ネビウス(NBIS)、オクロ(OKLO)が決算を発表!
2025/11/14
投資情報部 谷 健一郎
お知らせ
複数企業が決算発表を行ったため、要点をまとめた決算速報をお送りいたします。
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ネビウス・グループ(NBIS)、オクロ(OKLO)は2025年11月時点で信用買建可能銘柄となっております。
ネビウス・グループ(NBIS) 3Q(7-9月)決算速報 11/11
AI関連の技術開発に特化した企業です。事業別では、AIクラウドプラットフォームの「Nebius AI」、データ収集・アノテーション事業の「Toloka AI」、技術スキルの習得をサポートする「TripleTen」、自動運転車向け開発チームサービスの「Avride」などが含まれます。かつてロシアの検索エンジン大手ヤンデックス(Yandex)の傘下にありましたが、制裁措置の影響を受けて分離し、2024年8月にネビウス・グループへ社名変更しました。1989年に設立され、本社はオランダのアムステルダムです。
- 決算発表当日の株価:102.22ドル(-7.0%)
- 売上高:1.46億ドル、前年同期比+355%(予想1.57億ドル)×市場予想を下回った
- 調整後EPS:-0.40ドル、前年同期は-0.26ドル(予想-0.47ドル)〇市場予想を上回った
通期会社見通し
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売上高見通し:5.0~5.5億ドル、従来予想の4.5~6.3億ドルからレンジを修正
【決算のポイント】
- Metaと5年間、約30億ドル規模の大型契約を締結
- 2026年の契約電力は2.5ギガワットを見込む。2Q時点の1ギガワットから大幅上方修正
【決算を受けたマーケットの反応】
メタとの大型契約の発表や契約電力見通しの大幅上方修正などを発表しましたが、決算発表後の株価は売り先行となりました。現在、投資家はAIへの過剰投資に敏感になっており、同社などの設備投資先行型の企業は景気反転や過剰投資、設備の陳腐化などの影響を受けやすいため強弱感は対立しやすいと言えそうです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:159.17ドル
アナリスト・レーティングは5段階評価の4.75
最低投資金額:13,700円(11/13時点、1ドル154.70円換算)
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オクロ(OKLO) 3Q(7-9月)決算速報 11/12
次世代の高速炉を開発している企業です。高速炉は、高速中性子による核分裂反応をエネルギー源とする原子炉です。現在主流の軽水炉に比べて、ウランの利用効率が飛躍的に高くなり、また、有害性が強い核廃棄物の量を減らせることがメリットとなります。発電施設を所有して、契約した顧客に電力を供給する形の事業モデルが想定されています。2013年に創設、2024年3月にニューヨーク市場に上場、主要株主の一人にOpenAIのCEOサム・アルトマン氏がいます。
- 決算発表翌日の株価:111.17ドル(+6.7%)
- 純損益:-0.297億ドル、前年同期は-0.10億ドル(予想-0.164億ドル)×市場予想を下回った
- 調整後EPS:-0.20ドル、前年同期は-0.08ドル(予想-0.14ドル)×市場予想を下回った
- R&D/営業費用:0.149億ドル、前年同期は0.05億ドル(予想0.0962億ドル)〇市場予想を上回った
【決算のポイント】
- 現金同等物は約12億ドル、キャッシュバーン(現金消費額)も計画通り
- 欧州の原子力企業であるBlykalla社およびNewcleo社と新たな国際パートナーシップを締結、燃料製造能力の向上を図る
- 米国エネルギー省(DOE)の原子炉パイロットプログラム(RPP)に選定され、認可プロセスが加速
【決算を受けたマーケットの反応】
一部アナリストはAIによる計算能力は2030年までに現在の10倍に拡大すると予想します。オクロは現在、原子力によるエネルギー供給力を整備しており、米国エネルギー省による認可などでその能力は加速すると期待されます。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:109.98ドル
同、アナリスト・レーティング:5段階評価の3.79
最低投資金額:15,700円(11/13終値、1ドル154.70円換算)
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