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“主力企業の業績振るわず利上げ観測もあって調整”

2015/7/28
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴、北浦 優子

ウィークリーストラテジー

S&P500業種別およびNYダウ構成銘柄の騰落率(7/24現在)

“主力企業の業績振るわず利上げ観測もあって調整”

  • 主力企業の業績が振るわず、9月の利上げ観測が強まり米国株は調整色を強めている。Bloombergの集計によれば、7/24現在S&P500種構成企業の2015/2Q(4-6月)は、前年同期比4.0%減益(エネルギーセクターを除くベースは同2.7%増益)と決算発表前の6/26時点の同6.5%減益(同ベースで同0.7%増益)からは改善している。また、S&P500社のうち187社が決算発表を終えているがこのうち71.7%の134社が事前のアナリストによる市場予想を上回っている。いわゆるこのポジティブサプライズ比率は、過去の水準からみて高水準であり、全般には2Qは良好な決算状況と言えよう。
    しかし、アルコア(AA)ニューモント・マイニング(NEW)など素材や金鉱など商品市況関連やヤフー(YHOO)、オラクル(ORCL)インテル(INTC)に買収が計画されているアルテラ(ALTR)などハイテクが市場予想を下回り、キャタピラー(CAT)3M(MMM)など製造業も冴えない決算となった。また、アップル(AAPL)は大幅増収増益となったが業績見通しが市場予想を下回り、期待値の高い同社の株価は大幅な下落となり、市場全体の心理も悪化させた。
  • NYダウは再び18,000ドル台を割り込み7/24現在、過去5営業日で2.86%もの下落。この間ダウ採用銘柄で航空機エンジンや宇宙産業などコングロマリットのユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)、建機世界最大手のキャタピラー(CAT)が大幅に下落。一方、原油安から消費拡大の思惑もあってクレジットカード大手のビザ(V)や保険大手のトラベラーズ(TRV)は上昇となった。
    S&P500種の10業種別では全セクターが売られた。軟調な商品市況を受けて素材、エネルギーの下落率が大きい一方、下落率が小幅に留まっているセクターは消費関連などディフェンシブ・セクターや好業績が確認された金融である。ドル高や中国などの景気下振れなどが収益に影響している。また、7/28-29のFOMCを控え、9月の利上げが意識され相場の重石となっている。一方で、グーグル(GOOGL)など好決算を発表した企業は市場で素直に評価され、株価は上昇。市場予想を上回る好決算を発表した企業や業績見通しが良好であることが確認された企業への投資をお奨めしたい。(庵原)
  •  7/28号では、アマゾン(AMZN)サウスウェスト航空(LUV)スターバックス(SBUX)アンダーアーマー(UA)ビザ(V)を取り上げた。

企業決算の予定

29日(水)グッドイヤー、マスターカード、バークレイズ、フォルクスワーゲン
30日(木)プロクター・アンド・ギャンブル、ポタッシュ、ドイツ銀行、サムスン電子
31日(金)シェブロン、エクソンモービル、シーゲイト・テクノロジーバークシャー・ハサウェイロイヤル・カリビアン・クルーズ、アルセロール・ミタル
8月3日(月)HSBCホールディングス
4日(火)コーチ、モザイクウォルト・ディズニー、BMW

主要イベントの予定

29日(水)
  • FOMCの 政策金利発表
  • 6 月の中古住宅販売成約指数
30日(木)
  • 新規失業保険申請件数(7/24終了週)
  • 4-6月のGDP(速報値)
31日(金)
  • 7月のミシガン大学消費者マインド指数(確定値)
  • 6月のユーロ圏失業率
8月3日(月)
  • 6月個人所得・個人支出
  • 6月建設支出
  • 7月ISM製造業景況指数
4日(火)
  • 6月の製造業受注
  • ※Bloombergをもとにフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

