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2019-12-16 03:12:42

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“原油が相場を攪乱も決算本格化で落ち着きを取り戻そう”

2015/1/15
提供:フィリップ証券株式会社
リサーチ部:庵原 浩樹、袁 鳴

ウィークリーストラテジー

S&P500 業種別およびNY ダウ構成銘柄の騰落率(1/12 現在)

“原油が相場を攪乱も決算本格化で落ち着きを取り戻そう”

  • 1/12現在、過去5営業日のS&P500種株価指数は0.38%上昇し、業種別では7業種が上昇し、3業種が下落した。この間、原油安に下げ止まりの兆しが見られ、買戻しが入り上昇となった。しかし、1/12に米系大手投資銀行が原油価格の見通しを引き下げ、WTI 原油先物価格は2009/4以来約5年9ヵ月ぶりに1バレル=45.35ドルと45ドル台まで下落し、米国株を押し下げた。過去5営業日で2.40%の下落となったエネルギーセクターだが、1/12だけで2.80%下落と相場の足枷となっている。同大手投資銀行のレポートによれば、シェールエネルギーへの投資の勢いが衰えるようになるには、原油価格は今年上半期に1バレル=40ドル付近に下がらなくてはならないとの試算を明らかにした。また、OPEC が需給バランスを取り戻すために減産に踏み切ることはないと想定。石油在庫の増加が続き、WTI 原油先物価格は40ドル/バレル程度への下落の可能性を示唆している。カタールの推計によれば、世界の原油市場は日量200万バレルの供給過多となっている模様。当面は、原油安が相場の足枷要因になることが想定されるが、一方で今後本格化する10-12月期決算発表では原油安メリットによる利益押し上げが確認される企業も想定され、決算発表に注目したい。
    10-12月期決算発表の幕開けとなる1/12のアルコア(AA)の決算は、引け後に発表され売上高、利益ともに市場予想を上回り黒字転換を達成、時間外取引で株価は一時2.4%上昇となった。アルミ需要は拡大し、価格も上昇と見通しも明るいと言えよう。Bloomberg 集計による1/9現在のS&P500社の2014/10-12月期の増益率見通しは、金融セクターを除くベースで前年同期比3.3%増、エネルギーセクターを除くベースで同4.7%増。エネルギーは同20.8%減の見通しの一方、ヘルスケアは同17.1%増と好調である。個別には、配当利回りも高いメルク(MRK)ファイザー(PFE)のほか業績拡大が期待されるギリアド・サイエンシズ(GILD)に注目したい。また、ハイテクではマイクロソフト(MSFT)インテル(INTC)に注目。1/22のECB 理事会、1/25のギリシャ総選挙まで波乱も想定されるが、決算発表が進むにつれ市場は落ち着きを取り戻そう。
  • 1/14号ではアルコア(AA)フェイスブック(FB)ギリアド・サイエンシズ(GILD)3M(MMM)マイクロソフト(MSFT)を取り上げた。

主要企業の決算発表予定

14日 JPモルガン・チェースウェルズ・ファーゴ
15日 レナーバンク・オブ・アメリカシティグループインテルシュルンベルジェ
16日 ゴールドマン・サックス・グループ

主要イベントの予定

14日
  • 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  • 12月の小売売上高
  • 12 月の輸入物価
15日
  • 1月のNY 連銀製造業景気指数
  • 12月の生産者物価
16日
  • 1月のフィラデルフィア連銀景況
  • 12月の消費者物価指数(CPI)
  • 1月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)
  • 12 月の鉱工業生産指数
20日
  • 米10年国債入札
  • ※Bloombergによりフィリップ証券作成

銘柄ピックアップ

アルコア(AA) 2014/4Q(10-12月)決算は1/12に発表済み

  • 1886年に設立した世界最大の非鉄金属製品とソリューションを提供する会社。アルミシート、アルミ箔製品、アルミニウムと加工アルミニウムを製造するほか、ボーキサイトの採掘、アルミナの精製も手掛ける。自動車、航空宇宙、梱包、防衛、資源など業界にサービスを提供する。
  • 2014/12期4Q(10-12月)は売上高が前年同期比14%増の63.77億USD と市場予想を上回り、純利益は1.59億ドルと黒字転換。EPS も0.33USD と市場予想の0.29USD を上回った。高コストの精錬所の一部権益を売却し、航空宇宙や自動車業界からの需要拡大で収益が拡大。
  • 2014/12通期の会社計画は、売上高が前期比4%増の239.06億USD、純利益が前期の22.85億USD の赤字から2.68億USD の黒字に転換する見通し。商業用ジェット機などの受注で2015年の同社航空宇宙事業の売上高は最大10%伸びる見通し。2015年の世界のアルミ需要の成長率は前年と同じ7%程度と予想している。また、2015年の市場予想のアルミ平均価格は2,057USD/トンに上昇する可能性があり、同社の業績や株価動向が注目される。

