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“不透明要因から不安定な相場展開が見込まれる”

2016/05/17
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(5/13現在)

“不透明要因から不安定な相場展開が見込まれる”

  • 5/13発表の4月の小売売上高は前月比1.3%増と前月の同0.3%減から改善し市場予想の同0.8%増を上回り、2015/3以来の伸びとなった。さらに同日発表のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は95.8と市場予想の89.5を上回り、2015/6の96.1に迫る水準となった。これら指標を受けて利上げ観測が強まり、為替市場ではドル円が一時109.56円と一気に1円以上のドル高・円安となったが、その後すぐに108.60円台までドル安水準に戻った。
    一方、同日のNYダウは一時プラス圏に浮上したが、その後マイナス幅を広げ前日比185.15ドル安の17,535.32ドルとこの日のほぼ安値水準で引けた。ドル、米国株は相次ぐ大手百貨店のさえない決算発表により売り込まれた。軟調な決算を発表したメーシーズ(M)やコールズ(KSS)に続き、この日はノードストロム(JWN)とJCペニー(JCP)が弱い決算の着地や業績見通しから失望を誘い、株価はそれぞれ前日比13.4%、2.7%の下落となった。
  • 1-3月期の決算発表はほぼ一巡し、S&P500種構成企業の増益率見通しは5/13現在で前年同期比7.4減と4月月初の同9.5%減水準から改善を示し、約74%の構成企業で利益が市場予想を上回った。ただ、前述の百貨店の低迷が消費関連株を総じて押し下げ、期待されたウォルト・ディズニー(DIS)の失望決算が相場のムードを悪化させた。当面の株式市場は、為替や原油価格の先行き不透明感などからやや不安定な推移になると予想する。
    5/20-21のG7財務相・中央銀行総裁会議に向け、日本は要人による口先介入など円安誘導も想定される一方、ルー米財務長官は5/13に改めてG7会合で、競争的な通貨切り下げ回避を確認することが重要になるとの見解を示している。また、日本政府は財政出動の協調体制を目指しているが、ドイツのショイブレ財務相は慎重な姿勢を示しており、金融市場の不確定要素となりそうだ。また、中国では4/14に発表された4月の工業生産は前年同月比6%増、小売売上高が同10.1%増、1-4月の都市部固定資産投資が前年同期比10.5%増と何れも市場予想を下回った。中国の成長鈍化の経済指標は金融市場や原油など資源価格の押し下げ要因となる可能性もあろう。(庵原)
  •  5/17号ではアプライド・マテリアルズ(AMAT)マスターカード(MA)メルク(MRK)エヌビディア(NVDA)シェイク・シャック(SHAK)を取り上げた。

