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ゴリラ・テクノロジー(GRRR)売上増加、空売り残高もじわり増加

2025/8/15

投資情報部 谷 健一郎

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H1(1-6月)決算速報(現地8/14寄り前発表)

銘柄情報

AIベースのエッジビデオ分析、IoTテクノロジー、サイバーセキュリティのグローバルプロバイダー。監視カメラの映像をAIで解析する技術などを有しています。交通システムや企業向けのセキュリティ管理、スマートシティ、スマート工場などに同社サービスが活用されています。2022年にSPAC(特別買収目的会社)との合併を通じてNASDAQに上場しました。台湾で創業されましたが、2023年に運営本社をロンドンに移転し、米国や中南米、EMEAを中心にグローバル展開を加速しています。

 

  • 決算発表当日の株価:16.80ドル(-4.55%)

  • 売上高:3,930万ドル、前年同期比+90%

  • EPS:-0.43ドル、前年同期は0.17ドル

  • 営業利益:-907万ドル、前年同期は177万ドル

  

取引開始前に上半期決算を発表。売上高は増加したものの営業赤字となった

株価は出来高を伴い4.55%の下落となった

決算発表当日の日中足チャート

決算のポイント

 ◆財務動向

  • 現金/現金同等物合計額:1,011万ドル、24/12月期は2,170万ドル

 

 ◆ハイライト

  • 負債を2024年末の2,140万ドルから1,810万ドルに削減した

  • 25年7月に1.05億ドルの株式発行を完了、成長機会への資金を確保

  • 英国タイン港、台湾のワン−ハイ港、台湾企業のADE Corporationと契約締結した

 

経営陣の主なコメント

  • 台湾で2件、英国で1件のプロジェクトを有する。英国は既存顧客との関係拡大だが、台湾は新規顧客だ

 

  • ゴリラはもはや単なるテクノロジー提供のビジネスではない。政府や企業の業務運営に変革をもたらす、国家規模のAIサイバーセキュリティ、データ・インテリジェンスプラットフォームを提供している

 

  • 現在、タイ政府とスマート・スクール・プログラムを進めている。このプロジェクトは、教育分野だけでなく、スマート・クラウドインフラ、データベース統合、AI活用型データベース統合なども含まれる複合的なプロジェクトだ。契約条件などは協議中、事業モデルや納期はコメントを控える。正式な契約が締結出来次第公表する。数週間以内に詳細を発表できよう

決算を受けたマーケットの反応

同社は2025年3月から4月にかけてThe Bear Cave、Citron、Culperなど、著名なショートセラー[注]が相次いで空売りレポートを公開し、株価が急落。業績や成長性もさることながら、財務健全性やガバナンス体制等に市場の注目が集まっています。

4月以降の株価推移は比較的安定していますが、信用売り残高は7月末時点で259万株と、5月末の124万株から増加しております。決算発表は半期ベースで行われるため、期中の事業動向には引き続き注目が必要です。

[注]株価下落を予想し、空売りなどで利益獲得を狙う投資家

 

Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:31.00ドル

同、アナリスト・レーティング:5段階評価の5

ただしアナリストのカバーは2社のみ

最低投資金額:2,500円(8/14終値、1ドル147.30円換算)

銘柄情報

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