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“堅調さを取り戻すマーケットと業績動向”

2015/10/21
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(10/16現在)

“堅調さを取り戻すマーケットと業績動向”

  • 8月中旬以降、世界的に株価は急落し米国株も大幅な調整となっていたが、10月に入って反転上昇し足元堅調な推移が続いている。NYダウは10/16現在で17,215.97ドルと8月中旬以来の水準を取り戻し、10月の月初来上昇率が5.72%と大幅な上昇となっている。緩和的な金融政策継続の観測が強まっていることに加え、企業業績への不安後退が後押ししている。
    Bloombergの集計によれば10/16現在、S&P500種構成企業のうち58社が2015/3Q(7-9月)〜(※)レナー(LEN)ナイキ(NKE)などの(6-8月)決算など(7-9月)以外の一部決算を含む〜の決算を発表した。このうちEPSが前年同期比で増益となった企業は33社で増益率は同16.4%、減益となった企業は23社で減益率は同20.5%、横ばいとなった企業は2社である。10/16現在のアナリストによるS&P500社の市場予想は、同6.7%減益(エネルギーセクターを除くベースで同0.4%増益)に対して、既に決算を発表した58社の修正ベースEPSは前年同期比0.49%の増益であることから現状の業績動向は順調であると言えよう。
  • また、58社のうちEPSが事前の市場予想を上回った企業数は42社となり、いわゆるサプライズ比率(42/58社)は72.4%と過去に比べ比較的高水準となっている。市場予想を上回った主な企業は、金融ではバンク・オブ・アメリカ(BAC)、シティグループ(C)、チャールズ・シュワブ(SCHW)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)、ヘルスケアではジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)、資本財サービスではデルタ航空(DAL)、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ハネウェルインターナショナル(HON)などが挙げられる。このほか、ハイテクではザイリンクス(XLNX)、生活必需品のペプシコ(PEP)やエネルギーで掘削など油井サービスのシュルンベルジェ(SLB)などが市場予想を上回った。企業業績は概ね良好な状況であると言えよう。
    NYダウは100日移動平均(17,263ドル)、200日移動平均(17,581ドル)が目前となり、年初来の17,800ドル台も視野に入った。10月のミシガン大学消費者マインドは市場予想及び前月水準を大きく上回り、中古住宅販売など住宅指標も良好な水準が見込まれる。今後も堅調な株価推移を予想する。(庵原)
  • 10/20号ではゼネラル・エレクトリック(GE)ハネウェルインターナショナル(HON)ペプシコ(PEP)ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)ウェルズ・ファーゴ(WFC)を取り上げた。

企業決算の予定

20日(火)ヤフー、クリー、ロッキード・マーチンベライゾン・コミュニケーションズユナイテッド・テクノロジーズ
21日(水)イーベイサンディスクコカ・コーラボーイングバイオジェンゼネラル・モーターズ、クレディ・スイス
22日(木)アルファベットマイクロソフトアマゾン・ドット・コムキャタピラースリーエム、マクドナルド、AT&Tアンダーアーマー、ダウ・ケミカル、ダイムラー
23日(金)VFプロクター&ギャンブル、ロイヤル・カリビアン・クルーズ