主要企業の決算発表予定

17日(火)ホーム・デポ
18日(水)シスコシステムズ、テンセント
19日(木)アプライド・マテリアルズ、ウォールマート・ストアーズ、ギャップ

主要イベントの予定

17日(火)
  • 4月の建設許可件数・住宅着工件数
  • 4月のCPI(消費者物価)
  • 4月の鉱工業生産・設備稼働率
18日(水)
  • FOMC議事録(4/26-27開催分)
  • ユーロ圏4月のCPI(消費者物価)
19日(木)
  • 4月のシカゴ連銀全米活動指数
  • 5月のフィラデルフィア連銀製造業景況感指数
  • 4月の景気先行総合指数
  • ECB議事要旨
20日(金)
  • 4月の中古住宅販売件数
  • 台湾は新総統就任
  • G7財務相・中央銀行総裁会議(日本・仙台、5/21まで)
23日(月)
  • 5月のニューヨーク連銀製造業景況指数
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 1967年に設立した半導体製造装置のトップメーカー。半導体ウエハー製造装置と関連部品の製造・販売を行っているほか、太陽電池の製造装置分野の事業も展開している。
  • 2016/10期1Q(15/11-16/1)は売上高が前年同期比4.3%減の22.57億USD、純利益が同17.8%減の2.86億USDだったが、調整後EPSが0.260USD と市場予想の0.256USDを上回った。半導体装置の需要が伸び悩んで新規受注額が前年横ばいの22.75億USDに留まった。
  • 2016/10期2Q(2-4月)の会社計画は売上高が前年同期比5-10%増となる見込み。会社予想売上高は23.7億-24.8億USDに相当。市場予想の売上高が22.8億USDと会社予想の中央値の24.3億USDを下回る見通し。また、会社は調整後EPSが0.30-0.34USDを予想している。2016/10通期の市場予想は売上高が前期比1.2%増の97.75億USD、純利益が同1.0%増の13.9億USDである。(袁)
  • 1966年に設立したクレジットカードの国際ブランド。金融機関のクレジット、デビットに関する各種サービスを提供するほか、クレジットの決済処理、電子マネー、ATMなども手掛ける。
  • 2016/12期1Q(1-3月)は売上高が前年同期比9.7%増の24.46億USD、為替変動の影響を除くと同14%増収だった。純利益は同6.0%減の9.59億USDとなったものの、調整後EPSが3.43USDと市場予想の3.33USDを上回った。1Qの総取扱額は同7.2%増の1兆1,410億USD。米国での取扱額は同9.7%増だったほか、海外での取扱額が同6.1%増と何れも堅調。
  • 新聞報道によれば、米IBMと提携しアジアの中小小売業向けビッグデータ解析サービスを提供する計画。アジアでの事業展開に注目したい。2016/12通期の市場予想は売上高が前期比8.5%増の104.87億USD、純利益が同2.2%増の38.92億USDである。(袁)
  • 1891年設立した大手医薬品メーカー。家畜用も含め幅広い医薬品の開発、製造、販売を行っている。主要製品は、高脂コレステロール治療薬、脱毛症治療薬、骨粗しょう症予防薬、高血圧治療薬、アレルギー性鼻炎薬などがあり、世界140ヵ国以上で事業を展開している。
  • 2016/12期1Q(1-3月)は、売上高が前年同期比1.2%減の93.12億USD、後発医薬品との競争とドル高の影響で売上高は減少した。ただ、コスト削減で増益を確保し純利益は同18%増の11.25億USDだった。調整後EPSは0.890USDと市場予想の0.855USDを上回った。事業別で主力の処方薬事業は減収だったが、がん治療薬「キートルーダ」の販売は好調だった。
  • 2016/12通期の会社計画は為替の影響を含み売上高が390億-402億USD、EPSが3.65-3.77USDと従来予想の3.60-3.75USDから上方修正した。通期の市場予想は売上高が前期並みの395.44億USD、純利益が同41.7%増の62.94億USDである。(袁)
  • 1993年設立、画像処理半導体(GPU)半導体大手。主に、コンピュータのグラフィックス処理や演算処理の高速化をするグラフィックスプロセッサーと関連ソフトウェアの設計・開発・販売を行う。
  • 2017/1期1Q(2-4月)は売上高が前年同期比13.4%減の13.05億USD、純利益が同46.3%増の1.96億USD。調整後EPSが0.460USDと市場予想の0.407USDを上回った。主力のゲーム向けGPU製品などの販売は同17%増。また、AI(人工知能)の新技術を活用したネットサービスや自動運転車開発の需要が増加しデータセンター向けが63%増、自動車向けも47%増と何れも好調だった。
  • 2017/1期2Q(5-7月)の会社計画は売上高が前年同期比17.1%増の13.5億USDである。また、2Qに会社は設備投資額が3,000-4,000万USDを計画する。通期の市場予想は売上高が前期比11%増の55.59億USD、純利益が同49.1%増の9.15億USDである。(袁)
  • 2004年設立のハンバーガーチェーン。素材へのこだわりが特徴である。マディソン・スクエア公園の屋台からスタートし着実に成長している。
  • 2016/12 期1Q(1-3 月)は売上高が前年同期比43.4%増の5,420万USD、純利益が同150万USDと前年同期の▲1,270万USDから黒字に転じた。調整後EPS は0.080USD と市場予想の0.051USD を上回った。主力のShack 直営店の売上高は同44.7%増の5,220万USD と好調、既存店(開設から2 年以上経過した国内の店舗)の増収率は同9.9%となった。一方、新商品の発売による食材や包装材のコスト増、新規出店による人件費などの関連費用が増加した。
  • 2016/12 通期の会社見通しは売上高が従来予想の2.37億-2.42億USDから2.45-2.49億USDへ、既存店売上高増収率は従来予想の2.5-3%から4-5%に上方修正。2016年年末までに16店舗を出店する計画。米国内での新規出店は3店舗に留まるが、英国、中東や日本において7店舗を出店する予定。通期の市場予想は売上高が前期比32.2%増の2.51億USD、純利益は同1,570万USDと前年同期の▲880万USDから黒字に転じる見通し。(袁)
フィリップ証券株式会社

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