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2019-06-24 22:35:30

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“強まるリスクオフ・モードとその後の展望”

2015/8/25
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴、北浦 優子

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(8/21現在)

“強まるリスクオフ・モードとその後の展望”

  • 世界同時株安の様相が強まっている。(1)中国の景気と株価への懸念、(2)原油価格をはじめとする商品市況の下落、(3)9月のFOMCを控え利上げ時期を巡る不透明感、など複合的要因により投資家のリスクオフ・モードが強まっている。8/21に発表された8月の中国製造業PMI(財新/マークイット購買担当者景気指数)の速報値は47.1と市場予想の48.2を大幅に下回り、2009/3以来約6年半ぶりの低水準となった。好不況の節目となる50を6ヵ月連続で下回り、中国の景気減速への懸念が改めて浮き彫りとなった。
    世界第2位の経済大国の景気動向は世界経済への影響が大きく、世界最大の貿易動向も気掛かりである。7月の貿易統計では、輸出が前年同月比8.3%減と2ヵ月ぶりに減少し、輸入も同8.1%減と9ヵ月連続で減少しており、内外需共に低迷している。人民元の実質的な切り下げなどもあって堅調な推移を示していた上海総合指数は足元、再び大幅な下落となっており、終値ベースで8/17の直近高値から8/21の4営業日で12.2%もの下落である。
  • 米国では8/20にNYダウが前日比358.04ドル安の16,990.69と2014/10/29以来、約10ヵ月ぶりとなる節目の17,000ドル台を割り込み、8/21には悪化した中国製造業PMIを背景に同530.94ドル下落の16,459.75ドルと1997/10/27の同554.26ドル安に次ぐ大幅な下げとなった。8/17以降4日続落となりこの間の下げ幅は1,085.43ドルとなった。投資家心理を示すボラティリティ・インデックス(VIX)は8/21に通常の上限値20を大きく突破する28.03と2014/10以来の水準まで高まっている。投資家のリスクオフ・モードは強まり、債券が買われ10年国債利回りは2%割れ寸前まで低下し、金先物価格は7/24を底値に上昇しており、当面は質への逃避の動きが続くものと予想される。
    中国国務院(政府)は資産残高約3.6兆元(約70兆円)の年金基金の3割を上限に株式投資を認めることとなった。最大で1兆元程度の株式市場への資金流入が見込まれ、株式相場の下支えと値動き安定となるか動向が注目される。今後も景気指標など中国動向に加え、米国ではジャクソンホールのシンポジウムでのフィッシャーFRB副議長のコメントに注目したい。(庵原)
  • 8/25号では、セールスフォース ドットコム(CRM)ホーム・デポ(HD)レナー(LEN)ロッキード・マーチン(LMT)ニューモント・マイニング(NEM)を取り上げた。