フェイスブック(FB) 2014/4Q(10-12月)決算は1/29の予定

  • 2004年にマーク・ザッカーバーグCEO ら当時ハーバード大学の学生がサービスを開始。登録制のSNS で無料のサイト、13歳以上が登録できる。ソーシャルネットワーク・ウェブサイトを運営し、ユーザー間で情報、写真、ウェブサイトリンク、ビデオなどの共有技術も開発する。
  • 2014/12期3Q(7-9月)は、売上高が前年同期比59%増の32.03億USD、純利益が同90%増の8.06億USD だった。特別項目を除いたEPS は0.43USD と前年同期の0.27USD を上回り、市場予想の0.40USD も上回った。スマホに向けたモバイル広告が引き続き好調で、広告事業全体の売上高は同64%増の29.6億USD となった。また、9月末までの月間利用者数は前年同期比14%増の13.5億人、スマホやタブレット経由の利用者数は同29%増の11.24億人。
  • 同社は音声認識システムを手がけるWit.ai を買収し、ユーザーは自身の音声のテキスト化が可能となる。また、低帯域幅ネットワークでも高品質な動画の視聴技術を開発するクイックファイアーも買収。音声&動画の質の向上により動画広告の発信力を強化し、同社は世界中のネット広告市場での圧倒的地位を構築することが想定され、今後の株価動向に注目したい。

ギリアド・サイエンシズ(GILD) 2014/4Q(10-12月)決算は2/4の予定

  • 1987年に創立。遺伝子組み換えなどの技術を使い、生命に危険を及ぼす難病に対する治療法の研究、発見、開発、商品化を展開するバイオ製薬大手である。HIV/AIDS、肝炎、エイズ、重度の心循環系などの治療薬に注力し世界27ヵ国・地域で展開している。
  • 2014/12期3Q(7-9月)は売上高が前年同期2.17倍の59.68億USD、純利益が前年同期3.46倍の27.31億USD、EPS が1.67USD と前年同期の0.47USD を上回った。注目のC 型肝炎治療薬ソヴァルディやエイズ治療薬ツルバダなど主力商品の販売が堅調で収益を押し上げた。
  • 2014/12期に会社計画は売上高を220-230億USD と従来計画の210-230億USD からレンジを狭め、粗利益率は85-88%から86-88%に修正した。同社は主力の高額薬-C 型肝炎治療薬を優先的な保険対象薬にしたことを発表した。また、同社が開発したHIV‐1治療薬「コムプレラ」を日本のヤンセンファーマ社を通じて発売し、業績の拡大が期待される。

3M(MMM) 2014/4Q(10-12月)決算は1/27の予定

  • 1902年に設立。化学・電気素材の製造を中心とする世界有数な多角経営会社である。電子、通信、工業、消費・オフィス関連、ヘルスケア、保安など幅広い分野を手掛けている。
  • 2014/12期3Q(7-9月)は売上高が前年同期比2.8%増の81.37億USD、営業利益が同9.3%増の19.01億USD となった。純利益は同5.8%増の13.03億、EPS が1.98USD と市場予想の1.97USD を上回った。主要5事業が全て増収となり、堅調な米国は欧州の不振を補った。
  • 2014/12通期の会社計画は、EPS が従来予想の7.30-7.55USD から7.40-7.50USD を引き上げ、2015/12通期のEPS は8.00-8.30USD との予想を示した。また、2015/12期1Q(1-3月)に同社は、20%増配する方針も打ち出した。日本では、住友電気工業との合弁会社で住友電工の持ち分25%を7-9月に8.65億ドルで取得したことも明らかにした。

マイクロソフト(MSFT) 2014/2Q(10-12月)決算は1/26の予定

  • 1975年にビル・ゲイツやポール・アレンが設立した世界最大のPC ソフトウエア会社。個人・企業用に向けた基本ソフトウエアを初めサーバー用アプリケーション、ソフト開発ツール、ネット用ソフトウエアなどを提供し、ビデオゲーム機と音楽用機器の開発も手掛ける。
  • 2015/6期1Q(2014/7‐9月)は、企業用ソフトウエア・サービス、タブレットやゲーム機の販売が堅調に伸び、売上高は前年同期比25.2%増の232.01億USD。ただ、人員削減やノキアの携帯事業を統合する費用が嵩み、純利益が同13.4%減の45.4億USD となった。EPS は0.54USDと市場予想の0.49USD を上回った。
  • 2015/6期2Q のセグメント別売上高の会社計画は商用ライセンスが1Q の98.73億USD に対して 108億‐110億USD、デバイス&消費者ライセンスは1Q の40.93億USD に対して40億‐42億USD である。今後、大規模なリストラを行う予定で進捗状況に注目したい。
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