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2017-12-12 11:40:47

マーケット > レポート > 今週の注目ETF > 半導体株が急落!!再び買い場となるのか!?

半導体株が急落!!再び買い場となるのか!?

2017/12/01
投資調査部 榮 聡

11/29(水)の米国市場で、これまで相場の上昇を牽引してきた半導体株が急落しました。半導体セクターは「スーパーサイクル」に入る可能性が高いとみられ、来年に向けても物色の柱になることが期待されるため、押し目買いを検討してよいセクターと考えられます。過去1年のフィラデルフィア半導体株指数の調整のパターンを確認して投資戦略を検討してみました。

図表1:半導体株とテクノロジー株に投資するETF(上場投資信託)

取引 チャート コード 銘柄
買付 チャート SMH ヴァンエック ベクトル 半導体 ETF(SMH)
買付 チャート IXN iシェアーズ グローバル テック ETF(IXN)

※当社WEBサイトをもとにSBI証券が作成

〇半導体株指数の急落をどう捉えるか

11/29(水)の米国市場で、これまで株価の上昇を牽引してきた半導体株が急落しました。同日、S&P500指数が0.04%のマイナスに対して、「情報技術」セクターが2.6%下落していますが、フィラデルフィア半導体株指数が4.4%急落と、テクノロジー株の下落を主導したと言えそうです。

このようなときに、まず確認しなければならないことは、株価下落が(1)ファンダメンタルズの要因によるのか、あるいは、(2)市場内部の要因によるのか、ということです。

ファンダメンタルズの要因とは、「半導体メモリー価格が需要鈍化で下落に転じた」「半導体の大手企業が売上見通しを下方修正した」など業界の統計や当該業界関係者の見通しなどを指します。

一方、市場内部の要因とは、「某証券アナリストが株価に割高感がある」と言っているとか、「機関投資家がポートフォリオの入れ替えを行っている」など株式の需給や株式市場関係者の見方によって株価が動いた場合などを指します。

(1)の場合には、調整が深刻になる場合もあるため、内容を吟味して適切に対応しておく必要があります。一方、(2)の場合には、日柄または値幅による調整が終われば、従来のトレンドを取り戻すことが多いと言えます。いまのところ「ファンダメンタルズ要因」は挙げられておらず、「市場内部の要因」で下げたと見て良さそうです。

その「市場内部の要因」として考えられるのが、以下です。
(1)半導体株指数の今回の上昇ラウンドは9/26(火)に始まったと見られますが、11/28(火)までに17.4%の上昇となっていたこと(同期間にS&P500指数は5.2%の上昇)、
(2)パウエルFRB次期議長が規制緩和の余地があるとして、銀行セクターへの物色意欲が高まったこと、
(3)米連邦通信委員会(FCC)が「ネットワークの中立性」撤廃の方針を示して、通信セクターへの物色意欲が高まったこと、
(4)米国の税制改革による法人税減税への期待で、中小型株などへの物色意欲が高まったこと

半導体株指数の上昇に過熱感が出ていたことに加え、新鮮な材料で株価が動くセクターが次々と現れたことが調整の背景と考えられます。

〇半導体株の調整はどの程度となりそうか

半導体市場については、11/15(水)掲載の「半導体株、「スーパーサイクル」入りなら、さらに上昇!?」で述べた通り、「スーパーサイクル」となる可能性が高いとみられ、18年も物色の柱になることが想定されるため、押し目買いを検討してよいセクターと考えられます。

そこで、半導体株の相場が始まったと考えられる16年7月以降、フィラデルフィア半導体株指数が1日で4%以上急落した3つの調整パターンについて確認しました(図表2)。

A. 16年12/1(木)に4.9%下落・・・ トランプ大統領誕生による「トランプ・トレード」への物色シフトが要因で下落。翌日から反発して、5営業日目に高値を奪回。
B. 17年5/17(水)に4.4%下落・・・政治不安が要因でS&P500指数なども下落。翌日から反発して、4 営業日目に高値を奪回。
C. 17年6/9(金)に4.2%下落・・・テクノロジー株に割高感があるとのレポートがきっかけとされる。7/3まで調整が続き、高値奪回まで67営業日を要した。

調整が長引いたC.のケースでは、6/9(金)の急落から約2週間安値近辺でもみ合った後、一段安となりました。最終的な調整は、日柄では7/3(月)まで1ヵ月弱、値幅では6/8(木)終値1,138.25ポイントから7/3(月)終値1020.51ポイントまで10.3%の下落となりました。

今回はA、BあるいはCのどちらのパターンとなるか、現在物色が回っているテーマの強さなどにも影響を受けるため、まだはっきりしません。折衷案として、現在の水準で半分買いを入れ、1ヵ月程度様子を見て買い増すといった投資戦略が考えられるでしょう。

図表1にあげた「ヴァンエック ベクトル 半導体 ETF(SMH)」が注目できるでしょう。また、半導体株を含む「iシェアーズ グローバル テック ETF(IXN) 」にも注目できるでしょう。

図表2:フィラデルフィア半導体株指数

※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

図表3:主要半導体銘柄の11/29(水)の値動き

銘柄名

コード

株価
(11/29)
(ドル)

前日比
(%)

時価総額
(億ドル)

台湾セミコンダクター(*)

TSM

39.41

-3.7

2,123

インテル

INTC

43.95

-1.7

2,093

エヌビディア

NVDA

196.42

-6.8

1,277

ブロードコム

AVGO

271.50

-2.1

1,132

クアルコム

QCOM

66.52

-2.7

1,008

テキサス・インスツルメンツ

TXN

96.88

-2.6

980

ASMLホールディング

ASML

172.44

-6.4

795

アプライド・マテリアルズ

AMAT

52.91

-7.7

611

マイクロン・テクノロジー

MU

43.74

-8.7

553

ラムリサーチ

LRCX

194.64

-8.7

345

アナログ・デバイセズ

ADI

85.66

-1.6

321

マイクロチップ・テクノロジー

MCHP

86.58

-4.4

212

スカイワークス・ソリューションズ

SWKS

105.33

-2.1

197

ザイリンクス

XLNX

69.38

-3.9

181

KLAテンコール

KLAC

100.35

-6.4

168

注:フィラデルフィア半導体株指数構成銘柄のうち、時価総額上位銘柄です。*は、当社の取扱いがないことを示します。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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