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2019-09-17 19:22:04

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“不確実性高まるなかでの拠り所”

2016/06/28
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴

“不確実性高まるなかでの拠り所”

  • 野球で言えば、「9回裏、得点は3-0で勝利目前、2アウトランナーなしでリリーフ・エースが最後のバッターを仕留めれば試合終了」というところから、「連続ファーボール、逆転満塁ホームランでサヨナラ負け」、サッカーであれば、「ロスタイムに逆転ゴールを許しタイムアップ」といったところであろうか。
    多くの市場参加者は、英国国民投票によるEU離脱(Brexit)の決定を、急転直下の緊急事態と捉えたことであろう。現実となったテールリスク(想定外の巨大損失をもたらすリスク)、ブラック・スワン(事前予想できず起きた際の衝撃が大きい事象)を、6/24の世界の金融市場は一気に織り込みにいった。為替市場ではポンドが急落し安全通貨とされる円が買われドル、ユーロが下落した。株価や原油価格は急落し、主要国の債券は買われ金利は大幅に低下した。多くの投資家は、EU残留を前提としたポジション設定を進め始めていただけに、巻き戻しの動きは急激となった。
  • ただ、6/24の世界のマーケットは、英国国民がEU離脱という選択を決めたことを織り込んだに過ぎない。今後、誰が、いつ、どのような時間軸でEU離脱を進めていくのか、誰も知り得ぬ不確実性が残された状況にあると言えよう。
    離脱によって得られる定量的、定性的なメリット、デメリットはどのようなものであり、どの程度であるのか?多くの英国民が理解を得ぬまま投票した可能性もある。実際、Googleトレンドによれば、開票結果が判明した翌朝、「EUを離脱したら、何が起きる」という文章の検索が1時間当たり3.5倍に膨れ上がった模様である。更にEU離脱が公式に伝わった後、最も検索された質問は、「EU離脱が意味することは?」、2位が「EUとは?」、3位が「EUの加盟国は?」であった。今になって間違った決断と後悔する離脱派の声も出始め、英議会のウェブサイトに国民投票のやり直しを求める署名は350万人超に急増(日本時間6/27、13時過ぎ)。あまりにも不確実性の大きい混沌とした状態(カオス)に陥ったと言えよう。不透明感が強まる一方で、拠り所となるのは業績動向や株価指標などのデータである。銘柄選択においてはディフェンシブや金鉱株などを含め、業績拡大が期待される企業をピックアップしたい。(庵原)
  •  6/28号ではホーム・デポ(HD)ヒルトン・ワールドワイド(HLT)イーライリリー(LLY)ニューモント・マイニング(NEM)ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)を取り上げた。

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(6/24現在)

