SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

株価検索
  • ポートフォリオ
  • 取引
  • 口座管理
  • 入出金・振替

2019-06-26 17:12:47

マーケット > レポート > 米国ウィークリー・マンスリー >  米国株マンスリー“乱高下が続くマーケットの見通し”

米国株マンスリー“乱高下が続くマーケットの見通し”

2015/1/19
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹

市場の攪乱要因、原油と賃金?

当面、乱高下のマーケットが想定される。一つは原油安であり、エネルギーセクターが市場の足枷要因となっている。また、物価上昇率は弱く、雇用は回復しているものの賃金が下落するなど消費者マインドへの警戒感も強まっているものと思われる。また、世界経済の先行きにも不透明感がある。1/13、世界銀行は世界経済見通しを下方修正した。これらの状況について検証してみたい。

未だ高水準のリグカウントに注目

金融市場の波乱要因となっている原油価格であるが、下げ止まりの兆しも見られたが、再び下落。2015年に入ってWTI原油先物価格は50ドルを割り込み、1/13には一時44.20ドルと40ドル台前半に突入した。
世界のリグカウント(石油・天然ガスの稼働中の掘削機器)は、リーマン・ショック後の景気後退期に原油価格下落に伴って約3,500から2,000を割り込む水準まで落ち込んだ。その後、原油価格が下げ止まり、反転上昇後、世界のリグカウントは3,500を超える水準を取り戻した。
米国のシェール革命、OPECの生産調整の見送りによる供給過剰、さらに世界景気の先行き不透明感もあって原油価格は軟調な展開が続いている。一方で、未だ高水準のリグカウントであるが通常、原油価格水準による採算状況を目安に、探査・掘削活動を行うため、今後のリグカウントの動向が注目される。

賃金は下落、物価上昇率は鈍い

世界銀行の見通しで上方修正となった米国経済は、2014/12の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比25.2万人増、失業率は5.8%から5.6%に低下。ただ、平均時給は前月比で0.2%減の24.57ドルと、比較可能な2006年以降で最大の落ち込みとなった。また、2014/11のCPIコアは+0.07%に留まった。これまでの大胆な金融政策の効果を更に見極める必要があるかもしれない。

原油急落でも世界のリグカウントは高水準が続く

足元の賃金や物価の上昇率は鈍い

  • 出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成

米国は上方修正も世界経済は下方修正となった世界経済見通し

  • (※)原油価格は、ドバイ、WTIの平均値    (出所:世界銀行Global Economic Prospects January 2015をもとにフィリップ証券作成)

相場は落ち着き取り戻すか?

当面、乱高下のマーケットを想定するが、欧州問題の懸念は広がっておらず、市場の注目ポイントは徐々に10-12月期の米国決算に移ることが想定され、米国株式市場は落ち着きを取り戻すと予想する。以下では、欧州問題、米国決算の見通しなどについて触れてみたい。

警戒は必要も懸念は後退へ

これまで波乱要因となっていた欧州問題であるが足元、落ち着き始めている。1/22のECB理事会では国債の購入を含めた金融緩和の可能性が浮上している。2009/10に表面化したギリシャ債務問題は、当時ポルトガル、イタリア、スペインと南欧諸国に飛び火し、欧州だけでなく世界的な金融危機に発展した。
未だ警戒は必要であるものの、今回の1/25のギリシャ総選挙に伴う政局問題は、前回のギリシャ問題ほど懸念が広がっておらず、ECB理事会、ギリシャ総選挙を経て懸念は後退するものと予想される。

ギリシャを中心とした欧州問題

  • 出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成

シーズンインの米国決算に注目

米国では1/12のアルコア(AA)の決算を皮切りに2014/10-12月の決算発表が始まった。通常、アナリストの予想は保守的であり、現状の増益率は上方修正される公算が大きい。
業種別には前年同期比17.1%増益見通しのヘルスケアセクターでは、メルク(MRK)ファイザー(PFE)ギリアド・サイエンシズ(GILD)などの業績動向に注目したい。また、同7.3%増益見通しのハイテクでは、アップル(AAPL)インテル(INTC)マイクロソフト(MSFT)、同7.2%増益見通しの資本財・サービスでは、スリーエム(MMM)フェデックス(FDX)サウスウェスト航空(LUV)などに注目したい。

