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2018-10-18 05:09:46

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アメリカNOW! 今週の5銘柄 〜世界最大級の家電見本市CESで注目の銘柄はコレ!?〜

2018/01/09
投資情報部 榮 聡

先週の米国株式市場は、堅調な経済指標、10-12月期決算への期待を受けて年明けから4連騰、週間でS&P500指数は2.6%の大幅な上昇となりました。今週は、急ピッチの上昇にやや過熱感があり、また、10-12月期決算発表を控えるため、もみ合いとなりやすいでしょう。家電見本市のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)が注目されると考えられます。

今回は家電見本市CESの関連銘柄としてアルファベット A(GOOGL)アマゾン ドットコム(AMZN)を、決算発表予定の企業からJPモルガン チェース(JPM)ブラックロック A(BLK)を、大手証券による格上げで株価上昇にはずみがついているシスコ システムズ(CSCO)を選んで今週の5銘柄といたします。

図表1:S&P500指数の一目均衡表(日足、3ヵ月)

※当社WEBサイトを通じて、SBI証券が作成

図表2:業種別指数騰落率・個別銘柄騰落率

S&P500業種指数騰落 1週 1ヵ月 3ヵ月
情報技術 4.6% 5.1% 12.0%
エネルギー 4.5% 9.4% 10.7%
素材 4.1% 6.3% 8.7%
一般消費財・サービス 3.3% 5.1% 11.1%
資本財・サービス 3.2% 4.8% 7.5%
ヘルスケア 2.8% 2.7% 2.5%
S&P500 2.8% 3.6% 7.8%
金融 1.6% 1.7% 7.8%
生活必需品 0.3% 1.4% 6.4%
電気通信サービス -1.2% 3.8% 2.2%
公共事業 -1.6% -6.5% -2.9%
騰落率上位(1週) 騰落率
シュルンベルジェ 11.0%
ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS) 8.4%
ゼネラル・モーターズ(GM) 7.9%
フェデックス 7.7%
ペイパル・ホールディングス 7.4%
騰落率下位(1週) 騰落率
オールステート -3.2%
インテル -3.1%
デューク・エナジー -2.3%
ネクステラ・エナジー -2.1%
エクセロン -2.1%

注:個別銘柄の騰落率上位、下位はS&P100指数が母集団です。データは1/8(月)時点です。
※BloombergデータをもとにSBI証券が作成

先週の米国株式市場

先週の米国株式市場は、年明けから4連騰して週間でS&P500指数ベースで2.6%と1年ぶりの大幅な上昇となりました。世界的に堅調な経済指標、年末に進んだ対ユーロのドル安、今週から発表が始まる10-12月期決算への期待などが背景にあると考えられます。また、税制改革法の成立が12/22(金)であったため、既に休暇に入っていたファンドマネージャーによるポジション調整の買いが集中した可能性も考えられるでしょう。

業種指数騰落率では、「情報技術」への物色が戻って上昇率トップとなり、また、原油価格の上昇を受けて「エネルギー」が続伸となっています。また、「素材」「一般消費財・サービス」「資本財・サービス」が平均を上回って、景気敏感業種が優位の相場展開が続いています。

先週発表の経済指標では、中国の12月製造業PMIが51.6(予想は51.6)、非製造業PMIが55(予想は54.7)と堅調、米国の12月ISM製造業景況指数が59.7(予想は58.2)と好調でした。一方、米国の12月ISM非製造業景況指数は55.9(予想は57.5)とまだ水準は高いものの、2ヵ月連続で低下となっています。12月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14.8万人増と予想の同19万人増を大幅に下回りました。小売業での前月比2万人の減少が響いています。

個別企業(今週の5銘柄に取り上げたもの以外)では、企業向けモバイルソリューションを提供するブラックベリー(BB)が中国のネット企業バイドゥ(BIDU)と自動運転の分野での提携を発表して株価が大幅に上昇したこと、テスラ(TSLA)の10-12月期販売台数が前年同期比27%増の29,870台となったものの、増産を進めている「モデル3」の生産台数は市場予想の4,100台に対して2,425台にとどまったこと、インテル(INTC)が同社製CPUにメモリーから情報を盗まれる可能性があるなどの脆弱性を認め、現在、マイクロソフトなど関係企業と防止に取り組んでいることを発表したこと、などが注目されました。

今週の米国株式市場

今週の米国株式市場は、急ピッチの上昇にやや過熱感があり、また、今週末から本格化する17年10-12月期決算発表を控えるため、もみ合いとなりやすいでしょう。市場の注目は、1/9(火)〜1/12(金)に開催される家電見本市CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)に集まると考えられます。

