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2018-01-19 08:25:50

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “ロケット・スタート!”

“ロケット・スタート!”

2018/01/10
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“ロケット・スタート!”

  • 2018年は、世界同時株高で幕が開いた。昨年末、世界的に一時調整もあったが年末年始の米中経済指標を市場は好感、順調な滑り出しとなった。中国では12/31の国家統計局発表12月PMIの製造業・非製造業、民間Caixin(財新)PMIは1/2の製造業や1/4のコンポジット、サービス業と何れも好不況の節目50や市場予想も軒並み上回り、中国など新興国市場の株価は大幅高となった。
    MSCI指数のうち新興国は、12/7の直近安値を底に上昇が続き1/8の1,206.86までで9.9%高、1/8現在、年初来では4.2%上昇となった。また、やや出遅れていた日本株は、年初から大幅高となり1/9現在、日経平均で年初来4.8%の上昇である。米国では、1/4、1/6にそれぞれ発表された12月のISM製造業・非製造業や1/6発表の12月分雇用統計が強すぎず弱すぎず、良好な経済状況確認と緩やかな利上げペース維持との市場見通しをマーケットが好感し、NYダウ、S&P500、ナスダックの主要3指数は連日で最高値更新となった。
  • 1/8現在、NYダウは年初来2.3%高と新興国や日本株のほかMSCI指数の先進国(同2.6%高)に比べ上昇率がやや見劣りするが、順調なスタートと言えよう。税制改革による実質減税の効果をマーケットが織り込む余地は、未だあると見ているためである。また、北朝鮮が韓国の呼びかけに応じ、南北対話が実現したことは投資家に安心感をもたらしていると言えそうだ。1/9、北朝鮮は2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪への参加を正式に表明したことで、同国の正式参加が決まる公算は高い。フィリップ証券では、北朝鮮が強まる圧力に対して、万一のケースに備えたオプションとして、対話の窓口を確保したと見ている。平昌五輪終了(オリンピック2/9-25、パラリンピックは3/9-18に開催)の3月半ばまで、ひとまず北朝鮮リスクが遠のくこととなろう。ただ、その間も北朝鮮の核やミサイル開発の進展が想定されるため、トランプ大統領の今後の出方が注目される。
    短期的には、1/9-12までラスベガスで開催される恒例のCES(米国家電見本市)が注目されよう。AIスピーカーなどIotを駆使した家電のほか、EV(電気自動車)の完成車メーカーと関連するハイテク企業の技術革新の動向などが注目される。やや材料に乏しいが、健全な調整をこなしつつ、リターン・リバーサルも含め、2018年年初も良好な地合いを継続する動きを予想する。(庵原)
  • 1/10号ではアプライド・マテリアルズ(AMAT)キャタピラー(CAT)ゼネラル・エレクトリック(GE)コールズ(KSS)モンサント(MON)エヌビディア(NVDA)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(1/9現在)

主要企業の決算発表予定

1月12日(金)ブラックロック、JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ

主要イベントの予定

1月10日(水)
  • 12月の輸入物価指数
  • 11月の卸売在庫
  • シカゴ連銀総裁、セントルイス連銀総裁、講演
  • 欧州ECB議事要旨(15日までに発表)
  • 中国12月の経済全体のファイナンス規模、新規融資、マネーサプライ(15日までに発表)
11日(木)
  • 12月の生産者物価指数
  • 1月6日終了週の週間新規失業保険申請件数
  • 12月の財政収支
  • 欧州11月のユーロ圏鉱工業生産
12日(金)
  • 12月の消費者物価指数
  • 12月の小売売上高
  • 11月の企業在庫
  • ボストン連銀総裁、講演
  • 欧州モーターショー(ブリュッセル、21日まで)
  • チェコ大統領選挙(第1回投票、13日まで)、決選投票の場合は26-27日に実施
  • 中国12月の貿易収支
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

アプライド・マテリアルズ(AMAT) ・・・2018/02/14に2018/10期1Q(11-1月)決算発表の予定

  • 1967年に設立した世界最大の半導体製造装置・ディスプレイ製造装置メーカー。マテリアルエンジニアリングの幅広い技術を持ち、半導体、ディスプレイおよび関連産業に製造設備、サービス、ソフトウェアを提供する。17ヵ国に90拠点を持ち、従業員は約18.4万人にのぼる。
  • 2017/10期4Q(8-10月)は、売上高が前年同期比20.4%増の39.69億USD、純利益は同61.0%増の9.82億USD、調整後EPSは0.93USDと市場予想の0.90USDを上回った。スマートフォンメーカーなど顧客企業の設備投資意欲が旺盛で、半導体関連事業を中心に伸びた。
  • 2018/10期1Q(11-1月)会社計画は、売上高が40.0-42.0億USD(中央値で前年同期比約25%増)、調整後EPSで0.96-1.02USD(同46%増)である。2018/10通期の市場予想は売上高が前期比15.9%増の168.54億USD、当期利益が同15.4%増の39.64億USDである。(増渕)

