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2019-06-16 16:39:58

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  “短期的な調整局面か?”

“短期的な調整局面か?”

2017/09/26
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴

“短期的な調整局面か?”

  • NYダウは9連騰し、7営業日連続で最高値更新となったが9/21に反落。注目されたFOMCがきっかけになったと言えよう。9月のFOMCの結果は、ほぼ想定通りの内容となったが、年内追加利上げが示唆された。資産圧縮は、10月から月間100億ドル規模での開始が決定された。資産圧縮の規模は、四半期ごとに100億ドルずつ拡大し、最大で月間500億ドルに引き上げる見通しである。
    資産圧縮については、FRBの保有資産残高約4.5兆ドルからみれば縮小ペースは緩やかであり、イエレンFRB議長は記者会見で「資産縮小は引き締めにあたらない」とコメント。一方、FOMC後に公表した政策金利見通しで、参加者16人のうち12人が年内追加利上げを予測していることが判明した。市場は、低迷するインフレ率、やや頭打ちの賃金上昇率、大型ハリケーンの相次ぐ上陸などから、9月のFOMC直前まで年内追加利上げの可能性は低いと見ていた。
  • 9/7には10年国債利回りが一時2.01%と2%割れ寸前まで低下し、FF金利先物からみた12月の利上げ確率は22.0%まで低下していた。FOMC後、9/20に10年国債利回りは一時2.28%まで上昇し、同利上げ確率は9/22現在で63.2%に高まった。この結果、ハイテク株を中心に利益確定売りが出た。FOMC前日の9/19から9/22までの3営業日の主要指数の下落率は、NYダウの0.09%、S&P500の0.18%に対してナスダックが0.53%、SOX指数は1.32%である。投資家はFOMCの結果を受けて、年初来最も高い株価パフォーマンスを挙げている半導体を中心としたハイテク株の利益確定に動いたものと見られる。
    また、トランプ政権による税制改革の議論については、進展する可能性もある一方で材料出尽くしとなる可能性もある。このため、短期的に利益確定による調整局面もあると見ている。ただ、トランプ大統領は法人税率の15%への引き下げを目指してきたが、一部で現行の35%から20%への引き下げの現実的な提案を同大統領が受け入れるとの観測も浮上している。米国内を中心に展開する企業にとってはメリットが大きくなる可能性があり、該当する企業の株価動向に注目したい。また、ハイテク株は特にPERなどハイバリュエーション銘柄には注意を払いたい。ただ、金利上昇ペースは緩やかであり、好業績でPERなど割安感のある銘柄は株価動向を注視し、投資の好機を見極めたい。(庵原)
  • 9/26号ではアドビシステムズ(ADBE)ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)キャタピラー(CAT)エレクトロニック・アーツ(EA)ホーム・デポ(HD)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(9/22現在)

主要企業の決算発表予定

9月26日(火)ナイキ、マイクロン

主要イベントの予定

26日(火)
  • 7月のS&Pコアロジック/ケース・シラー住宅価格指数
  • 8月の新築住宅販売件数
  • 9月の消費者信頼感指数
  • イエレンFRB議長、全米企業エコノミスト協会の会合で講演
  • クリーブランド連銀総裁、討論、ブレイナードFRB理事、 アトランタ連銀総裁、講演
27日(水)
  • 8月の耐久財受注
  • 8月の中古住宅販売成約指数
  • ブレイナードFRB理事、セントルイス連銀総裁、 ボストン連銀総裁、講演
  • 中国 8月の工業利益
28日(木)
  • GDP(4-6月、確定値)
  • 新規失業保険申請件数(23日終了週)
  • フィッシャーFRB副議長 、 カンザスシティー連銀総裁、アトランタ連銀総裁、講演
  • 9月のユーロ圏景況感指数
  • 中国経常収支(4-6月、改定値)
29日(金)
  • 8月の個人消費支出・所得
  • 9月のミシガン大学消費者マインド指数(確定値)
  • フィラデルフィア連銀総裁、講演
  • 9月のユーロ圏消費者物価指数(速報値)
  • ドラギECB総裁、英中銀総裁と会談(ロンドン)
  • 9月の中国財新製造業PMI
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

アドビシステムズ(ADBE)・・・12/14に2017/11期4Q(9-11月)決算発表の予定 

  • 1982年設立の世界トップクラスのソフトウェア会社。PCソフトウェアならびに技術開発、販売、サポートを展開。印刷・電子媒体で情報を発信、使用するための各種製品を開発している。
  • 2017/11期3Q(6-8月)は、売上高が前年同期比25.8%増の18.41億USDと四半期ベースで過去最高となり、純利益が同54.9%増の4.19億USDとなった。調整後EPSは1.10USD と市場予想の1.01USD を上回った。デジタルマーケティングサービスやデザインソフトウェアの需要に支えられ収益が拡大。主力のデジタルメディア部門は同28.3%増の12.70億USDとなった。「Experience Cloud」が同約26%増の5.08億USDと引き続き好調であった。
  • 2017/11期4Q(9-11月)会社計画は、売上高が前年同期比21.2%増の19.5億USDと市場予想並だが、一部アナリスト予想を下回り株価は下落。ただ好調を持続し、通期の市場予想は、売上高が前期比23.8%増の72.48億USD、当期利益が同39.6%増の16.31億USD。(庵原)

ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMY)・・・10/26に2017/12期3Q(7-9月)決算発表の予定 

  • 1989年設立のグローバルなバイオ製薬会社。がん、心臓病、HIV/AIDS、糖尿病、関節リウマチ、肝炎、臓器移植後の拒絶反応、精神障害などを対象に医薬品の製造・販売を行う。
  • 2017/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比5.6%増の51.44億USD、純利益が同21.4%減の9.16億USD、調整後EPSは0.740USDと市場予想に一致。医薬品売上高は、小野薬品製造のがん免疫治療薬「オプジーボ」が同42.3%増の11.95億USD、ファイザーと共同開発され静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制向け「エリキュース」は同51.4%増の11.76億USD。
  • 米食品医薬品局(FDA)は「オプジーボ」について、がん細胞の増殖を抑制するソラフェニブの治療歴がある肝細胞がん患者向けの静脈内投与の治療薬として承認。また、同薬品とがん増殖を抑制する「ヤーボイ」との併用療法でフェーズⅢを終了した。2017/12通期会社計画は、調整後EPSが2.90-3.00USDと下限を0.05USD引き上げた。通期の市場予想は、売上高が前期比5.4%増の204.71億USD、当期利益が同3.0%増の45.91億USDである。(庵原)

キャタピラー(CAT)・・・10/24に2017/12期3Q(7-9月)決算発表の予定 

  • 1925年に設立。産業用ガスタービンエンジン分野で世界最大手のメーカー。建設、鉱業、農業、林業向け機械の設計・製造・販売を行うほか、エンジンや部品も製造する。
  • 2017/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比10%増の113.30億USD、純利益が同46%増の8.02億USDとなった。ただ、調整後EPSは1.490USDと市場予想の1.248USDを上回った。中国でインフラ整備や住宅建設向けの建機販売がけん引し、主力の建機販売収入が同11%増だった。また、エネルギー・交通部門では天然ガスの圧縮機向けのエンジンが好調だった。
  • 2017/12通期会社計画は、売上高を従来の380億-410億USDから420億-440億USD、調整後EPSの中心値を3.75USDから5.00USDへ引き上げた。機械売上高(リテール)は4-6月の同7%増に対し6-8月が同11%増と好調である。通期市場予想は、売上高が前期比11.1%増の428.21億USD、当期利益が23.41億USDと前期の▲6,700万USDから黒字転換へ。(庵原)

エレクトロニック・アーツ(EA)・・・10/31に2018/3期2Q(7-9月)決算発表の予定 

  • 1982年設立の世界最大規模のゲームソフト会社。家庭用、携帯のゲーム機、PC、携帯電話などあらゆるプラットフォーム向けにエンタテインメント・コンテンツを開発、販売している。
  • 2018/3期1Q(4-6月)は、売上高が前年同期比14.0%増の14.49億USD、純利益が同46.4%増の6.44億USD、調整後EPSは0.31USDと市場予想の0.27USDを上回った。デジタルネット部門は同27.6%増収の8.79億USD。射撃ゲーム「Battlefield1」は21百万人超が参加し、サッカーゲーム「FIFA17」なども好調。「NBA LIVE Mobile」のユニークユーザー数は70百万人超。
  • 2018/3通期の会社計画は売上高が前年同期比4.7%増の50.75億USD程度、当期利益が同16.3%増の約11.25億USD、調整後EPSが4.10USDと市場予想を下回った。通期の市場予想は、売上高が同7.4%増の52.01億USD、当期利益が同26.2%増の12.20億USD。(庵原)

ホーム・デポ(HD)・・・11/14に2018/1期3Q(8-10月)決算発表の予定 

  • 1978年設立の世界最大規模のホームセンター。建築資材やリフォーム用品のほか、芝刈機等関連用品および各種サービスを提供。米国の他、カナダ、メキシコなど2,282店を展開。
  • 2018/1期2Q(5-7月)は、売上高が前年同期比6.2%増の281.08億USDと四半期として過去最高を更新。純利益は同9.5%増の26.72億USDと13四半期連続で市場予想を上回り、EPSは市場予想2.21USDに対し2.25USD。好調な住宅市場を背景に、既存店売上高は同6.3%増、主力の米国市場が同6.6%増となり利益を押し上げた。売場面積あたりの売上高は同5.9%増。木材、電気製品、工具、床材、建築資材などの販売が好調に推移した。客単価は同3.6%増の63.05USD、ネット販売が同23.3%増となり売上構成比は6.4%に高まった。
  • 2018/1通期の会社計画は、売上高が前期比4.6%増から同5.3%増へ、既存店売上高が同4.6%増から同5.5%増にそれぞれ上方修正された。通期の市場予想は、売上高が同5.5%増の998.19億USD、純利益が同9.2%増の86.88億USDである。(庵原)
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