17年10-12月期の決算については、S&P500指数採用企業のEPSが、FactSet社の1/5(金)時点の集計で前年同期比10.5%増が見込まれています。7-9月期はハリケーンの影響でEPS成長率は同6.4%増まで落ち込みましたが、そこから回復の見込みです。業種別に増益を牽引するのは、エネルギー、素材、情報技術などとなる見込みです。

CESはラスベガスで毎年この時期に開催される世界最大級の家電見本市です。昨年はアマゾンの人工知能「アレクサ」が各社の製品に組み込まれていることが注目を集めましたが、今年も人工知能、IoT、自動運転などの分野の新技術の公開が注目されます。今年はアルファベットの「グーグル・ハードウェア」が8ブースで展示する予定で力が入っています。尚、メディア向けには1/7(日)から出展企業のプレゼンテーションが始まっています。

今週の主要な経済指標として、1/12(金)に中国の12月貿易統計(輸出は前年比10.0%増、輸入は同15.0%増の予想)、米国の12月小売売上高(前月比0.3%増の予想)などの発表が予定されています。米小売売上高は、10月が前月比0.5%増、11月が同0.8%増ですから、非常な好調が見込まれていると言って良いでしょう。

また、17年10-12月期の決算発表は、1/12(金)よりJPモルガンチェース、ウェルズファーゴ、ブラックロックなどから本格化します。

今週の5銘柄

今週の注目イベントであるCES関連銘柄として、出展に力が入っていると目されるアルファベット A(GOOGL)、これに対抗するアマゾン ドットコム(AMZN)を、また、今週決算発表予定の企業から、好業績が期待されるJPモルガン チェース(JPM)ブラックロック A(BLK)を、個別に米大手証券のメリルリンチが格上げして株価上昇にはずみがつきつつあるシスコ システムズ(CSCO)を選んで今週の5銘柄といたします。

今週の注目銘柄

買付 チャート 銘柄 株価
(1/8)
予想PER
(倍)
ポイント
買付チャートアルファベット A(GOOGL)1229.14ドル25.0 ・1/9(火)にラスベガスで始まる世界最大級の家電見本市CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で同社は8つのブースを確保しており、出展に力が入っていると見られます。展示のメインテーマは、スマートスピーカーの「グーグル・ホーム」とその背後にある人工知能「グーグル・アシスタント」と思われます。昨年のCESでは、アマゾンの人工知能「アレクサ」が多くの消費者向け製品に採用されていることが判明して注目を集めましたが、今年は同社が挽回を期すと見込まれます。

・「スマートスピーカー」およびその背後にある人工知能が株式市場で注目されるのは、消費者向けビジネスでスマートフォンの次の覇権争いの場と考えられるからです。スマートスピーカーのシェアでは、アマゾンに遅れをとっていますが、呼びかけに対する認識率では「グーグル・アシスタント」が「アレクサ」を凌駕していると言われます。また、同社はネット検索のトップであるため、膨大なデータを保有しており、このリードを保つことができると期待されます。先行するアマゾンとの差を縮めることができるか注目されます。
買付チャートアマゾン ドットコム(AMZN)1110.29ドル70.3 ・注目点は、CESでメインテーマになると目される「スマートホーム」の分野で、現在最もリードしている点です。また、米国の年末商戦が好調に推移したと見られ、特にネット通販へのシフトによって同社の10-12月期売上は好調であったと推定され、決算発表に向けて期待が高まりやすいと考えられます。

・Strategy Analytics社の調査によれば、17年7-9月期の世界のスマートスピーカーの出荷台数は、740万台で前年同期の90万台から8.2倍に拡大、うち67%をアマゾンの「アレクサ」を搭載したもの、25%をグーグルの「グーグル・ホーム」を搭載したものが占めます。アマゾンは、他社との提携でも先行しており、同社のホームページによれば、「アレクサ」によってできること(アレクサスキルと呼ばれています)は、25,000に達しており、この面でもグーグルを大きくリードしています。
買付チャートJPモルガン チェース(JPM)108.34ドル13.8 ・米国の大手銀行です。注目点は、(1)米国では緩やかながらも政策金利の引き上げが継続する見通しで、金利上昇の恩恵を受けると期待される、(2)パウエル次期FRB議長は、銀行の自己勘定を制限する「ボルカールール」を緩める意向で、規制緩和による恩恵が期待される、(3)米国の大手企業の中では国内事業の比率が比較的高く、法人税減税の恩恵が大きいことです。また、税制改革に伴う景気浮揚の恩恵が期待され、PERが13倍台と低い点も、上値の期待が大きい要因です。

