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2019-09-16 07:23:22

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“中国情勢緩和も利上げ観測高まり神経質な展開へ”

2015/8/18
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴、北浦 優子

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(8/14現在)

“中国情勢緩和も利上げ観測高まり神経質な展開へ”

  • 中国の人民銀行は8/11、人民元の対米ドル基準値算出方法を見直し、同日の基準値を1ドル6.2298元と8/10の6.1162元に比べ1.85%切り下げた。その後、8/12に前日比1.61%、8/13に同1.11%と3日連続で基準値を切り下げ、3日間累計で4.65%の基準値切り下げを実施した。実勢レートに即した実施であるが、実質的な通貨切り下げの影響から、米国株は一時的に調整を余儀なくされた。NYダウは8/10の高値17,629.13ドルから8/12には一時17,125.81ドルまで2.86%、503.32ドルもの下落となり、S&P500種株価指数、ナスダック総合指数は同期間にそれぞれ2.53%、3.26%の急落となった。
    ただ、8/13に人民銀行は大幅な人民元の基準値切り下げを終了したことを発表し世界の金融市場の動揺が収まり、NYダウは8/13、8/14と小幅ながら続伸。8/14のNYダウの終値は17,477.40ドルとなった。中国情勢に揺れた米国マーケットであったが、主要3指数は過去5営業日で小幅に上昇となった。
  • 個別には、8/12に2015/7期4Q(5-7月)の決算を発表したネットワーク機器大手のシスコシステムズ(CSCO)は売上高、EPSが市場予想を上回り株価が上昇した。10倍台前半の予想PERから評価余地は未だあるものと思われる。また、WTI原油先物価格は中国経済の減速、新興国市場の需要減、イランやイラクの産油量増加見通しなどから軟調な推移が続き8/14には41.91ドルと年初来安値をマーク。ただ、大幅な下落となっていたシェブロン(CVX)は、自律反発の動きから上昇となった。しかし、世界的な供給過剰感や中国の先行き不透明感が払拭されていないことから、原油など商品価格の軟調な推移は当面続く可能性は高いと思われる。
    中国懸念に一服感が見られ、米国市場の下げを主導してきたアップル(AAPL)の株価に下げ止まりの兆しも見られるが、8/19には7月分FOMC議事録の発表を控え、当面は神経質な展開が想定される。9月のFOMCで利上げが行われるとの見方が再び強まっており、ブルームバーグの集計によれば、9月利上げの確率は8/11時点の40%から8/14には48%に上昇している模様。このため、好業績が確認された銘柄などをピックアップしたい。(庵原)
  • 8/18号では、シスコシステムズ(CSCO)フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCAU)ノードストロム(JWN)ファイザー(PFE)シェイク・シャック(SHAK)を取り上げた。

企業決算の予定

18日(火)ホームデポ、ウォルマート・ストアーズ
19日(水)ネットアップ、Lブランズ、ターゲット
20日(木)セールスフォース・ドットコム、ヒューレット・パッカード
21日(金)ディーア・アンド・カンパニー

主要イベントの予定

18日(火)
  • 7月の住宅着工件数
  • 7月の建設許可件数
  • インテル年次開発者会議(8/20まで、サンフランシスコ)
19日(水)
  • 7月のCPI
  • FOMC 議事録(7/28-29 分)
20日(木)
  • 新規失業保険申請件数(8/14終了週)
  • 8月のフィラデルフィア連銀景気指数
  • 7月の中古住宅販売件数
  • 7月の景気先行指標総合指数
21日(金)
  • 8月の製造業PMI(速報値)
24日(月)
  • 8月のシカゴ連銀全米活動指数
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 1984年に設立した世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社。主に企業向けインターネット・プロトコル(IP)を基盤としたネットワークやソリューションを提供している。
  • 2015/7通期は、売上高が前期比4.3%増の492億USD、純利益が同14.4%増の90億USD、特別項目調整後のEPS は2.21USD と市場予想の2.18USDを上回った。米国内を中心にデータセンターやセキュリティ事業が伸びたほか、新型ネットワークスイッチの販売も好調だった。
  • 2016/7期1Q(8-10月)の会社計画は、売上高成長率が2-4%、特別項目調整後のEPSが0.55-0.57USD。同社のコラボレーション事業は、場所やデバイスを問わず社内外で連携をとるための製品やソリューションを提供しており、順調に収益を伸ばしている。モバイル・テクノロジーやクラウド・コンピューティングの普及でコミュニケーションの取り方も進化しており、今後も同分野や関連製品の業績拡大が期待できよう。(北浦)