主要イベントの予定

28日(火)
  • 1-3月期のGDP(確定値)
  • 4月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数
  • 6月の消費者信頼感指数
  • 6月のリッチモンド連銀製造業指数
  • EU首脳会議(6/29まで、ブリュッセル)
29日(水)
  • MBA住宅ローン申請指数
  • 5月の個人消費支出、所得
  • 5月の中古住宅販売成約指数
  • 6月のユーロ圏景況感指数 
  • イエレンFRB議長が発言 
30日(木)
  • 新規失業保険申請件数(25日終了週)
  • 6月のシカゴ購買部協会景気指数
  • 6月のユーロ圏の消費者物価指数
7月1日(金)
  • 中国6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)
  • 中国6月の財新製造業購買担当者景気指数(PMI)
  • 5月の耐久財受注
  • 5月の建設支出
  • 6月のISM製造業景況指数
7月4日(月)
  • 6月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 1978年設立の米国最大のホームセンター。建築資材やリフォーム用品のほか、芝刈機等関連用品および各種サービスを提供。北米、カナダ、メキシコ、中国などで展開している。
  • 2017/1期1Q(2-4月)は売上高が前年同期比9.0%増の227.6億USD、純利益が同14.2%増の18.03億USDとなった。調整後EPSは1.440USDと市場予想の1.352USDを上回った。主力の米国内の住宅市況が追い風に、米国内の既存店売上高が同7.4%増と好調だった。
  • 2017/1通期の会社計画は売上高が従来予想中央値の934億USDから941億USDに上方修正し、既存店増収率は前期比4.9%増を予想。また、会社は通期のEPSを従来予想の6.22USDから6.27USDに引き上げた。通期の市場予想は売上高が同6.5%増の942.98億USD、純利益が同11.3%増の77.98億USDである。(袁)
  • 1919年設立。ホテル業界で事業を展開、世界でホテルやリゾート・タイムシェアなどを経営している。2016/3時点で世界81ヵ国・地域に1,729のホテル、281,000客室を有している。
  • 2016/12期1Q(1-3月)は売上高が前年同期比5.8%増の27.50億USD、純利益が同2.1倍の3.09億USDとなった。調整後EPSは0.170USDと市場予想の0.159USDを上回った。3事業は全て増収、主力のホテル事業は同1%増の9.67億USDと増収を確保した。RevPAR(一定期間内の客室当たり売上高)は同2.1%増の99.42USDとなった。また、1Qに新規客室数を同16%増の6,500室増やし、フランチャイズの手数料収入は同5%増の4.09億USDとなった。
  • 2016/12通期の会社計画はRevPARの年間増加率が3%-5%、新規客室数が45,000-50,000室増、調整後EBITDAが30.2億-31億USD、EPSが0.92-0.98USDである。通期の市場予想は売上高が前期比5.8%増の119.27億USD、純利益が同23.2%減の10.77億USDである。(袁)
  • 1876年創業の製薬老舗。人間と動物を対象とする医薬品の製造・販売を手掛ける。世界で神経・内分泌系疾患治療薬、抗感染薬、腫瘍治療薬、動物向けヘルス製品を販売する。
  • 2016/12期1Q(1-3月)は売上高が前年同期比4.7%増の48.65億USDと増収。糖尿病治療薬のTrulicityやBasaglar、がん治療薬のCyramzaやPortrazzaなど新薬の売上高が寄与した。ただ、販売コストの大幅増や特別経費の発生が利益を押し下げ、純利益が同16.9%減の4.4億USDとなった。また、調整後EPSは0.830USDと市場予想の0.846USDを下回った。
  • 事業別の売上高では、主力の既存薬品事業や動物向けヘルス製品の売上高が前年同期並みとなったが、糖尿病治療薬やがん治療薬の新薬の売上高が計上され、新薬事業は同3.1倍増となった。2016/12通期の会社計画はEPSが2.68-2.78USDである。通期の市場予想は売上高が前期比4.8%増の209.11億USD、純利益が同23.4%増の29.71億USDである。(袁)
  • 1916年に設立した世界有数の金鉱大手。金を中心に銅、銀、 リチウム、亜鉛石炭など鉱産物の探査、開発に従事するほか、オイルとガスの業務も拡大。世界7ヵ国で展開している。
  • 2016/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比3%増の20.32億USDとなった。主力の金の生産量が同3.6%増となったほか、銅の生産量も同2.7%増と堅調に推移した。ただ、販売コストや鉱業税の増加が利益を押し下げ、純利益は同71.6%減の5,200万USDとなった。一方、調整後EPSは0.340USDと市場予想の0.183USDを大幅に上回った。
  • 同社は年間金生産量を2016/12通期計画の480万-530万オンスから2017/12通期までに520万-570万オンス、年間の銅生産量を2016/12通期計画の12万-16万トンと予想。2016/12通期の売上高が前期比2.4%増の79.14億USD、純利益が同2.4倍の5.37億USDである。(袁)
  • 1983年に設立した通信大手会社。固定音声、ワイヤレス事業、データ、インターネットなどのサービスを手掛けるほか、電話通信設備、公衆電話などのネットワークサービスを提供。
  • 2016/12期1Q(1-3月)は売上高が321.71億USDと前年同期比ほぼ横ばいの0.6%増だった。固定電話事業の低迷が続いたほか、主力の携帯事業も同1.5%減と小幅に減収だった。携帯事業では競争が激化しているため、月決め料金が伸び悩んでいた。純利益は同2.2%増の43.1億USDと伸び悩み、調整後EPSが1.060USDと市場予想の1.055USDをやや上回った。一方、携帯事業の新規契約件数の純増数は64万件と前年同期の56.5万件を上回った。
  • 新聞報道によれば、同社は米ヤフー中核事業であるインターネット事業を買収するため、2次入札に30億USDの買収案を提出する計画。買収すれば、同社傘下のAOL(インターネット接続サービス・ポータルサイトの提供)との相乗効果が見込まれ、既存のネットワーク力と広告を組み合わせることによって新たな収入源を作り出す狙い。今後の動向に注目したい。(袁)
フィリップ証券株式会社

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