主要イベントの予定

20日(火)
  • 住宅着工指数
  • 建設許可件数
  • ユーロ圏経常収支
22日(木)
  • シカゴ連銀活動指数
  • FHFA住宅価格指数
  • 米中古住宅販売
  • 米景気先行指数
  • ECB理事会
26日(月)
  • 米新築住宅販売
  • マイクロソフト新製品発売
  • IBMイベント「IBM insight」(10/25-29、ラスベガス)
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 創業は1892年、世界100ヵ国以上に展開する大手コングロマリットで従業員数は約30万人を超える。航空機エンジン、発電所、水処理、医療、金融、産業用製品などを幅広く手掛ける。
  • 2015/12期3Q(7-9月)は売上高が前年同期比1.3%減の316.8億USD、純利益が同29.1%減の25.1億USD。ただ、EPSは0.28USDと市場予想の0.25USDを上回った。石油・ガス企業に向けた機器・サービス販売事業が低迷、前年同期比16%の減収。一方、ジェットエンジン、タービンが好調、航空事業の売上高は同5%増、電力・水処理事業の売上高は同1%増だった。
  • 2015/12通期の同社業績予想は、本業の工業部門のEPSを1.13-1.20USDで据え置き、300億USDの株主還元を見込んでいる。また、消費者金融部門シンクロニーの分離を含め、金融部門の縮小を計画している。照明部門から業務用LED事業を切り離し、ソフトウエア、太陽光、エネルギー貯蔵事業を統合する見通しである。新部門の売上高は2020年までに5倍に拡大する計画。同社は効率的なシステム構築を目指しており、業績改善が期待される。(袁)
  • 1906年に創業した世界的な総合テクノロジー企業。航空宇宙製品、自動化機器、制御・感知用製品、自動車製品、先端材料、石油化学用加工技術など幅広い製品を提供している。
  • 2015/12期3Q(7-9月)は売上高が前年同期比4.9%減の96.1億USD、純利益は同8.3%増の12.6億USD、EPSは1.6USDと市場予想の1.5USDを上回った。ドル高が売上高を押し下げたが、コスト削減策で増益を確保。航空宇宙、自動化機器、制御の3事業は全て増益だった。
  • 2015/12通期の会社計画では、売上高を390億-396億USDから387億USDに下方修正した一方、EPSは前年同期比10%増の6.1USDを予想している。また、同社は33億ポンドで、ドイツの電力・ガスを供給する自動制御システムメーカーであるエルスター・グループを英メルローズ・インダストリーズから買収し、エネルギーマネジメント事業の拡大が注目される。(袁)
  • 1966年に設立したコーラなどの飲料やスナック、食品を製造する世界的なメーカー。主に炭酸・非炭酸飲料、穀物ベースのスナックなどを自社製造するほか、外注も行う。
  • 2015/12期3Q(7-9月)は売上高が前年同期比5.2%減の163.3億USDと市場予想ほどには落ち込まなかった。純利益が同73.5%減の5.4億USDとなったが、一時的な要因を除くEPSは1.35USDと市場予想の1.26USDを大幅に上回った。ドル高など為替差損が売上高を約12%押し下げ、6セグメントのうち4事業は減収だった。南米やアジア・中東・北アフリカ、欧州など海外事業は不振だったが、主力の北米のスナック事業や飲料事業が増収となった。
  • 2015/12通期会社計画はEPSが前期比9%増と従来の同8%増から引き上げた。また、2015年通期に90億USDの株主還元を計画している。同社はイスラエルのソーダストリーム・インターナショナルと米国内での販売提携強化を発表。今後の業績動向が注目される。(袁)
  • 1977年に設立した医療管理・計画を提供する医療サービス世界最大手である。傘下のUnited Healthcare やOptum を通じて、米国および海外の企業、家庭や個人顧客に対し、厚生給付プログラム、医療体制の管理商品やリソース、ヘルスケア情報などを提供している。
  • 2015/12期3Q(7-9月)は売上高が前年同期比26.5%増の414.9億USD、純利益は同1.0%増の16.2億USD。EPS は1.65USD と市場予想の1.64USDを上回った。UnitedHealthcare 事業(医療・年金給付プログラムなどの商品を提供するプラットフォーム)とOptum 事業(顧客向けの健康管理、診療情報などのサービスを提供するプラットフォーム)の業績は堅調に推移した。
  • 2015/12通期会社計画のEPSは6.25-6.35USDを据え置いた。オバマ大統領が推進する医療保険制度改革法(オバマケア)の進展が注目され、同法の柱である政府補助金支給の是非を巡る裁判において6/25 、米連邦最高裁は改めて支給が合法との判断を下した。このため、医療保険加入者数の急増も見込まれ、業界再編加速や事業拡大が注目される。(袁)
  • 1852年に創立されたリテール向け銀行。住宅ローン、中小企業融資、オート・ローン、商業不動産貸付などで全米第一位である。全世界36ヵ国で8,700以上の拠点を展開している。
  • 2015/12期3Q(7-9月)は総収入が前年同期比2.6%増の218.8億USD、純利益が同1.2%増の58.0億USDだった。EPS は1.05USD と市場予想の1.04USD を上回った。低金利の環境から嵩んだコストは一部収益を押し下げたが、ゼネラル・エレクトリックから取得した商業ローン事業が収益拡大に貢献。ローン業務が拡大し、純資金利益は同4.7%増の114.6億USDとなった。貯蓄関連サービスの手数料が増加し、非資金利益は同1.4%増の104.2億USDとなった。
  • 同社はゼネラル・エレクトリックから約320億USDの資産を取得。手続きは2016年の1Qで完了する見通し。2016年通期EPSを押し上げるとの見方もあり、株価動向に注目したい。(袁)
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