想の2.58USDを上回った。低燃費が特徴の737型MAXがアジアのLCCなどからの引き合いが強かったほか、軍用機の受注も伸びた。
  • 2018/12通期の会社計画を上方修正。売上高は960-980億USDと据え置いたが、調整後EPSを14.30-14.50USD(従来計画13.80-14.00USD)とした。2018/12通期の市場予想は、売上高が前期比4.8%増の979.08億USD、当期利益が同20.4%増の98.73億USDである。(増渕)

メーシーズ(M) ・・・2018/8/9に2019/1期2Q(5-7月)の決算発表を予定

  • 1830年に創業した国内有数の小売業者。「メーシーズ」と「ブルーミングデールズ」のブランドの下、690店舗以上の百貨店を展開するほか、他業態の専門店を約160店舗運営している。
  • 2019/1期1Q(2-4月)は、売上高が前年同期比3.6%増の55.41億USD、純利益が同78.2%増の1.39億USD。調整後EPSは0.42USDと市場予想の0.36USDを上回った。セールを前倒しで行ったことも寄与し、ライセンス加盟店を含めた既存店売上高は同4.2%増と大幅に伸びた。
  • 堅調な個人消費や国際観光の復調が見込まれることから、2019/1通期の会社計画を上方修正。調整後EPSを3.75-3.95USD(従来計画3.55‐3.75USD)とした。通期市場予想は、売上高が前期比2.3%減の250.64億USD、当期利益は同26.3%減の11.46億USDである。(増渕)

マイクロン・テクノロジー(MU) ・・・2018/6/21に2018/8期3Q(3-5月)の決算発表を予定

  • 1978年創業の半導体製造企業。DRAM、NAND、NOR型フラッシュメモリー等の高性能メモリー技術を幅広く持ち、自動車、コネクテッドホーム、産業用機械向け等サービスを提供する。
  • 2018/8期2Q(12-2月)は、売上高が前年同期比71.4%増の68.03億USD、純利益が同3.7倍の33.09億USD。調整後EPSは2.82USDと市場予想の2.74USDを上回った。クラウド、スマホ、自動車など幅広い分野で需要が拡大。粗利益率も58.1%と前年同期の36.7%から改善した。
  • 2018/8期3Q(3-5月)会社計画は、売上高が72-76億USD、粗利益率が57-60%、営業費用が7.0‐7.5億USD、営業利益が36‐38億USD、調整後EPSは2.76-2.90USD。通期市場予想は、売上高が前期比44.2%増の293.13億USD、当期利益が同2.5倍の125.06億USD。(増渕)

クアルコム(QCOM) ・・・2018/7/25に2018/9期3Q(4-6月)の決算発表を予定

  • 1985年設立。モバイルデバイスなどの無線通信機器で使用される半導体の設計・開発および基盤技術の商業化を行う。3G・4G通信のパイオニアであり、5G通信でも先駆者である。
  • 2018/9期2Q(1-3月)は売上高が前年同期比4.9%増の52.61億USD、純利益が同51.5%減の3.63億USD。アップルや委託製造先との特許料を巡る係争によりライセンス収入が9.70億USD減少したが、半導体製品が好調。2018/1に公表した費用削減計画に関連したリストラ費用3.10億USDが重荷となり減益。調整後EPSは0.80USDと市場予想の0.69USDを上回った。
  • 2018/9期3Q(4-6月)の会社計画は、売上高が48-56億USD、EPSが0.35-0.50USD、調整後EPSが0.65-0.75USD。2018/9通期の市場予想は、売上高が前期比1.3%減の220.08億USD、当期利益が▲43.96億USDと前期の24.66億USDから赤字転落。報道によると、中国当局は同社による蘭NXPセミコンダクターズの買収の承認申請の審査を再開したもよう。(増渕)

コンステレーション・ブランズ(STZ) ・・・2018/6/28に2019/2期1Q(3-5月)の決算発表を予定

  • 1945年に創業したビール、ワイン、蒸留酒の世界的な製造・販売業者。「Corona」、「Modelo」などの海外ブランドのほか、「Ballast Point」や「Funky Buddha Brewery」などのクラフトビールも提供する。プレミアムワインやプレミアムスピリッツでも多数の人気ブランドを展開する。
  • 2018/2期4Q(12-2月)は、売上高が前年同期比8.4%増の17.65億USD、純利益が同2.0倍の9.25億USD。「Corona」、「Modelo」などのビールの販売が好調だったほか、税制改革に伴う3.63億USDの一時利益が寄与。調整後EPSは1.90USDと市場予想の1.74USDを上回った。
  • 2019/2通期の会社計画は、調整後EPSが9.40-9.70USDである。2019/2通期の市場予想は、売上高が前期比7.4%増の81.43億USD、当期利益が同17.3%減の19.16億USD。(増渕)

タイソン・フーズ(TSN) ・・・2018/8/6に2018/9期3Q(4-6月)決算発表の予定

  • 1935年設立。世界最大級の食品会社であり、タンパク質供給のリーディングカンパニー。「Tyson」、「Jimmy Dean」、「Hillshire Farm」、「Ball Park」、「Wright」などのブランドを展開する。
  • 2018/9期2Q(1-3月)は、売上高が前年同期比7.6%増の97.73億USD、純利益は同7.4%減の3.15億USD。調整後EPSは1.27USDと市場予想の1.30USDを下回った。現場従業員への臨時ボーナスの1.09億USDや財務健全化プログラムに伴う費用の6,500万USDが重荷に。
  • 2018/9通期の会社計画は、調整後EPSが6.55‐6.70USD。通期の市場予想は、売上高が前期比6.6%増の407.70億USD、当期利益は同39.1%増の24.67億USD。中国は米国からの農産品やエネルギーの輸入を大幅に増やすことで合意。中国向け食肉輸出の拡大も。(増渕)
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