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2019-09-16 09:51:13

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“波乱と懸念の中に見出す光明と10月相場展望”

2015/9/30
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴、北浦 優子

年内利上げで不透明感払拭も

9月FOMCの利上げ見送りは市場の不透明感を高めた。FRBが海外情勢を考慮に入れたためだが、米国景気への懸念が浮上することとなった。ただ、米国内の雇用情勢や経済データは良好で、FRBによる2015年の実質GDP成長率見通しは上方修正された。足元も確りした景気指標が確認され、年内利上げ観測が強まれば不透明感が払拭されることとなろう。FOMCメンバーの大半は、年内利上げを見込んでいる。(庵原)

上方修正のFRB経済見通し(9月FOMC)もマーケットには不透明感

FRBの経済見通し(9月FOMC)

投資家マインドは改善となるか?

日米欧の株式市場は、波乱と懸念のなか投資家心理が冷え込み、大幅な下落相場となっている。ここで、投資家マインドを悪化させている主な要因は下記の通りである。
(1)米国の利上げ時期を巡る不透明要因、(2)中国の経済と株価への懸念、(3)世界景気悪化と米国経済への影響、などが挙げられる。フォルクスワーゲン(VOW)の排ガス不正問題、キャタピラー(CAT)の業績下方修正なども追い打ちをかけた。
ただ、株価調整は十分に進み予想PER水準は大幅に低下している。2000年以降の予想PER平均値は、NYダウが15.9倍に対して足元14倍台まで低下しており、決算への期待もあって投資家マインド改善が見込まれる。10月はキャッシュ・ポジションを高めた投資家の株式市場への資金流入が期待できよう。(庵原)

中国懸念を端緒に大幅調整となった株式市場〜PER水準も大幅低下

市場の注目は3Q(7-9月)業績へ

10/8のアルコア(AA)を皮切りに3Q(7-9月)の決算発表シーズンを迎える。現状S&P500社は前年同期比6.5%減と減益見通しも、エネルギーを除くベースでは同0.5%増。黄色の網掛けセクターのうち、一般消費財・サービスは同10.7%増、4Q以降2桁増益見通しであり、特に注目したい。同セクターのサブセクターである自動車・部品は同29.9%増と大幅な増益見通しだ。同セクターのネット販売などにも注目したい。(庵原)

自動車・部品、ネット販売など消費関連セクターに注目

習近平主席訪米と注目企業

習近平主席は9/22、最初の訪問地シアトルに到着し、翌9/23の米中企業円卓会議に出席した。同会議には米中両国の大手30社(下図表)が参加し注目を集めた。インターネット、ハイテク、自動車、金融、化学、消費財、航空機、建設、娯楽など幅広い分野の企業が集まり、米中投資協定(BIT)締結への動きも期待される。
2014年の米中貿易額は5,904億USD、中国の対米直接投資額は94.6億USD。BIT締結となれば、貿易や投資は大幅な拡大となろう。個別企業では中国から380億USDのジェット機を受注したボーイング(BA)や習氏が本社を訪問したマイクロソフト(MSFT)などに注目したい。また、中国から撤退したグーグル(GOOGL)や中国で利用が出来ないフェイスブック(FB)は会議出席が叶わなかったが、米中首脳会談を契機に中国再進出の可能性も浮上している。(袁)

米中首脳会談で注目が集まる関連企業

スポーツのビッグイベントで商機

世界的なスポーツイベントが相次いでおり、スポーツ関連企業を取り上げたい。8月の北京での世界陸上競技選手権大会に次いで、9月から世界3大スポーツイベントの一つラグビーW杯がイングランドで開催されている。米国も出場しており、スポンサーのマスターカード(MA)、強豪のウェールズなどと契約しているアンダーアーマー(UA)にとって大きな宣伝効果が期待され商機がありそうだ。また、10月NBA(北米バスケットリーグ)のシーズン開幕を迎え、北米市場で圧倒的な人気を誇る世界スポーツ用品最大手のナイキ(NKE)も業績好調であり注目したい。(袁))

スポーツ関連銘柄に注目する

年末商戦に向け関連業界に注目

米国の年末商戦は感謝祭翌日の金曜、通称「ブラックフライデー」から始まり、今年は11/27にあたる。全米小売業協会では、年末商戦の売上高予想を前年同期比2.4%増と予想している。一方、オンラインショッピングに関しては「サイバーマンデー(感謝祭明けの月曜で、今年は11/30)」も広く知られるようになり、この日は注文や配送が急増する。
関連銘柄として、アマゾン・ドット・コム(AMZN)フェデックス(FDX)JCペニー(JCP)に注目したい。(北浦)