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCAU) 

  • 2014年に伊自動車大手フィアットと米クライスラーの統合で設立、世界第7位の自動車メーカー。自動車、自動車部品や関連システムの製造・販売を行い、世界40ヵ国・地域で展開する。
  • 2015/2Q(4-6月)は売上高が前年同期比25.3%増の292.3億ユーロ。純利益は同82.9%増の3.2億ユーロ、EPS は0.21ユーロと何れも市場予想を上回った。スポーツ型SUV「ジープ」の販売が北米や欧州で好調。また、2Qの世界新車販売台数は同1.0%増の119.3万台だった。
  • 2015/12通期の会社予想は、売上高が従来予想の1,080億ユーロから1,100億ユーロ強程度に上方修正。一方、2015年通期の世界新車販売台数は480万台程度と従来予想の480万-500万台から下方修正と慎重な見通し。中期経営計画では、2018年までに世界新車販売台数の目標を2013年の440万台から700万台へ引き上げた。引き続き動向に注目したい。(袁)
  • 米高級百貨店チェーン。複数の小売チャネル、ディスカウントストア、 ブティック、カタログ、インターネットを通して事業を展開する。
  • 2016/1期2Q(5-7月)は売上高が前年同期比9.2%増の36.0億USD 、純利益が同15.3%増の2.1億USD、EPSは1.09USDと、市場予想の0.90USDを上回った。既存店売上高が化粧品と女性用衣料を中心に伸び、同4.8%増と好調だったほか、カナダ進出や2014/8に子会社化した男性向け衣料ショッピングサイトの「TrunkClub」が寄与した。
  • 同社は2016/1通期計画を上方修正し、売上高成長率を8.5-9.5%(従来計画は7-9%)、特別項目調整後のEPSを3.70-3.80USD(同3.65-3.80USD)とした。アウトレットショッピングモールは店舗型の「Rack」、オンライン型の「HauteLook」ともに売上を伸ばしており、今後も出店を拡大し中長期的な業績寄与を目指す。(北浦)
  • 1849年創業の世界トップクラスの製薬会社。研究開発に強みを持ち処方医薬品、一般用医薬品薬、動物用医薬品やワクチンなどの研究・開発及び製造販売を行っている。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比7.2%減の118.5億USD、純利益が同9.8%減の26.3億USDとなった。特別項目を除くEPS が0.56USD と市場予想の0.52USD を上回った。ワクチンや癌治療薬事業は好調だったが、消炎鎮静剤の特許切れから主力のブランド薬事業は同21.8%の大幅減収と収益を押し下げた。また、ドル高もマイナスの影響をもたらした。
  • 2015/12通期の会社予想は、売上高が450億-460億USDと従来予想の440億-460億USDから下限を引き上げ、特別項目を除くEPSは従来予想の1.95-2.05USDから2.01-2.07USDに上方修正。研究開発費は従来予想の69億-74億USDから73億-76億USDに引き上げた。(袁)
  • 2004年設立のハンバーガーチェーン。素材へのこだわりが特徴である。マディソン・スクエア公園の屋台からスタートし着実に成長している。
  • 2015/12 期2Q(4-6 月)は売上高が前年同期比74.7%増の4,845 万USD、純利益が同42.6%減の111.8 万USD。主力のShack 直営店の販売は同77.9%増の4,658.3 万USD と好調、既存店(開設から2 年以上経過した国内の店舗)の増収率は同12.9%。一方、新商品の発売による食材や包装材のコスト増、新規出店による人件費などの関連費用増加が響き、純利益は同42.6%減の111.8 万USD となった。ただ、EPS は0.08USD と市場予想の0.02USD を上回った。
  • 2015/12 通期の会社見通しは売上高が従来予想の1.61 億-1.65 億USD から1.71 億-1.74 億USD に引き上げ、既存店の増収率は1 桁半ば-1 桁後半と従来予想の1 桁前半-1 桁半ばから上方修正。2015 年の米国内出店計画は、従来の直営店10 店舗から2 店舗増やし12 店舗の開業を予定している。また、2016 年に東京で日本1 号店を出店する計画で、東京五輪の2020年までに日本国内では10 店舗を開業する計画があり、事業拡大が期待される。(袁)
フィリップ証券株式会社

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