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2019-06-17 05:36:01

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“OPECが招いた原油安、リスク・オフとその後の展開”

2015/12/15
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(12/11現在)

“OPECが招いた原油安、リスク・オフとその後の展開”

  • 12/4のOPEC総会を契機に投資家のリスク許容度が低下し、ドルは売られ株価は下落し、リスク回避から債券が買われ金利は低下した。OPEC加盟国の11月の生産量は3,170万バレル/日と従来の生産枠3,000万バレル/日を上回る状況となっている。ベネズエラなど一部で原油安に歯止めをかけるために減産を提案したものの調整がつかず、総会で新たな生産枠が設定されないまま現状の生産が維持されることとなった。世界屈指の産油国であるサウジアラビアは非OPECのロシアやメキシコなどと事前に協調減産を提案したものの受け入れられなかった模様で、OPEC総会で減産に応じることはなかった。
    OPEC総会を機に原油価格は急落し、WTI原油先物価格は40ドル台を割り込み12/11には6営業日続落と、一時35.16ドルまで下落した。CFTC(米商品先物取引委員会)によれば、ヘッジファンドなど投機筋によるWTI原油の売りポジションは過去最高となった模様である。原油安に伴うインフレ率低下で利上げペースが鈍るとのシナリオのもとドルは売られ、債券が買われ10年債利回りは12/3の2.3%台から12/11には2.1%台まで急低下となった。
  • 原油安に加え、ハイイールド債(高利回りの低格付け社債)を手掛けるサード・アベニュー・マネジメントが12/9、7.88億ドル(約950億円)規模のクレジットファンドの償還を停止し、ファンド清算に追い込まれたと報道され更に投資家心理を冷え込ました。著名投資家のカール・アイカーン氏は12/11、ツイッターへの投稿で「ハイイールドのメルトダウンは始まったばかりだ」とコメントした。
    市場を取り巻く環境は厳しいが、12/15-16のFOMCで利上げ実施され、イエレンFRB議長の声明で米景気の順調な拡大が確認されれば、投資家マインドの好転も想定される。積み上がった原油売りポジションの巻き戻しの可能性もあろう。12/11現在、過去5営業日で大きく下げた有望セクターから、リターンリバーサル(逆張り手法)を狙える優良銘柄をピックアップしたい。金融ではゴールドマン・サックス(GS)やJPモルガン・チェース(JPM)、情報技術ではマイクロソフト(MSFT)やアップル(AAPL)、一般消費財・サービスからはアマゾン・ドット・コム(AMZN)、アンダーアーマー(UA)などに注目したい。(庵原)
  • 12/15号ではアドビシステムズ(ADBE)アマゾン・ドット・コム(AMZN)ギリアド・サイエンシズ(GILD)アルファベット(GOOGL)マスターカード(MA)を取り上げた。

