2026-02-14 14:11:01

アルファベットA(GOOGL)Gemini・自動運転・次世代技術でAI時代の中核企業に

2026/2/5

投資情報部 谷 健一郎

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アルファベットA(GOOGL)は2026年2月時点で信用買・売建可能銘柄となっております

アメリカNOW!フラッシュ 米国株決算速報

4Q(10-12月期)決算速報(現地2/4引け後発表)

銘柄情報

「Google検索」や「ユーチューブ」などネット検索や動画を通じて広告を展開する、インターネット広告の世界最大手です。 AI ツールでは改良を続け「ジェミニ3」で評価が一変。高評価を得て、勝ち組の有力候補に踊り出ました。企業向けのクラウド・ビジネスではアマゾン、マイクロソフトに次ぐ3位。その他事業の「Other Bets」では自動運転によるタクシーを展開する「ウェイモ」が実績を積上げ、資本市場で1,000億ドル超の評価を獲得しています。時価総額ではエヌビディアに次ぐ第3位(2/4現在)。

 

  • 決算発表後の時間外取引(日本時間10:00時点):331.75ドル(-0.39%)

  • 売上高:1,138.3億ドル、前年同期比+18%(予想1,114.0億ドル〇市場予想を上回った

  • EPS:2.82ドル、前年同期は2.15ドル(予想2.65ドル〇市場予想を上回った

  

 通期会社見通し

  • CAPEX(資本的支出):1,750~1,850億ドル(予想1,195億ドル)市場予想を大きく上回った

4Qの売上高、EPSが市場予想を上回りました

通期の投資額見通しが市場予想超え。AI、クラウド、ユーザー/広告主の使用感改善向けに投資

引け後の時間外取引のチャート

決算のポイント

◆グーグル・サービス

  • グーグル広告売上高:822.8億ドル、前年同期比+14%(予想808.9億ドル〇市場予想を上回った

  • YouTube売上高:113.8億ドル、前年同期比+9%(予想117.8億ドル×市場予想を下回った

  • トラフィック獲得コスト:166.0億ドル、前年同期比+12%(予想161.9億ドル×市場予想より多かった

 

◆グーグル・クラウド

  • 売上高:176.6億ドル、前年同期比+48%(予想162.0億ドル〇市場予想を上回った

 

◆Other Bets

  • 売上高:3.7億ドル、前年同期比-8%(予想4.4億ドル×市場予想を下回った

  

◆財務動向

  • 売上総利益率:70.00%、前年同期は68.43%、前四半期は69.71%

  • 予想比較フリーキャッシュフロー:245.5億ドル、前年同期比-1%(予想143.3億ドル〇市場予想を大きく上回った

 

経営陣の主なコメント

  • (ピチャイCEO)4Q好調。通期の売上高は初めて4,000億ドル大台突破

  • 「Gemini 3」のリリースが大きな転機となり、プロダクト全体で勢いが加速

 

  • 検索は4Qで過去最高の利用数。AIモード/AIオーバービューを高速展開

  • 「Gemini 3」を検索AIモードへ直接統合。その結果、クエリ(命令文)理解の深化、Web探索の強化、インタラクティブUIを実装

  • 米国では、AIモードの1人当たり日次クエリ倍増。セッションは従来の3倍に伸び、音声・画像等の非テキスト検索が約1/6を占めた

 

  • グーグル・クラウド高成長。受注残高は2,400億ドルで前期比55%の大幅増

  • 新規顧客の獲得ペースが加速、10億ドル超の契約が過去3年の合計を上回った。既存顧客のコミットも当初比で30%超伸びた

  • 半導体、システム、ネットワーク、ソフトウェアの垂直統合をベースに、10年超独自のアクセラレータを構築してきた実績がある

  • 推論・トレーニングにおいて、業界をリードする電力効率とパフォーマンス効率を実現

  • シタデル・セキュリティ−ズなどの金融機関、メルセデスベンツなどの大企業、政府機関が利用

  • Geminiの企業利用は12万社超に達し、ユニコーンからグローバル企業まで幅広く契約。中でもSaaS上位の大半が採用

  • アップルの優先クラウドプロバイダーとして、そしてGeminiテクノロジーを基盤とした次世代のアップル・ファウンデーションモデルの開発に協力できることは光栄

 

  • YouTubuは、米国のリビングルーム視聴で約3年連続No.1ストリーミング(ニールセン調査)

  • サブスクリプションが好調で、アメフトのNFLサンデーチケットは過去最高の有料会員数だった

 

  • Waymo(自動運転タクシー)は最大規模の資金調達を完了、勢いを維持

  • 完全自動運転の移動回数は累計2,000万回超、週40万回超を運行

  • サービス地域を拡大しマイアミに進出。今後は全米・英国・日本の複数都市へ展開予定

 

  • 消費者の利用・課金状況は、Geminiのアプリは7.5億人の月間アクティブ・ユーザを有す。12月の「Gemini 3」リリース以降、利用が加速

 

決算を受けたマーケットの反応
「Gemini 3」のリリースをきっかけに世界からの評価を一変させたアルファベット。長年にわたり取り組んできた AI への重層的な有形・無形資産が、ここに来て真価を発揮しています。会話型AIなどのコモディティ化が懸念される中でも、同社の技術は 省電力・低コストが光ります。しかも 広告事業という強固なキャッシュ創出源を本業に据えることで、長期戦になるほど競合に差をつけられる可能性があります。

自動運転タクシー「Waymo」は本格展開でサービスエリアを拡大するなど、実用化への道を着実に歩んでいます。量子コンピューティングや宇宙関連への取り組み(SpaceX への投資実績を含む)といった次の成長領域を有している点も魅力です。これら新規事業が収益化のフェーズに入れば、業績の上振れ余地は一段と大きくなると見込まれます。
 
 

Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:356.36ドル

同、アナリスト・レーティングは5段階評価の4.72

最低投資金額:約52,200円(2/4終値、1ドル156.50円換算)

銘柄情報

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