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2017-11-22 18:03:57

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “短期的な調整は買い場に!”

“短期的な調整は買い場に!”

2017/11/14
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、増渕 透吾

“短期的な調整は買い場に!”

  • 2017/3Q(7-9月)決算はほぼ一巡し、足元の株式市場はやや相場の牽引役を失ったような状況となっている。また、期待が高まっていた税制改革の実現に暗雲が漂いはじめており、株式市場は短期的な調整の可能性もありそうだ。
    共和党の中でも、マケイン上院議員など一部議員は、税制改革による財政赤字の拡大を問題視している。来年の中間選挙を見越した共和党が強引に税制改革実現を目指す一方、定数が100人の上院において共和党の現有議席は52に留まっており、オバマケア撤廃失敗の二の舞になるとの懸念が出てきている。何れにしても、上院共和党の税制改革法案に法人税減税の実施を2019年に先送りする案が盛り込まれる模様である。

  • 10月の月間上昇率が4.3%と大幅高になったNYダウは、10/31から11/8にかけて7連騰し5営業日連続で最高値を更新。しかし、11/10時点で続落により11月月初来の上昇分はほぼ帳消しとなった。特に減税メリットが大きいと見られる小型株の株価パフォーマンスに影響が出ており、代表的指数ラッセル2000は月初来で1.83%の下落である。一方、原油価格は堅調な推移でエネルギーセクターの株価を押し上げるが、中東における地政学リスクには注意を払いたい。サウジアラビア政府は閣僚らを大量に拘束し、サウジとイランは対立が激化。イランがレバノンのシーア派勢力を支援し、サウジ政府がレバノン国内のサウジ国民に即時退去を促したとも伝わり、軍事衝突の臆測が広がっている。
    一方、トランプ大統領のアジア歴訪は、世界の注目を集めている。中でも貿易不均衡、北朝鮮の核やミサイル開発抑止、アジアにおける中国の支配強化への対応など、米国が中国に働き掛けなければならない課題は山積している。習近平国家主席との米中首脳会談に合わせて発表された大型商談の契約総額は2,535億ドル(約28兆円)に及ぶ。表向きは、トランプ大統領の訪中は、友好的なものであったが、従来の立場が逆転したかのような習近平国家主席が訴える「グローバリズム」と、相変わらず「アメリカ ファースト」を唱え保護主義政策を主張するトランプ大統領は将来、対立関係に陥る可能性もある。当面は、イベント一巡、10月の大幅高などから相場は下押し圧力が強まる可能性もあろうが、むしろ好業績・優良銘柄の下値を拾えるチャンスと捉えたい。(庵原)

  • 11/14号はアマゾン・ドット・コム(AMZN)アリババG・HD(BABA)セールスフォース・ドットコム(CRM)ウォルト・ディズニー(DIS)エヌビディア(NVDA)レイセオン(RTN)である。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(11/10現在)

主要企業の決算発表予定

11月14日(火)ホーム・デポ
15日(水)シスコシステムズ、テンセント
16日(木)ウォルマート、ギャップ、アプライド・マテリアルズ、ベスト・バイ

主要イベントの予定

11月14日(火)
  • 10月の生産者物価指数
  • セントルイス連銀総裁、アトランタ連銀総裁の講演
  • IEA月報
  • ドラギECB総裁、イエレンFRB議長、カーニー英中銀総裁、黒田日銀総裁がECBの会議でパネル討論会に参加(フランクフルト)
  • シカゴ連銀総裁がECBの会議でパネル討論会に参加(フランクフルト)
  • 独(速報値)、ユーロ圏(改定値)の7-9月GDP
  • ユーロ圏9月の鉱工業生産
  • 独11月のZEW景況感指数
  • 中国10月の小売売上高、工業生産、固定資産投資
  • 東アジアサミット(マニラ)
15日(水)
  • 10月の消費者物価指数
  • 11月のNY連銀製造業景況指数
  • 10月の小売売上高
  • 9月の企業在庫
  • 9月の対米証券投資
  • NAFTA再交渉、第5回協議(メキシコ市、21日まで)
  • シカゴ連銀総裁がパネル討論会に参加(ロンドン)
16日(木)
  • 新規失業保険申請件数(11日終了週)
  • 11月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数
  • 10月の輸入物価指数、鉱工業生産指数、11月のNAHB住宅市場指数
  • ブレイナードFRB理事、クリーブランド連銀総裁が基調講演
  • ダラス連銀総裁、サンフランシスコ連銀総裁の講演
  • 10月のユーロ圏消費者物価指数(改定値)
17日(金)
  • 10月の住宅着工件
  • サンフランシスコ連銀総裁が記者団と会見
  • エレクトロニック・アーツ(EA)が「スター・ウォーズ:バトルフロントU」を世界同時発売
  • ドラギECB総裁が講演(フランクフルト)
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

アマゾン・ドット・コム(AMZN) ・・・2018/1/31に2017/12期4Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 1994年設立のオンラインショッピングサイトを運営。インターネット上で書籍、音楽関連商品、コンピュータ、電子機器、家庭向け雑貨、食品、ファッション関連商品などを販売。カスタマイズされたショッピングサービス、クレジットカード決済、商品直送サービスなども提供している。
  • 2017/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比33.7%増の437.44億USD、純利益が同1.6%増の2.56億USDであった。EPSは0.52 USDと市場予想の0.037 USDを上回った。
  • 2017/12期4Q(10-12月)の会社計画は、ホールフーズ買収の効果や為替の影響を含め、売上高が560-605億USD、営業利益が3-16.5億USDを見込む。2017/12通期の市場予想は、売上高が前期比30.2%増の1,771.00億USD、当期利益が同12.1%減の20.85億USD、調整後EPSは4.21 USDである。11/8には、日本でスマートスピーカー「エコー」を発売した。(増渕)