オンラインストアでは、「サイバーマンデー」の売上が最も高くなる

銘柄ピックアップ

  • 1917年に創業。世界最大の航空宇宙機器開発・製造会社である。民間用の大型旅客機だけではなく、軍用機、ミサイル、宇宙船や宇宙機器などの研究開発・設計製造も行っている。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比11.3%増の245.4億USD、民間機の需要が堅調だった。一方、次世代型の空中給油機「KC-46」の開発コストが想定より膨らんだことが響き、純利益は同32.7%減の11.1億USD。EPSは1.62USDと市場予想の1.37USDを上回った。
  • 2015/12通期の会社計画は、空中給油機「KC-46」に絡む特別損失を考慮したため、EPSは従来予想の8.20-8.40USDから7.70-7.90USDへ下方修正した。一方、中国の習近平国家主席が訪米した際に、同社は中国から定価で約380億USDに当たる737型250機とワイドボディー機50機の受注を獲得した。中長期的な業績拡大が期待され、株価動向に注目したい。(袁)
  • 1898年創業した世界的なゴム・タイヤ大手メーカーである。乗用車用タイヤをはじめ、商業車用、トラック・バス用、農耕機用など幅広い需要に対応するラインナップを取り揃えている。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比10.4%減の41.7億USD となったが、営業利益が同20.8%増の5.6億USDと過去最高を更新。また、純利益は同9.8%減の1.9億USD、調整後のEPSが0.84USD と市場予想の0.75USD を上回った。セグメント別の営業利益は4セグメントのうち2セグメントは増益、主力の北米は好調に推移し営業利益が同54.3%増の3.2億USD。
  • 2015-2016年度の会社計画は、各セグメント営業利益の増益率10%-15%を目指している。また、4月に同社はメキシコに新工場を建設すると発表。米州向けプレミアムタイヤの年間生産を1,000万本に拡大する見込みで、業績の拡大が期待される。(袁)
  • 1799年に設立した商業・投資銀行を運営する老舗の銀行グループ。投資銀行、トレジャリーサービス、証券、資産管理、商業銀行業務、住宅金融などのサービスを提供している。
  • 2015/12 期2Q(4-6月)は、純営業収益が前年同期比3.2%減の245.3億USD、純利益は同5.2%増の62.9 億USD。EPS は1.54USD と市場予想の1.45USD を上回った。純営業収益は、アセット・マネジメント部門が同6.4%増となったが、債券トレーディングの低迷により法人・投資銀行部門が同5.8%減、住宅ローン収入の大幅減もあって減収となった。しかし、純利益は経費削減もあって法人・投資銀行部門が同9.9%増となるなど牽引し増益を達成。
  • 2015/12通期の市場予想は、純利益が前期比1.1%増と小幅増益見通しである。しかし、イエレンFRB議長は「景気改善によって年内の利上げが可能となる」と述べた。年内に利上げを開始するとの見方が改めて示された。利ザヤ拡大の期待など今後の収益環境は明るいと言えよう。このため、今後の金利や景気動向次第では利益の拡大が想定されよう。(袁)
  • 1968年創業のスポーツ関連商品を扱う世界最大手。スニーカーやスポーツウエアなどの主力製品を中心に、トレーニング用品、アクセサリーのデザイン、開発、販売を手掛けている。
  • 2016/5期1Q(6-8月)は売上高が前年同期比5.4%増の84.1億USD、純利益が同22.6%増の11.8億USD、EPS は1.34USD といずれも市場予想を上回った。利益率の高い商品の販売増が追い風となったほか、女性用衣料品の品揃え拡充やオンライン事業の強化も奏功。中国市場の強さが続き、同30.5%増収。圧倒的な優勢を持つ北米市場では同8.1%増収となった。
  • 売上高の先行指標となる世界での早期受注(2015/9-2016/1の靴と衣料品の出荷見通し)は、通貨変動の影響を除くベースで前年同期比17%増と世界の需要拡大が示された。また、9月からイングランドで開催中のラグビーW杯では強豪のアルゼンチンにジャージを供給。10月にNBA(北米バスケットリーグ)シーズン開幕を迎え、業績動向に注目したい。(袁)
  • 2003年設立の自動車会社。電気自動車および電気自動車パワートレイン部品の設計、製造、販売を手掛ける。独自の販売網を保有し部品を他の自動車製造会社に販売している。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比24.1%増の9.5億USD、最終損失は設備投資関連費用やドル高が響き▲1.8億USD(前年同期は▲0.6億USD)と赤字幅を拡大した。EPSは▲0.48USDと市場予想の▲0.60USDほどには落ち込まなかった。
  • 2015/12期3Q(7-9月)の納車台数は、2Q並みとなる模様。注目されている新型EV「モデル3」は2016年発表、2017年販売開始予定。35,000USD(約420万円)とより手ごろな価格帯が想定されており、顧客層拡大に大きく貢献しよう。(北浦)
フィリップ証券株式会社

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