キャタピラー(CAT) ・・・2018/01/24に2017/12期4Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 1925年に設立。建設・鉱業用機械、ディーゼル・天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル機関車などにおける世界有数のメーカー。建設業、資源産業、エネルギー&輸送の3つの製品部門を通じて事業を行い、金融サービスも提供する。米国を代表する輸出企業。
  • 2017/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比24.6%増の114.13億USD、純利益が同3.7倍の10.59億USD であった。調整後EPSは1.95USDで、市場予想の1.24USDを上回った。
  • 2017/12通期会社計画を上方修正。売上高が440億USD(従来計画420-440億USD)、調整後EPSが6.25USD(同5.00USD)。リストラ費用は13億USD(同12億USD)。通期市場予想は、売上高が前期比15.7%増の445.98億USD、当期利益は29.35億USDと黒字転換。(増渕)

ゼネラル・エレクトリック(GE) ・・・2018/02/14に2017/12期4Q(10-12月)決算発表を予定

  • 1892年創業のデジタル・インダストリアル・カンパニー。航空機エンジン、発電施設、石油・ガス製造装置から医療用画像、金融、製造業など幅広い分野において、ソフトウェア融合型の産業機器やソリューションを提供する。約180カ国に展開し、従業員は約29.5万人にのぼる。
  • 2017/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比14.4%増の334.72億USD、純利益が同9.4%減の18.36億USDである。調整後EPSは0.29 USDと、市場予想の0.49USDを下回った。
  • 2017/12通期の会社計画を下方修正。調整後EPSを1.05-1.10USD(従来計画1.60-1.70USD)とした。2017/12通期市場予想は、売上高が前期比3.5%増の1,238.36億USD、当期利益は同16.6%減の73.64億USD。同社は2018年末までに35億USDのコスト削減目標を掲げており、火力発電向け設備などの電力部門で全世界1.2万人を削減すると発表した。(増渕)

コールズ(KSS) ・・・2018/03/01に2018/1期4Q(11-1月)の決算発表を予定

  • 1962年設立の百貨店グループ。1,154店舗のデパートの他、ウェブサイトやFILAアウトレット、オフプライスストアOff-Aisleなど展開。衣服、靴、アクセサリー、家庭用品の中流層向けNB「Kohl’s」に加え、「Simply Vera Vera Wang」、「Sonoma」、「APT9」、などのSBも扱う。
  • 2018/1期3Q(8-10月)は、売上高が前年同期比0.1%増の43.32億USD、純利益が同17.6%減の1.17億USDとなった。EPSは0.70USDと、市場予想の0.72USDに届かなかった。
  • 年末商戦期間の売上高が前年同期比6.9%増と好調だったことを受け、2018/1通期会社計画を上方修正。調整後EPSを3.98-4.08USD(従来計画3.60-3.80USD)とした。通期市場予想は、売上高が前期比0.1%減の186.84億USD、当期利益が同8.0%増の22.91億USD。(増渕)

モンサント(MON) ・・・2018/03/27に2018/8期2Q(12-2月)の決算発表を予定

  • 1901年設立のバイオ化学メーカー。農業用種子・野菜種子、植物バイオテクノロジー形質、農薬を製造する。主要な製品には除草剤の「Roundup」などがある。66ヵ国で展開。
  • 2018/8期1Q(9-11月)は、売上高が前年同期比0.3%増の26.58億USD、純利益が同5.8倍の1.69億USDとなった。調整後EPSは0.41USDと市場予想の0.42USDには届かなかった。トウモロコシが伸び悩み売上高は横ばいだが、事業売却に伴う特別利益が寄与し増益となった。
  • 同社は、数年にわたり下落を続けていたコモディティー価格の落ち着きを背景に、2018/8通期について、増益を確保できるとの見通しを示した。2018/8通期の市場予想は、売上高が前期比4.2%増の152.55億USD、当期利益が同8.9%増の24.62億USDである。(増渕)

エヌビディア(NVDA) ・・・2018/02/7に2018/1期4Q(11-1月)の決算発表を予定

  • 1993年設立の半導体大手。画像処理(GPU)半導体、コンピュータのグラフィックス処理や演算処理を高速化するグラフィックスプロセッサーと関連ソフトウェアの設計・開発・販売を行う。
  • 2018/1期3Q(8-10月)は、売上高が前年同期比31.5%増の26.36億USD、純利益が同54.6%増の8.38億USD となった。EPS は1.33USDと市場予想の1.07USDを上回った。ゲーム向けが好調だったほか、クラウドサービスの普及を追い風にデータセンター向けが伸びた。
  • 2018/1通期の通期市場予想は、売上高が前期比36.8%増の94.53億USD、当期利益が同59.9%増の26.64億USD、である。世界最大の家電見本市「CES」では、同社が注力する人工知能(AI)や自動運転、コネクテッドカーなどの技術が多く紹介されるため注目したい。(増渕)
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