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2019-06-26 16:45:32

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “堅調地合いもFOMC待ちの展開か?”

“堅調地合いもFOMC待ちの展開か?”

2017/12/12
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“堅調地合いもFOMC待ちの展開か?”

  • 12/8、トランプ大統領は12/22までの連邦政府の支出を手当てする暫定予算案に署名し、政府機関の閉鎖が回避された。最近の税制改革の議論の前進や同日に発表された11月分の雇用統計が総じて市場予想程度と12月の追加利上げがほぼ確実視される状況となり、株式市場に楽観的な見方が強まった。
    11月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比22.8万人増と市場予想の同19.5万人増を大きく上回り、失業率は4.1%と市場予想通りと前月から横ばい。ただ、労働市場の逼迫も過熱感はあまり感じられず、賃金上昇余地が想定される結果となった。11月の平均時給は前年同月比2.5%増と市場予想の同2.7%増を下回り、労働市場に未だスラック(たるみ)が残っている模様で、100ヵ月を超えた景気拡大局面は今後も続く可能性があろう。米国も景気拡大で労働市場は引き締まっており、職探しをあきらめた人や就業機会があれば働く意欲のある人を含む広義の失業率は、賃金が大きく伸びていた前回のリセッション後で最低の水準にある。2018年以降、賃金だけでなく物価上昇にも波及する可能性があり、株価のサポート要因になると見ている。ただ、景気の一段の加速は、2018年の利上げペース加速要因となる可能性もあり動向を注視したい。
  • FRBはトランプ政権の経済政策を前提としていないが、①実質減税の税制改革法案化、②来年1月とも言われる公約のインフラ投資計画の打ち出し、などが見込まれ、個人や法人の良好なマインドが続き、企業収益の拡大も続く公算が高い。賃金や物価上昇圧力が高まり、株価をはじめとした資産価格が軒並み上昇となれば、FRBの想定以上に景気が強まる可能性もあろう。
    12/12-13のFOMCでは、任期最後となるイエレンFRB議長のコメントに注目したい(日本時間12/14午前4時)。バトンを引き継ぐパウエル次期議長についての言及の可能性もあろう。利上げペース、賃金、物価や成長率見通しなどのコメントに耳を傾けたい。FOMCを前にドルは上昇基調にあり、株式市場は様子見姿勢が強まる展開も予想される。乱高下が続くビットコインは、12/10よりCBOE(シカゴ・オプション取引所)で取引が開始され、12/18にはCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で先物市場が開設される。一部大量保有者の動向次第では価格急変動も想定され、金融市場への影響には注視したい。(庵原)
  • 12/12号ではブロードコム(AVGO)キャタピラー(CAT)フェデックス(FDX)JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL)ビザ(V)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(12/8現在)

主要企業の決算発表予定

14 日(木)オラクル、アドビ

主要イベントの予定

12日(火)
  • FOMC(13日まで)
  • 11月の生産者物価指数
  • 11月の財政収支
13日(水)
  • FOMC声明発表、経済予測とイエレンFRB議長記者会見
  • 11月の消費者物価指数
  • OPEC月報
  • ユーロ圏10月の鉱工業生産
  • 英首相、党首討論
  • 韓国大統領、訪中(16日まで)
14日(木)
  • 12月9日終了週の週間新規失業保険申請件数
  • 11月の輸入物価指数
  • 11月の小売売上高
  • 10月の企業在庫 
  • IEA月報
  • EU首脳会議(15日まで)
  • ユーロ圏12月のサービス業・製造業・総合PMI(速報値) 
  • ECB金融政策決定、ドラギ総裁が記者会見 
  • 中国11月の小売売上高、工業生産、固定資産投資
15日(金)
  • 12月のニューヨーク連銀製造業景況指数
  • 11月の鉱工業生産
  • 映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」公開
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

ブロードコム(AVGO) ・・・2018/2/27に2018/10期1Q(11-1月)の決算発表を予定

  • 1961年設立のブロードコムを半導体大手のアバゴ・テクノロジーが2016年に買収し、社名はブロードコムに変更。無線およびブロードバンド通信向け半導体製品などを製造販売する。
  • 2017/10期4Q(8-10月)は、売上高が前年同期比17.1%増の48.44億USD、純利益が6.71億USDと前年同期▲6.68億USDから黒字転換した。調整後EPSは4.59USDと市場予想の4.52USDを上回った。iPhone向けの出荷が増えたほか、データセンター向けの販売も好調。
  • 2018/10期1Q(11-1月)の会社計画は、売上高が52.21-53.71億USD、売上高粗利益率が46.75-48.75%である。2018/10通期市場予想は、売上高が前期比18.0%増の208.14億USD、当期利益が同98.2%増の35.59億USDである。同社はクアルコム取締役会の社外取締役候補者11人を指名。テクノロジー業界で史上最大規模となる買収の実現を目指す。(増渕)