  • 1994年設立のオンライン販売会社。書籍、音楽関連、PC、電子機器、家屋、庭園向け製品、食品、ファッション関連などを販売。2007年よりキンドル(電子書籍端末)を発売している。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比19.9%増の231.9億USD、営業利益は前年同期の▲0.2億USD の赤字から4.6億USD の黒字に回復した。同社は2Qの営業損益見通しを▲5.0億USDの赤字から50百万USDの黒字の範囲内としていたが、北米、海外共に家電・日用品の売上が伸び、予想外の好業績となった。
  • 7/15に世界規模で開催したバーゲン・イベント「プライム・デー」の売上高は、クリスマス商戦初日を超える大盛況だった。また、クラウドコンピューティング事業もインフラとリソース強化が奏功し、業績拡大に寄与している。同社は3Qの営業損益見通しを▲4.8億USDの赤字から70百万USDの黒字の範囲内としており、業績上振れの期待は高い。(北浦)
  • 1967年にダラスで設立、1971年に運行を開始した米国内の大手格安航空会社である。全米に路線網を持ち、主に短距離・高頻度の2点間直行便サービスを提供。ユニークな機内サービスを提供し高い安全性の評価を受けている。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比2.0%増の51.1億USD、純利益は同30.8%増の6.1億USD。また、EPS は1.03USD と市場予想の1.01USDを上回った。航空旅客需要が旺盛で乗客者数が同5.6%増の3,080万人となったほか、原油安による燃料費の下落が寄与した。
  • 原油価格の下落は下期も同社の業績に大きく寄与すると思われる。また、過去最高を記録した利益を自己株買い等で積極的に株主還元していることも評価したい。同社は2015年にカリブ海に面したベリーズとコスタリカ、アフリカのリベリアに航路を拡大する計画で、業績寄与に期待したい。(北浦)
  • 1971年にシアトルで開業した世界最大のコーヒーチェーン店。自社ブランドコーヒーの販売を中心に小売店を運営。カタログ販売、スーパー、ネットを通じた販売も行っている。
  • 2015/9期3Q(4-6月)は売上高が前年同期比17.5%増の48.8億USD、純利益は同22.3%増の6.3億USD。EPSは0.42USDと市場予想の0.41USDをやや上回った。世界の直営既存店売上高が、来店客数の増加に伴い同7.0%増収となったほか、スターバックス・ジャパンの完全買収や過去12ヵ月で1,592店の新店舗をオープンさせたことが寄与した。
  • 同社は2015/9通期の会社計画EPSを上方修正し、1.57-1.58USD(前回予想は1.55-1.57USD)とした。また、自社株買いプログラムのもと5,000万株の追加購入枠を発表。さらにペプシコと提携して南米でコーヒーやエナジー・ドリンクの販売に着手する計画も明らかにしており、業績拡大が期待される。(北浦)
  • 1996年、メリーランド大学時代にアメリカンフットボール選手だった現CEO ケビン・ブランク氏がメリーランド州・ボルチモアで創業。プレイヤー時代に着用したユニフォームの下のコットンシャツに代わる機能性の高いアンダーシャツの生産・販売を開始。クール・ドライ・軽量の機能を実現し、その後は寒さ対策の保温とドライ機能のシャツを開発し販売を拡大させた。
  • 2015/12期2Q(4-6月)は売上高が前年同期比28.5%増の7.8億USD。アパレル、シューズやアクセサリの3事業は全て2桁増収となった。一方、健康アプリ関連企業であるMyFitnessPal、Endomondoの買収、為替や航空運賃などコスト高の影響を受けて、純利益同16.5%減の1,476.6万USDとなった。ただ、EPS は0.07USD と市場予想の0.05USDを上回った。
  • ドル高は業績下押し圧力であるが、海外事業の2Qは同93.4%増収となった。また、同147.8%増収となったConnected Fitness事業(健康アプリ関連)も収益に寄与。2015/12通期の会社計画は売上高が従来予想の37.8億USDから38.4億USDへ引き上げ、営業利益は従来予想の4.00億-4.08億USDから4.05億-4.08億USDへ下限を上方修正した。(袁)
  • 1958年創業。決済システム、電子支払ネットワークを運営する世界最大手のカード会社。商店、金融、企業などの相互決済やデータ転送など商取引サービスを提供している。
  • 2015/9期3Q(4-6月)は売上高に当たる営業収入は前年同期比11.5%増の35.2億USD、純利益が同24.8%増の17.0億USDと何れも市場予想を上回り、EPSも0.69USDと市場予想の0.58USDを上回った。カード利用額の伸びを追い風に2桁の増収増益を達成。同社3Qの世界のカード決済金額は、為替変動の影響を除いて同11%増の1兆3,000億USDとなった。
  • 2015/9通期の会社計画はドル高の為替影響を含み増収率が2桁台前半、EPS の伸び率は10%台半ばを見込んでいる。また、買収を通じ2007年に分離した元子会社のビザ・ヨーロッパとの事業統合を計画。同社は「説得力のある理由」があるとし統合の交渉を認めており、10月末までの交渉決着を目指している。今後の動向に注目したい。(袁)
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