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2018-10-18 05:30:56

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“2018年の相場環境と投資戦略!”

2017/12/28
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

2018年も緩やかな回復見通し!

  • 世界経済は2016年半ばに底打ちし、2018年も持続的回復が見込まれる。世界の輸出入は2016/11に約2年ぶりにプラス転換し、足元で2桁成長と拡大ピッチは高まっている。
    世界の約6割を占める米欧中(約1割、4割、1割)や日本は堅調で、インドのほか露、南ア、ブラジルなど資源国の貿易の伸びは非常に高い。中国の成長率は鈍化も、量から質への経済発展へと舵を切り、ハードランディングシナリオは後退したと言えよう。日米欧は金融緩和効果が奏功し、回復軌道に入ったと見られる。FRBは、12月に米国の成長率見通しを引き上げたが、良好な外部環境と経済政策次第では成長率が一段と高まる可能性もあろう。(庵原)

2018年も緩やかな回復見通しの世界経済〜米国は2%台の成長持続へ

2018年の投資戦略を考えよう!

  • 好配当のNYダウ構成銘柄を買う「ダウの負け犬」と言う投資手法もあるが、業績動向と株価位置を掌握した投資手法が賢明であろう。2018年は、11月の中間選挙まではグロース株優位の展開が続くと予想する。
    引き続き半導体やネット関連を含むハイテク株は相場牽引役と見るが、実質減税の税制改革やインフラ投資に加え、金融規制緩和も期待され、小売、設備投資関連など景気敏感の資本財、銀行など金融などにも注目したい。12月に資金が流入している企業は、年明け以降も買いが続く可能性があると見ている。(庵原)

2018年の注目セクター及び銘柄を探る!〜順張りか逆張りか?

2桁増益見通しの企業業績!

  • S&P500の2017/12期予想PERは20倍台とヒストリカルに見てやや割高な水準にあると言えよう。
    ただ、2018/12期もS&P500構成企業は、2桁増益の見通しで、予想PERは低下が見込まれる。また、今後減税分を織り込むなどEPS見通しは増額となる公算も高い。2019/12期も現状、2桁増益見通しとなっており、株価評価余地はあろう。エネルギー、ハイテク、金融のほか、素材や資本財など大幅増益が見込まれるセクターの動向に注目したい。(庵原)

ハイバリュエーションも好業績が相場をサポート?〜企業収益は拡大へ!

利益成長を加味した株価評価

  • PEGレシオとは、企業の中期的な利益成長率を加味して株価の水準を測る指標で、PER(予想株価収益率)を今後3-5年の予想EPS成長率で除して算出する。PERは高成長の企業では高くなる傾向があるのに対し、PEGレシオでは成長率の異なる株式の比較分析が可能だ。一般的には1-2倍が標準的とされる。
    フェイスブック(FB)は予想PERが27.35倍、PBRが7.18倍であるが、PEGレシオは1倍を切っている。利益成長を加味すれば割高感のない株価水準にあるといえよう。ハリバートン(HAL)シェブロン(CVX)などの原油関連も高PERに対してPEGレシオは低い傾向にある。原油相場の復調による業績改善の期待を踏まえれば、評価余地がありそうだ。(増渕)

S&P100の低PEGレシオランキング〜高PER銘柄も評価余地あり

iPhoneXの販売見通し

  • アップル(AAPL)が11/3に発売したスマートフォン「iPhoneX」は、品薄状態が続くなど強い需要を見せた。だが2018年1-3月には需要が一服するという見方も出てきている。
    台湾紙の経済日報は、アップルが2018年1-3月のiPhoneX販売台数の見通しを従来の5,000万台から3,000万台に引き下げたと報じた。同紙によると、フォックスコンの鄭州工場が労働者の募集を停止したという。アナリストの見方も大きく分かれており、出荷台数の予測が最も低いJLウォーレン・キャピタルは2500万台としたのに対し、最も高いループ・キャピタルは4,000-4,500万台とした。今後の販売動向が注目される。(増渕)

見方の分かれるiPhoneXの販売見通し〜需要一服の可能性も!

ビットコインが及ぼす影響は?

  • 市場規模から金融市場への影響はほぼ想定されないビットコインだが、投資家心理に及ぼす影響には注意したい。2017/9に中国当局は人民元への交換禁止などを通達し、中国で事実上、取引が禁止された。
    一方、日本では2017/4に改正資金決済法で、仮想通貨が「合法化」されたこともあり、日本人がビットコイン市場の主役となっている。適正価格水準を測る術はなく、決済手段などよりも専ら投機的な側面が強い。CBOE、CMEへの上場などから市場規模が拡大し、大きな価格変動などが将来、投資家心理に影響を及ぼし、為替などの変動要因となる可能性もある。動向を注視したい。(庵原)

未だ市場規模の小さいビットコインだが〜投資家心理への影響に注意!

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