キャタピラー(CAT) ・・・2018/1/24に2017/12期4Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 1925年に設立。産業用ガスタービンエンジン分野で世界最大手のメーカー。建設、鉱業、農業、林業向け機械の設計・製造・販売を行うほか、エンジンや部品も製造する。
  • 2017/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比24.6%増の114.13億USD、純利益が同3.7倍の10.59億USD であった。調整後EPS は1.95USDで、市場予想の1.24USDを上回った。
  • 2017/12通期の会社計画を上方修正。売上高が440億USD(従来計画420-440億USD)、調整後EPSが6.25USD(同5.00USD)となった。また、リストラ費用を13億USD(同12億USD)見込んでいる。2017/12通期の市場予想は、売上高が前期比15.1%増の443.46億USD、当期利益が29.24億USDと前期の▲0.67億USDから黒字転換する見通しである。(増渕)

フェデックス(FDX) ・・・2017/12/19に2018/5期2Q(9-11月)の決算発表を予定

  • 1971年創業。世界の法人・個人顧客向け輸送サービスを世界220以上の国と地域で提供。フェデックスエクスプレスは空と陸のネットワーク活用で、1-2営業日以内の貨物輸送を行う。
  • 2018/5期1Q(6-8月)は、売上高が前年同期比4.3%増の152.97億USD、純利益は同16.6%減の5.96億USDだった。調整後EPSは2.51USDと市場予想の3.00USDを下回った。サイバー攻撃によるシステム不調で生じた集荷・配送の遅れやハリケーンの被害が足かせとなった。
  • 2018/5通期会社計画は、特別項目を除くベースのEPSが12.00-12.80 USDである。2017/12通期の市場予想は、売上高が前期比4.6%増の631.01億USD、当期利益が同5.0%増の31.47億USDである。11/27のサイバーマンデーは、一日のオンライン売上高が前年比16.8%増の65.9億USDと過去最高。年末商戦に伴う貨物取扱量の増加を期待したい。(増渕)

JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM) ・・・2018/1/11に2017/12期4Q(10-12月)発表予定

  • 1799年に設立した商業・投資銀行を運営する老舗の銀行グループ。投資銀行、トレジャリーサービス、証券、資産管理、商業銀行、住宅金融などのサービスを提供している。
  • 2017/12期3Q(7-9月)は、営業収益が前年同期比2.7%増の262.00億USD、純利益が同7.1%増の67.32億USDであった。EPSは1.76USDと市場予想の1.65USDを上回った。
  • 2017/12通期市場予想は、営業収益が前期比8.3%増の1,035.63億USD、当期利益が同0.2%減の246.82億USDである。FRBの次期議長のパウエル理事は、現イエレンFRB議長の緩やかな利上げ路線を踏襲すると見られ、金利上昇による利鞘の拡大が期待される。(増渕)

ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCL) ・・・2018/1/24に2017/12期4Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 1968年設立の世界最大規模の客船会社。大衆向けから豪華客船まで、幅広い価格帯のクルーズ・バケーションを提供。カリブ海を中心にアラスカ、ヨーロッパなどに就航エリアを展開。
  • 2017/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比0.2%増の25.69億USD、純利益が同8.6%増の7.52億USDであった。EPSは3.49USDと市場予想の3.32USDを上回った。旺盛な需要を受け中国、欧州、米国向けで旅客1人に対する距離当たりの収入であるイールドが上昇した。
  • 2017/12通期会社計画は、EPSがハリケーンの影響による下押し0.26USDを含め7.35-7.40USD。2017/12通期市場予想は、売上高が前期比2.9%増の87.42億USD、当期利益が同24.2%増の15.94億USDである。同社は2018年に新造船2隻の就航を予定している。(増渕)

ビザ(V) ・・・2018/2/1に2018/9期1Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 2007年設立の電子決済テクノロジー企業。1958年にバンク・オブ・アメリカの発行したクレジットカード「BankAmericard」に起源を持つ。クレジットカードやデビットカードの他、電子決済ネットワークやATM決済サービスなどを提供する。200以上の国と地域で事業を展開する。
  • 2017/9期4Q(7-9月)は売上高に当たる営業収益は前年同期比13.9%増の48.55億USD、純利益は同10.8%増の21.40億USDとなった。EPSは0.90と、市場予想の0.84USDを上回った。
  • 2018/9通期の会社計画では、営業収益の増加率が前期比1桁台後半、EPSの増加率は最大で10%台半ばとなる見通し。2018/9通期の市場予想は営業収益が前期比9.5%増の201.07億USD、当期利益は同40.5%増の94.14億USD。同社はバーンスタイン社のレポートで、トランプ政権による税制改革からの恩恵が大きい企業として取り上げられた。(増渕)
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