・1/12(金)に17年10-12月期の決算発表が予定されています。収益が256億ドルで前年同期比5.4%増、EPSは1.63ドルで同0.6%増が見込まれています。同社の17年7-9月期決算は、トレーディング収入の低調で落ち込んだ法人金融・投資銀行部門の減益を消費者・地域銀行部門ほか2部門の増益でカバーして前年同期比3%増収、EPSは同10%増と堅調でした。
買付チャートブラックロック A(BLK)525.57ドル20.5 ・米国の資産運用大手です。注目点は、資産運用業界で起きている2つのトレンドから恩恵を受けていることです。トレンドの1つは、アクティブ運用からコストが安いインデックス運用へのシフトで、その受け皿となっているETF(上場投資信託)市場が世界的に急成長しています。同社は、ETF市場で世界シェア38%の「iシェアーズ」を擁し、運用資産の拡大が続いています。トレンドの2つ目は、世界経済の回復と今後の金利上昇懸念を背景とした、債券ファンドから株式ファンドへのシフトです。信託報酬は、債券ファンドよりも株式ファンドのほうが高いため、収益の改善につながると期待されます。

・1/12(金)に17年10-12月期の決算発表が予定されています。売上が33.6億ドルで前年同期比14.0%増、EPSは5.97ドルで同16.1%増が見込まれています。同社の17年7-9月期は、運用資産の純流入が960億ドル、運用資産総額が前年同期比17%増、売上が同14%増、営業利益が同15%増と好調でした。
買付チャートシスコ システムズ(CSCO)39.53ドル16.1 ・通信機器メーカーの世界大手で、主力はインターネット接続用のスイッチとルーターです。注目点は、(1)停滞していた売上が緩やかながら改善基調にあり、11-1月期の売上ガイダンスは、9四半期ぶりのプラスに転じる見込みであること、(2)法人税減税によって設備投資を増やす米企業が増える見込みで、同社は恩恵を受けると期待されることです。このような背景を受けて、1/12(金)には米大手証券のメリルリンチが格付けをニュートラルからBUYに引き上げて株価の上昇にはずみがついています。2007年の高値34.24ドルをクリアして、17年ぶりの高値に進んでいます。

・LANスイッチ、ルータなど主力のハードウェア製品の売上が停滞していますが、基調は徐々に改善しています。売上高は5-7月期に前年同期比4%減、8-10月期に2%減、11-1月期のガイダンスは同1〜3%増と改善傾向となっています。また、事業の重点をハードウェアからソフトウェアに移す取り組みを行っていますが、今年度はそれがさらに加速すると期待されています。

注:予想PERは、Bloomberg集計のコンセンサス予想EPSによります。シスコシステムズは18年7月期、その他は18年12月期です。
※会社資料、BloombergデータをもとにSBI証券が作成

主要イベントの予定

日付 経済指標・イベント 企業決算
8(月)・中国海外直接投資(12月)
・ユーロ圏景況感(12月)
・ユーロ圏小売売上高(11月)
・米消費者信用残高(11月)
9(火)・ユーロ圏失業率(11月)
・米中小企業楽観指数(12月)
・米JOLT求人(11月)
米国の家電見本市CES(ラスベガス、12日まで)
10(水)・中国資金調達総額(12月、15日までに発表)レナー
11(木)・ユーロ圏鉱工業生産(11月)
・米生産者物価指数(12月)
デルタ航空
12(金)・中国貿易統計(12月)
・米月次財政収支(12月)
・米小売売上高(12月)
・米消費者物価指数(12月)
JPモルガンチェース、ウェルズファーゴ、ブラックロック
15(月)・日本工作機械受注(12月)
16(火)・ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)シティグループ、ユナイテッドヘルスグループ
17(水)・EU27ヵ国新車登録台数(12月)
・ユーロ圏消費者物価指数(12月)
・米鉱工業生産(12月)
・米NAHB住宅市場指数(1月)
・米地区連銀景気報告(ベージュブック)
バンクオブアメリカ、ゴールドマンサックス、CSX
ザイリンクス(E)
18(木)・日本鉱工業生産(11月)
・米住宅着工・建設許可件数(12月)
・フィラデルフィア連銀景気指数(1月)
IBM、モルガンスタンレー
スカイワークスソリューションズ(E)
19(金)・ミシガン大学消費者マインド(1月)
・連邦予算措置の期限
アメリカンエキスプレス、シュルンベルジェ

※Bloombergデータ、各種報道をもとにSBI証券が作成

※本ページでご紹介する個別銘柄及び各情報は、投資の勧誘や個別銘柄の売買を推奨するものではありません。

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