アリババ・グループ・ホールディングス(BABA) ・・・2018/1/22に2018/3期3Q(10-12月)の発表予定

  • 1999年に創業した電子商取引サイト。中国の中小企業や個人にビジネスプラットホームを提供するほか、国際市場向けB2Bサイトの運営、オンライン決済、ネット広告などのサービスを提供している。香港、日本、米国、欧州に展開し、240余りの国と地域に会員を持つ。
  • 2018/3期2Q(7-9月)は、売上高が前年同期比60.7%増の551.22億RMB、純利益が同2.5倍の174.08億RMBとなった。調整後EPSは8.57RMBと、市場予想の6.86RMBを上回った。実店舗とネット通販を融合する戦略を進めた結果、主力のネット通販事業が伸びた。
  • 菜鳥との統合を受け2018/3通期会社計画を上方修正し売上高が前期比49-53%増(従来計画同45-49%増)。2018/3通期の市場予想は、売上高が前期比53.0%増の2,421.66億RMB、純利益が同43.8%増の627.84億RMBである。調整後EPSは33.02RMBである。(増渕)

セールスフォース・ドットコム(CRM) ・・・2017/11/21に2018/1期3Q(8-10月)の決算発表を予定

  • 1999年に創立。企業向けのソフトウェアメーカーで、世界中で顧客関係管理(CRM)ソリューションを手掛け、主にクラウドアプリケーションや周辺サービスを提供している。
  • 2018/1期2Q(5-7月)は、売上高が前年同期比25.8%増の25.61億USD、純利益は同92.3%減の0.17億USD であった。調整後EPS が0.330USDと市場予想の0.316USDを上回った。
  • 2018/1期通期の会社計画は売上高が前年同期比23-24%増の103.5億-1104.0億USD、調整後EPSが1.29-1.31USDである。2018/1通期の市場予想は売上高が前期比23.9%増の103.94億USD、純利益が同65.3%減の0.62億USD、調整後EPSは1.31USD である。同社は11/6に2019/1通期の会社計画を公開。売上高を124.5-125.5億USDとした。(増渕)

ウォルト・ディズニー(DIS) ・・・2018/2/6に2018/9期1Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 1920年代のアニメスタジオから発足した世界最大のエンターテインメント及びメディア会社。メディアネットワークをはじめ、パーク&リゾート、スタジオメディアなどの事業を手掛ける。
  • 2017/9期4Q(7-9月)は、売上高が前年同期比2.7%減の127.79億USD、純利益が同1.4%減の17.47億USDであった。調整後EPSは1.07USDで、市場予想の1.14USDを下回った。テーマパーク部門は好調だが、テレビ部門の不振や映画部門の前年同期からの反動で減益。
  • 2018/9通期の市場予想は、売上高が6.5%増の587.26億USD、当期利益が同6.4%増の95.53億USD、調整後EPSは6.28USDである。同社は動画配信事業への参入を表明。(増渕)

エヌビディア(NVDA) ・・・2018/2/7に2018/1期4Q(11-1月)の決算発表を予定

  • 1993年設立の半導体大手。画像処理(GPU)半導体、コンピュータのグラフィックス処理や演算処理を高速化するグラフィックスプロセッサーと関連ソフトウェアの設計・開発・販売を行う。
  • 2018/1期3Q(8-10月)は、売上高が前年同期比31.5%増の26.36億USD、純利益が同54.6%増の8.38億USDとなった。EPSは1.33USD と市場予想の1.07USDを上回った。
  • 2018/1通期の通期市場予想は、売上高が前期比29.8%増の89.70億USD、当期利益が同37.9%増の22.97億USD、EPSが4.05USDである。10月末にアマゾン・ドットコムのネットワークを通じて情報システムを使うクラウドサービス向けに次世代GPU「Volta」を提供すると発表。グーグルやマイクロソフト、オラクルなど主要クラウド提供会社が全て採用する模様。(増渕)

レイセオン(RTN) ・・・2018/1/24に2017/12期4Q(10-12月)の決算発表を予定

  • 1922年創業の軍需製品メーカー。トマホーク、パトリオットなどのミサイルシステムのほか、ミサイル防衛、統合防衛システム、サイバー、統制システム、イメージセンサー、電子戦、精密誘導兵器などを手掛ける。政府向けとサイバーセキュリティーを専門とし80ヵ国以上に展開。
  • 2017/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比4.5%増の62.84億USD、純利益が同5.1%増の5.72億USDであった。EPSは1.97USDと市場予想の1.90 USDを上回った。北朝鮮や中東の脅威から安全保障の重要性が高まり、海外を中心に増収となった。
  • 2017/12通期会社計画を上方修正。売上高が253-256億USD(従来予想251-256億USD)、EPSが7.45-7.55USD(同7.35-7.50USD)となった。通期市場予想は、売上高が前期比5.4%増の253.69億USD、当期利益が同0.4%増の22.18億USD、EPSが7.58USDである。(増渕)
フィリップ証券株式会社

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