企業決算の予定

25日(火)トール・ブラザーズベストバイ
26日(水)ワークデイ、アバゴ・テクノロジーズ
27日(木)ティファニー、オートデスク

主要イベントの予定

25日(火)
  • 6月のS&Pケース・シラー住宅価格指数
  • 8月の消費者信頼感指数
  • 6月の住宅価格指数
  • 7月の新築住宅販売件数
  • 中国7 月の景気先行指数
26日(水)
  • 7月の耐久財受注
  • NY連銀のダドリー総裁の講演
27日(木)
  • 4-6月期のGDP(改定値)
  • カンザスシティー連銀主催年次シンポジウム(ジャクソンホール、8/29 まで)
28日(金)
  • 7月の個人所得・個人支出
  • 8月のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)
31日(月)
  • 8月のシカゴ購買部協会景気指数
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 1999年に創立。企業向けのソフトウェアメーカーで、世界中で顧客関係管理(CRM)ソリューションを手掛け、主にクラウドアプリケーションや周辺サービスを提供している。
  • 2016/1期2Q(5-7月)は売上高が前年同期比24.0%増の16.3億USD、純損失が0.9百万USD(前年同期は61.1百万USDの赤字)と赤字幅を縮小。特別項目調整後EPS は0.190USD と市場予想の0.175USDを上回った。主力の会員向けクラウドサービスはアプリケーション販売、ソリューション提供など全ての部門が好調だったが、金利費用が収益を押し下げた。
  • 同社は好調な業績をうけて2016/1通期の会社計画を1Q業績発表時に続き、再度上方修正した。9/15から開催されるITカンファレンス「ドリームフォース2015」では新製品や、マイクロソフトとの提携の成果について詳細が発表される予定であり、動向に注目したい。(北浦)
  • 1978年設立の米国最大のホームセンター。建築資材やリフォーム用品のほか、芝刈機等関連用品および各種サービスを提供。北米、カナダ、メキシコ、中国などで展開している。
  • 2016/1期2Q(5-7月)は売上高が前年同期比4.3%増の248.3億USD、純利益は同9.0%増の22.3億USD、EPS は1.73USD と市場予想の1.71USD を上回った。高価格帯商品の販売が伸び、既存店売上高は同4.2%増、米国内に限定した既存店売上高は同5.7%増となった。
  • 同社は2016/1通期計画を1Q業績発表時に続き再度上方修正し、売上高成長率を前期比5.2-6.0%(期初計画は3.5-4.7%)、既存店増収率を同4.1-4.9%(同3.3-4.5%)、EPS は5.31-5.36USD(同5.11-5.17USD) とした。2015/7には住宅修理や保守関連商品を手がけるインターライン・ブランズを買収すると発表。米国での住宅市況の改善を追い風に今後も業績拡大が予想される。(北浦)
  • 1954年創業した住宅建設会社。一戸建ておよびタウンハウスを中心に高層集合住宅の建設や住宅地の売買を行うほか、モーゲージ、不動産取引決済サービスなども手掛ける。
  • 2015/11期2Q(3-5月)は売上高が前年同期比31.6%増の23.9億USD、純利益が同32.9%増の1.8億USD。EPSは0.79USDと市場予想の0.64USDを大幅に上回った。好調な住宅販売を背景に住宅の引き渡し戸数は同20.6%増の6,015戸だったほか、平均販売価格が同8.0%高の34.9万USD。また、将来収益につながる新規受注戸数は同17.6%増の7,271戸だった。
  • 好調な7月の米住宅着工件数と8月の米住宅市場指数は米不動産市場の回復を示しており、同社の業績拡大が期待される。また、格付け大手のフィッチは同社の格付け見通しを「安定的な」から「ポジティブ」に上方修正し、株価の動向に注目したい。2015/11期の市場予想は売上高が前期比19.8%増の93.2億USD、純利益同17.0%増の7.5億USDである。(袁)
  • 航空機や宇宙船製造会社。ITソリューションや火器トレーニング等幅広い事業を手がけ、世界規模で展開している。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は、売上高が前期比3.0%増の116.4億USD、純利益が同4.5%増の9.3億USD、特別項目調整後のEPS は2.94USD と市場予想の2.67USDを上回った。ステルス戦闘機のF-35や軍用超大型長距離輸送機のC-5の需要増が寄与した。
  • 同社は宇宙及びミッション・システムズ&トレーニング部門での利益上振れを見込み、2015/12通期計画を上方修正した。営業利益は54.3-55.8億USD、特別項目調整後のEPSは11.0-11.3USDの見通し。売上高予想については435-450億USDを据え置いた。ヘリコプター製造のシコルスキー・エアクラフト買収や政府向けIT・技術サービス部門の見直しで事業ポートフォリオを改善し、長期的な業績拡大を図る。(北浦)
  • 1916年に設立した世界有数の金鉱大手。金を中心に銅、銀、 リチウム、亜鉛石炭など鉱産物の探査、開発に従事するほか、オイルとガスの業務も拡大。世界7ヵ国で展開している。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は、売上高が前年同期比8.1%増の19.1億USD。主力の金の生産量が同1.3%増だったほか、銅の生産量は同2.1倍となったことも増収に寄与した。一方、2Qの金や銅の国際価格は下落し、純利益は同60.0%減の7,200万USDとなった。また、特別項目調整後のEPS は0.26USD と市場予想の0.27USDをやや下回った。
  • 同社は、年間の金生産量が2015/12通期計画の470万-510万オンスから2017/12通期までに520万-550万オンスへ増産することを目指す。8/21のNY金相場は続伸、週間ベースで7ヵ月ぶりの大幅高だった。足元、中国経済懸念に端を発した世界株安を背景に、安全資産である金を買う動きが続き金価格は上昇している。このため同社の株価動向にも注目したい。(袁)
フィリップ証券株式会社

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