小幅増益見通しも上方修正の公算〜米国10-12月期決算

  • 出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成

低金利の中、好配当銘柄に注目

値動きの荒い展開が続いているが、配当利回りの高い情報通信や医薬品セクターの株価は堅調な推移を示している。米国10年国債利回りは、1/14に1.87%と極めて低水準で推移しており、業績面でも堅調な推移が見込まれる好配当銘柄にも注目したい。

乱高下の市場、低金利が続く中、好配当銘柄に注目

■ 低金利が続くなか注目される好配当銘柄

会社名

ティッカー

株価騰落率

配当利回
(%)

PER
(倍)

会社名

ティッカー

株価騰落率

配当利回
(%)

PER
(倍)

年初来

昨年来

年初来

昨年来

NYダウ

-1.2%

6.4%

2.18

15.91

           

T

-4.1%

-1.4%

5.49

13.24

MSFT

-0.2%

24.5%

2.48

17.25

VZ

0.9%

-4.1%

4.54

13.68

INTC

0.6%

41.0%

2.47

15.64

CVX

-5.6%

-4.3%

3.97

10.80

BA

0.9%

-4.1%

2.23

15.74

GE

1.0%

24.9%

3.69

14.50

CAT

-5.6%

-4.3%

2.20

13.23

MCD

-7.1%

-15.2%

3.49

18.43

WMT

4.0%

14.4%

2.14

17.51

PFE

-1.1%

14.5%

3.14

14.44

UTX

-0.6%

0.6%

2.06

16.77

XOM

1.1%

23.6%

2.93

12.39

TRV

-0.5%

16.2%

1.99

10.56

MRK

-5.6%

-14.4%

2.83

17.85

MMM

-2.3%

14.6%

1.99

21.49

KO

-4.6%

4.4%

2.80

20.99

HD

-1.2%

26.8%

1.74

27.75

PG

-1.2%

26.8%

2.76

21.54

UNH

2.0%

36.2%

1.27

18.26

JPM

-2.3%

-16.6%

2.65

10.69

GS

-4.6%

4.4%

1.19

10.94

CSCO

0.6%

41.0%

2.63

13.79

AXP

-4.1%

-1.4%

1.10

16.12

IBM

0.2%

14.2%

2.61

9.79

NKE

-1.2%

21.9%

1.05

32.07

JNJ

-6.0%

0.6%

2.60

17.58

DIS

1.1%

23.6%

0.90

22.08

DD

1.0%

3.2%

2.49

18.25

V

-0.5%

16.8%

0.61

29.02

  • (※)NYダウ採用銘柄を予想配当利回りの高い順に掲載。PERは予想ベース(2015/1/13現在)
  • 出所:Bloombergをもとにフィリップ証券作成
フィリップ証券株式会社

今すぐ外国株式口座開設

今すぐお取引

免責事項・注意事項

  • 当資料は、情報提供を目的としており、金融商品に係る売買を勧誘するものではありません。フィリップ証券は、レポートを提供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。当資料に記載されている内容は投資判断の参考として筆者の見解をお伝えするもので、内容の正確性、完全性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。また、当資料の一部または全てを利用することにより生じたいかなる損失・損害についても責任を負いません。当資料の一切の権利はフィリップ証券株式会社に帰属しており、無断で複製、転送、転載を禁じます。

    <日本証券業協会自主規制規則「アナリスト・レポートの取扱い等に関する規則平14.1.25」に基づく告知事項>
    本レポートの作成者であるアナリストと対象会社との間に重大な利益相反関係はありません。

お客様サイトへログイン

SBIアナリストレポート

アナリストによる投資情報を配信

商品・サービスのご案内

  • MAXISETF売買手数料全額キャッシュバックキャンペーン
  • 【リスクヘッジに効果的!?】SBI証券で貴金属関連商品に投資しよう!

PR


ページトップへ

入金・出金・振替

ご利用にあたって

何かお困りですか?

今すぐ口座開設

お問い合わせ  |  投資情報の免責事項  |  決算公告  |  金融商品取引法に係る表示  |  システム障害の備え

金融商品取引業者 株式会社SBI証券 関東財務局長(金商)第44号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
SBI証券(旧SBIイー・トレード証券:ネット証券最大手)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を− © SBI SECURITIES Co., Ltd. ALL Rights Reserved.