企業決算の予定

16日(水)オラクル、フェデックス

主要イベントの予定

15日(火)
  • 12月のNY連銀製造業景気指数
  • 11月のCPI(消費者物価指数)
  • FOMC(12/16 まで)
  • 独12 月のZEW 景況感指数
16日(水)
  • MBA 住宅ローン申請指数(12/4 終了週)
  • 11月の住宅着工指数と建設許可指数
  • 11月の鉱工業生産
  • 11月の製造業PMI
  • FOMC が終了、経済予測の発表とイエレンFRB 議長の記者会見
17日(木)
  • 新規失業保険申請件数(12/12終了週)
  • 11 月の景気先行指標総合指数
  • ECB の経済報告
18日(金)
  • 11月のサービス業PMI
  • 米リッチモンド連銀総裁、講演
21日(月)
  • 11月のシカゴ連銀全米活動指数
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 1982年設立のソフトウエア会社。印刷・電子媒体での情報発信、各種製品の開発を行うほか、情報作成、配信、管理のアプリケーションソフトウエア、印字用品、コンテンツも提供する。
  • 2015/11期4Q(9-11月)はクラウドサービスの需要が米州を中心に堅調に推移し、売上高が前年同期比21.7%増の13.1億USDとなった。売上高の拡大に加えてリストラ関連費用の削減が寄与し、純利益は同2.5倍の2.2億USDだった。EPSは0.62USDと市場予想の0.60USDを上回った。また、クラウドサービスの契約者数が順調に増加。2015/9-11の「クリエーティブクラウド(CC)」の契約純増数は83.3万人となり、2015/11末時点の総利用者数は616万人を超えた。
  • 同社は2016/11通期の売上高が約57億USD、一部項目を除くEPS約2.70USDを予想している。2016/11期1Q(2015/12-2016/2)の業績について、EPSが0.56-0.62USD、売上高が13億-13.5億USDを見込んでいる。また、2016/11通期の市場予想は売上高が前期比19.3%増の57.2億USD、純利益が同68.0%増の10.6億USDである。(袁)
  • 1994年設立のオンライン販売会社。書籍、音楽関連、PC、電子機器、家屋、庭園向け製品、食品、ファッション関連などを販売。2007年よりキンドル(電子書籍端末)を発売している。
  • 2015/12期3Q(7-9月)は売上高が前年同期比23.2%増の253.6億USD、純利益は前年同期の▲4.4億USD から7,900万USDの黒字に転じた。EPSは0.17USDと市場予想の▲0.13USDを上回った。北米市場の売上高が拡大したほか、クラウドサービス「AWS」事業が好調だった。
  • 「AWS」事業の売上高は同78.4%増の20.9億USD、全体の8.2%を占めた。同事業の営業利益は同5.3倍の5.2億USDと大きく収益をけん引している。2015/12期4Q(10-12月)の会社計画は売上高が前年同期比14%-25%増の335.0億-367.5億USDである。営業利益の予想中央値6.8億USD(0.8億-12.8億USD)は前年同期の5.9億USDを上回る見通しである。(袁)
  • 1987年に創立。遺伝子組み換えなどの技術を使い、生命に危険を及ぼす難病に対する治療法の研究、発見、開発、商品化を行うバイオ製薬大手。
  • 2015/12期3Q(7-9月)は売上高が前年同期比37.3%増の83.0億USD、純利益が同68.4%増の46億USDとなり、EPS は3.22USD と市場予想の2.88USDを上回った。全セグメントが増収となった。主力の抗ウイルス薬は、高価格帯のC型肝炎治療新薬「ハーボニ」の販売が好調でC型肝炎治療薬の売上高が同70.4%増の48.0億USDとなり、売上高が前年同期比40%増の77.0億USDと大幅な増収。また、HIV&その他抗ウイルス薬の販売も堅調だった。
  • 2015/12通期会社計画は売上高が290-300億USDから300-310億USDへ上方修正し、粗利益率は88-90%、EPSは0.82-0.87USDと従来予想を据え置いた。新薬「ハーボニ」は日本での製造販売が承認され、主力のC型肝炎治療薬「ソバルディ」は香港、シンガポールで承認を取得。今後、アジアでの販売が拡大する可能性があり業績の拡大が期待できよう。(袁)
  • 1998年創業のインターネット検索最大手グーグルなどを傘下として2015/10に設立された持ち株会社。子会社を通じて主にウェブベースの検索、表示広告とツール、デスクトップとモバイルオペレーティングシステム、ハードウェア製品などを提供する。
  • 2015/12期3Q(7-9月)は売上高が前年同期比13.0%増の186.8億USD、純利益が同45.3%増の39.8億USDだった。調整後のEPSは7.35USDと市場予想の7.20USDを上回った。主力の広告収入は同13.0%増の167.8億USD、特に「YouTube」事業を中心とするモバイルや動画に向けた広告事業が好調だった。また、同社のユーザー数は10億人を超えた。
  • 傘下のグーグルは定額制音楽配信サービス「Google Play Music」でファミリープランの提供を開始。月額利用料14.99USDで最大6人がアクセスできる「Google Play Music」は競合の「Apple Music」と同額である。ただ、「Google Play Music」は米国内で傘下の「YouTube Red」にアクセスできる利点があり、定額制音楽配信分野での事業展開が期待される。(袁)
  • 1966年に設立したクレジットカードの国際ブランド。金融機関のクレジット、デビットに関する各種サービスを提供するほか、クレジットの決済処理、電子マネー、ATMなども手掛ける。
  • 2015/12期3Q(7-9月)は売上高に相当する純収入が前年同期比1.6%増の25.3億USD、大きく伸びた消費者のカード利用が牽引。純利益は同3.7%減の9.8億USDとなったが、EPSは0.91USDと市場予想の0.87USDを上回った。世界全体のカード利用額(現地通貨)は同13.0%増の1兆1,590億USD。米国内と海外の利用額はそれぞれ同8.0%増、同16.0%増。
  • 同社は2016-2018年に2桁前半の増収率、EPSは15%前後の増加を予想している。また、現行の37.5億USD分の自社株買いが終了した後、同社は追加で40億USD分の自社株買いを計画している。株主還元策を強化しており、株価の動向に注目したい。(袁)
フィリップ証券株式会社

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